2009年11月16日

2000年代を振り返るアンケート〜2003年

 リアルタイムで感じた2002年の印象は前半に良曲が集中していて、後半はイマイチ盛り上がりに欠ける年だったというイメージですが、果たしてどういう結果になったのでしょうか。

1.中島みゆき「地上の星」「ヘッドライト・テールライト」32票
2.Mr.Children「君が好き」「Any」「HERO」24票
3.浜崎あゆみ「Voyage」「Free&Easy」「independent」「July 1st」19票
3.松浦亜弥「桃色片想い」「Yeah! めっちゃホリディ」「The 美学」19票
5.宇多田ヒカル「光」「SAKURAドロップス」17票
5.BoA「VALENTI」「LISTEN TO MY HEART」「奇蹟」17票
7.島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」「シャンティ」16票
8.Dragon Ash「Life goes on」「FANTASISTA」15票
8.倉木麻衣「Feel fine!」「Winter Bells」15票
10.元ちとせ「ワダツミの木」「君ヲ想フ」「この街」14票
11.平井 堅「大きな古時計」「Ring」13票
12.氷川きよし「きよしのズンドコ節」「星空の秋子」12票
13.ロードオブメジャー「大切なもの」11票
14.Kinki Kids「カナシミブルー」「solitude〜真実のサヨナラ〜」「街」8票
14.ポルノグラフィティ「Mugen」「幸せについて本気出して考えてみた」8票
16.小田和正「キラキラ」7票
17.RIP SLYME「楽園ベイベー」「FUNKASTIC」「BLUE BE-BOP」6票
18.モーニング娘。「そうだ!We’re ALIVE」「ここにいるぜぇ!」5票
18.中島美嘉「WILL」「CRESCENT MOON」「ONE SURVIVE」5票
18.ゆず「またあえる日まで」「アゲイン2」「恋の歌謡日」5票
21.B’z「熱き鼓動の果て」4票
21.ケツメイシ「トモダチ」「花鳥風月」4票
21.嵐「a Day in Our Life」「ナイスな心意気」「PIKA☆NCHI」4票
24.GLAY「Way of Difference」「またここであいましょう」「逢いたい気持ち」3票
24.MISIA「眠れぬ夜は君のせい」「果てなく続くストーリー」3票
24.SMAP「freebird」3票
24.夏川りみ「涙そうそう」3票
28.桑田佳祐「東京」「可愛いミーナ」2票
28.CHEMISTRY「It Takes Two」「FLOATIN’」「My Gift to You」2票
28.KICK THE CAN CREW「マルシェ」「アンバランス」「sayonara sayonara」2票


 で、個人的ベストテン楽曲。
1.キンモクセイ「二人のアカボシ」
2.ZONE「証」
3.島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」
4.Mr.Children「君が好き」
5.YeLLOW Generation「北風と太陽」
6.倉木麻衣「Feel fine!」
7.CHEMISTRY「My Gift to You」
8.aiko「あなたと握手」
9.つじあやの「風になる」
10.ゆず「アゲイン2」


 中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」を何年に設定するかは結構難しく、リリースされた2000年、既に年間チャート100位に入っていた2001年、紅白歌合戦で歌われた2002年、その効果で1位を獲得した2003年と選択肢は非常に多いですが、やはり紅白での黒部ダムのステージが印象深かったということなのでしょうか、アンケートでは堂々の首位になりました。ただ同じようなロングセラーでも「涙そうそう」の夏川りみには3票しか入らず。この違いが個人的にはちょっと理解できなかったりします。ただいずれの曲も21世紀初頭を代表する名曲にカテゴライズされるのは間違いないことでしょう。

 Mr.Childrenも多く票を集めました。桜井和寿が病気で倒れて一時的に活動を休止したのがこの年。そういう意味では「Any」、そして退院後に発売された「HERO」が印象深い作品になりますが個人的には元旦に発売された、素直な内容の歌詞が特徴的な「君が好き」が一番好きなんですよね。

 浜崎あゆみは「independent」「July 1st」などが収録されている『H』がこの年の年間シングル1位なんですが、個人的にはこれが1位という実感は全くなかったりします。年末に主に歌われていたのは「Voyage」ですからね。むしろ印象に残ったのは松浦亜弥。「桃色片想い」はアイドルソングとしてこれ以上ないくらいの出来でビックリしました。「Yeah! めっちゃホリディ」も良いのですがやっぱりあややと言えば「桃色片想い」のイメージの方が私はしっくりきます。世間ではそうではないのかもしれませんが。

 宇多田ヒカルはシングルというよりやはり3rdアルバムの『DEEP RIVER』のイメージでしょうね。「traveling」を含めた3作のシングルも収録されていますがやはり前作ほどの圧倒的なものは感じませんでした。BoAはこの年「LISTEN TO MY HEART」でブレイク、韓国のポップス歌手が日本で成功するきっかけを作りました。島谷ひとみは「亜麻色の髪の乙女」が圧倒的でしたね。その美しいルックスと歌唱力も魅力でした。それとともに、前年の「明日があるさ」もそうなんですがこの曲をきっかけにかつてのヒット曲のカバーをシングルあるいはそれを集めたアルバムでリリースする機会が増えたような、そんな気がします。そういう意味でも意義深いヒットでした。それは平井堅の「大きな古時計」にも同じことが言えますね。

 この年はDragon Ashが例年以上にヒットした年でした。CMソングで人気を集めた「Life goes on」、そしてサッカー中継で使われた「Fantasista」。特に後者はライブの定番としてもう完全に定着していますね。日韓ワールドカップと聴いてこの曲を思い出す人も多いかと思います。それはポルノグラフィティ「Mugen」についても同様ですね。

 倉木麻衣の「Feel fine!」はシーブリーズのCMタイアップ。非常に爽やかな楽曲で個人的には大好きでしたね。

 元ちとせが「ワダツミの木」でデビューしていきなり大ヒットを記録したのがこの年。琉球仕込の個性的な世界観が話題となりました。

 あまり票は上がっていませんが、RIP SLYME、KICK THE CAN CREWといった新たなラップミュージシャンが多くブレイクしたのがこの年でした。大麻騒動であっという間に消えてしまいましたが、麻波25「SONS OF THE SUN」でブレイク、まだレゲエ色が薄かったMINMIも「The Perfect Vision」でデビュー、ラジオをきっかけにヒットさせました。ジャニーズでも嵐が「a Day in Our Life」でかつての少年隊「ABC」をサンプリング、これはかなりの意欲作でした。

 さて、個人的なお気に入りは上に書いた通りです。キンモクセイ「二人のアカボシ」ZONE「証」が双璧でしたね。キンモクセイは昔懐かしい雰囲気とボーカル伊藤俊吾の声が非常にマッチしていて凄く好きでした。なぜこの曲しか売れなかったのか、そしてなぜ年末にNHK以外声がかからなかったのかは未だに疑問です。多分華がなかったからでしょうけど(汗)ZONEはこの「証」でこれまでの青春バラードからロック調に曲風をガラリと変えてきました。これで曲の幅に広がりが見られるようになり、その後のZONEにも大きく影響を与えています。それにしてもこの曲のMIYUのブリッジのソロパートから畳み掛ける展開は何度聴いても絶品。その次の「白い花」もこれまでとは違う色を見せたバラードで素晴らしい作品でした。

 YeLLOW Generationの「北風と太陽」も忘れている人は多いかもしれませんが地味に名曲。「風になる」はジブリ作品『猫の恩返し』のテーマソング、ジブリの中でも一、二を争う名曲でしょう。aikoは「あなたと握手」も良いですが、この年に発表されたアルバム『秋 そばにいるよ』に収録されている「マント」「赤いランプ」「鳩になりたい」といった作品も良作。特に「赤いランプ」は隠れた名曲として取り上げられる価値はおおいにあるのではないでしょうか。

 上の項目に挙がっている曲以外で他に挙げるとしたらDo As Infinity「陽のあたる坂道」「真実の詩」ZONE「白い花」安室奈美恵「Wishing On The Same Star」矢井田瞳「アンダンテ」RAG FAIR「恋のマイレージ」といったところでしょうか。Do As InfinityとZONEはデビューから解散・活動休止までシングルはコンスタントに良作をリリースしていたように思います。RAG FAIRはこの年デビューしてやや勢いで売れた感はありましたが実力自体は確かなものがあったので、予想以上に早く売れなくなったのが少し意外でした。

 では2003年にいきましょう。「続きを読む」をクリックして投票してください。

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posted by Kersee at 00:05| Comment(0) | アンケート企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

Youtubeによる新曲レビュー(11月11日発売分・3)

 3曲では足りないので今回はもう6曲やります。その代わりレビューはいつもより簡略的に書きます。一気にいきましょう。

シド「one way」
 アニメ主題歌で一気にブレイクした「嘘」以来約半年ぶりのシングル。

氣志團「さよなら世界」
 今年は久々の音楽活動。シングルは実に2年3ヶ月ぶり。

坂本真綾「マジックナンバー」
 こちらも「雨が降る」以来1年ぶり、結構久々のシングル。

Berryz工房「私の未来のだんな様」
 今年3枚目のシングル。

渡り廊下走り隊「完璧ぐ〜のね」
 AKB48のうち4人で構成されたユニット。1月デビューでこれが3rd。

ももいろクローバー「未来へススメ!」
 デイリーチャート初登場6位を達成した新たなアイドル。シングルはこれが2nd。


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posted by Kersee at 20:06| Comment(5) | 新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

Youtubeによる新曲レビュー(11月11日発売分・2)

 今週は注目作が他にもかなり多いです。土曜日にも違う曲をレビューします。今回レビューするのはおそらく今後なかなか見られないであろうコラボレーション3作品。

DOUBLE&清水翔太「おやすみのキスを〜Good Night My Love〜」
 活動休止中のDOUBLEと、加藤ミリヤとのデュエットも記憶に新しい清水翔太のデュエット。

Slash「SAHARA〜feat.稲葉浩志」
 完全にチェックし忘れていました。元GUNS N' ROSESのギタリストSlashとB'zの稲葉浩志の国境を超えたコラボレーション作品。

上木彩矢 w TAKUYA「W-B-X〜W Boiled Extreme〜」
 上木彩矢のエイベックス移籍第一弾は『仮面ライダーW』の主題歌。TAKUYAとはそう、元JUDY AND MARYのTAKUYAです。


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posted by Kersee at 07:50| Comment(4) | 新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

2009年11月16日付オリコンアルバムチャート

 いつのまにか当ブログの記事数も1000を超えてしまいました。我ながらよく続いているものだ、と感心しきり。

1位 Bon Jovi『The Circle』(6.7万枚)
2位 Michael Jackson『Michael Jackson THIS IS IT』(6.7万枚)
3位 スキマスイッチ『ナユタとフカシギ』(4.6万枚)
4位 絢香『ayaka's History 2006-2009』(2.1万枚)
5位 リュ・シウォン『万華鏡』(2.0万枚)
6位 嵐『All The BEST! 1999-2009』(1.8万枚)
7位 Nirvana『Live at Reading』(1.7万枚)
8位 Zebrahead『Panty Raid』(1.2万枚)
9位 柴田 淳『ゴーストライター』(1.2万枚)
10位 Juliet『ラブ』(1.2万枚)


 洋楽アルバムが日本でも首位獲得、というのはよくある話ですが、1・2位獲得の上500枚差の接戦になった例はこれまであまりなかったのではないかと思います。首位を獲得したのはBon Joviで、これで5作目のランクイン。J-POPが優位に立つ傾向が強いオリコンのチャートで、洋楽のアルバムが5作目の首位というのは最多タイ、オリジナルになると3作連続でこれは新記録らしいです。全米デビューは1984年なので今作は25周年を飾る11thアルバム、という位置付けですが、人気の衰えを全くと言っていいほど見せません。

 スキマスイッチの3年ぶりのオリジナルは3位。活動休止の間に人気が落ち着いた感はありますね。もっとも彼ららしい音楽を聴かせてくれるのはむしろこれからではないかと思いますので、今後の作品にも変わらず期待したいところです。

 マイケル、絢香、嵐といったロングセラー作品以外は軒並み大きく順位を下げました。その影響で今週はTOP10内の初登場は多いです。5位のリュ・シウォンは7枚目のアルバム、固定ファン中心に安定した人気です。7位と8位は洋楽ですが、Nirvanaはライブ盤でZebraheadはなんと女性アーティストのカバーアルバム。洋楽でカバーアルバムというのはこれまであまり聞いたことがないので、Zebraheadの作品は少し気になります。

 9位の柴田淳も堅調な売れ行き。オリジナルでは3作連続初登場9位という珍しい記録になりました。これはある意味しっかりとした音楽を生み出すアーティストでないと作れない記録ではないかと思います。

 10位のJulietは1st。着うたダウンロードの好調ぶりを考えると少し物足りない数字かもしれません。


 それ以下の主な作品を紹介します。

20位 Various Artists『.LOVE more』
 エイベックス発のラブバラードコンピ。さすがにこのシリーズも売上的には下火でしょうか。

22位 BIGMAMA『and yet, it moves〜正しい地球の廻し方〜』
 初のTOP30入り。パンクバンドです。

25位 FLOW『カップリングコレクション』
 名前の通りの作品です。

29位 シーラカンズ/奥田民生『僕らのワンダフルデイズ サウンドトラック』
 この作品とは関係ないですが、最近「And I Love Car」がCMで使われて再び話題になっていますね。

37位 DOPING PANDA『anthem』
 ライブの人気ぶりを考えるとこの順位は低過ぎるかも。

41位 熊木杏里『はなよりほかに』
 6枚目の作品。

52位 PENICILLIN『Cell』
 もう古株と言っていい存在ですが、頑張っています。



 最後に、今日のデイリーランキングに初登場している作品紹介。
1位 大塚 愛『LOVE is BEST』(22895枚)
2位 氷川きよし『演歌名曲コレクション11〜ときめきのルンバ〜』(12121枚)
3位 九州男『(R)』(7078枚)
5位 吉田拓郎『18時開演 TAKURO YOSHIDA LIVE at TOKYO INTERNATIONAL FORUM』
6位 HAWAIIAN6『BONDS』
7位 Nora Johns『The Fall』
8位 DEAD END『METAMORPHOSIS』
10位 D'ERLANGER『D'ERLANGER』
11位 DEAD END『DEAD LINE』
16位 大橋トリオ『I Got Rhythm?』
17位 Eric Martin『MR.Vocalist Christmas』
18位 Green Day『爆発ライヴ!〜赤坂篇』

 新曲も収録されているという大塚愛のバラードベストが首位獲得。まだまだ事務所の後輩よりも存在感はある、ということを示していると言った趣でしょうか。

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posted by Kersee at 21:17| Comment(5) | オリコンランキング(weekly) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

2000年代を振り返るアンケート〜2002年

 現在のミュージックシーンで自ら曲を作って歌うことはもはや当たり前と言っても良い状況ですが、その先駆けとも言える偉大な方が本日96歳でお亡くなりになりました。そうです、「知床旅情」の森繁久彌さんですね。謹んでご冥福をお祈りいたします。

1.宇多田ヒカル「Can You Keep A Secret?」「DISTANCE」「traveling」35票
2.浜崎あゆみ「M」「evolution」「Endless sorrow」「Dearest」33票
3.CHEMISTRY「PIECES OF A DREAM」「Point of No Return」「You Go Your Way」23票
4.モーニング娘。「恋愛レボリューション21」「ザ☆ピ〜ス!」「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」19票
4.BUMP OF CHICKEN「天体観測」「ハルジオン」19票
6.Every Little Thing「fragile」「jump」18票
6.ZONE「secret base〜君がくれたもの〜」「GOOD DAYS」18票
8.B’z「ultra soul」「GOLD」15票
9.桑田佳祐「波乗りジョニー」「白い恋人達」14票
10.ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」「ヴォイス」13票
11.KinKi Kids「ボクの背中には羽根がある」「情熱」「Hey! みんな元気かい?」12票
12.鬼束ちひろ「眩暈」「infection」9票
13.w-inds.「Forever Memories」「Feel The Fate」「Paradox」8票
14.ゴスペラーズ「永遠に」「ひとり」「約束の季節」「誓い」7票
15.松浦亜弥「LOVE涙色」「ドッキドキ!LOVEメール」6票
16.嵐「君のために僕がいる」「時代」5票
17.Mr.Children「youthful days」「優しい歌」4票
17.倉木麻衣「Stand Up」「always」「冷たい海」4票
17.平井 堅「KISS OF LIFE」「Miracles」4票
17.m-flo「come again」「prism」4票
17.三木道三「Lifetime Respect」4票
22.矢井田瞳「Look Back Again」「Buzzstyle」「I’m here saying nothing」3票
22.Kiroro「Best Friend」3票
24.TOKIO「メッセージ」「カンパイ!」「DR」2票
24.aiko「初恋」「ロージー」「おやすみなさい」2票


 そしてこの年の個人的ベストテン楽曲は以下の顔ぶれ。
1.桑田佳祐「白い恋人達」
2.ZONE「secret base〜君がくれたもの〜」
3.BUMP OF CHICKEN「天体観測」
4.ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」
5.椎名林檎「真夜中は純潔」
6.福山雅治「Gang★」
7.宇多田ヒカル「DISTANCE」
8.浜崎あゆみ「Endless sorrow」
9.Mr.Children「youthful days」
10.Kiroro「Best Friend」


 21世紀に入るや否やCDシングルの売上が一気に暴落した年ですね。年間チャートを見るとそれはもう一目瞭然で1990年代の基準に慣れていた身としては結構な衝撃でした。売上低下がこれで終わらないのはもう皆さん周知の事実ではあるのですが。

 さてこの年は「宇多田ヒカルvs浜崎あゆみ」という年ですね。アルバムチャートで覇を競い合った週もあったりして(両方とも400万枚超!)それはそれは凄まじい争いでした。このアンケートでも僅差で1,2位を争うという非常にわかりやすい展開。ただ音楽面だけはもちろんのこと、活動面でも2人の内容は大きく異なります。

 宇多田ヒカルはシングルよりも2ndアルバム『DISTANCE』に全てが集約されていた印象でした。多く収録されたシングル曲はもちろん、アルバム曲も高クオリティのサウンドが勢揃い。21世紀の邦楽アルバムを選ぶとしたら5本の指にまず間違いなく入る作品でしょう。ベストテンに入れた「DISTANCE」はもちろんのこと、「Eternally」「蹴っ飛ばせ!」「サングラス」「ドラマ」といった楽曲も非常にレベルが高いです。さすがに『First Love』ほど売れませんでしたがクオリティに関しては彼女の作品の中でも一番だったのではないでしょうか。

 一方の浜崎あゆみはシングル中心。前年末の「M」に始まり「evolution」「NEVER EVER」「Endless sorrow」「UNITE!」「Dearest」と立て続けにリリース、その全てでオリコン1位を獲得。『A BEST』というベストアルバムまでリリースしました。それぞれの曲に特徴があって、特に個人的に「Endless sorrow」は地味ながらも見事な作品だと思っているのですが、正直言ってシングル出し過ぎだろという印象は否めなかったです。この年の印象が非常に強かったことは確かですが、それが次の年以降少しずつ目立たなくなった要因になったことも否定はできません。

 4位のモーニング娘。もこの年はほとんど休みなしでTVに出ていましたね。本体だけでなくタンポポ、プッチモニ、ミニモニ。、ソロ(後藤真希、中澤裕子)、カントリー娘。と石川梨華(モーニング娘。)、シャッフルユニット(三人祭、7人祭、10人祭)とありとあらゆるパターンで曲をリリースしまくっていました。人気というのは恐ろしいもので、この年のオリコン年間15位は「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」なんですよね。あまりのカオスさに眩暈がしそうになったのは言うまでもありませんが、本体のユニットの楽曲は遊び心も取り入れて非常にユニークかつ聴いていて楽しくなる良曲だったのがこの年でした。あと地味にカントリー娘。の「初めてのハッピーバースディ!」「恋人は心の応援団」はいかにもアイドルソングといった趣で、個人的には結構好きでした(汗)

 さて、アンケートで上位に入ったのはやはりある程度キャリアがあるアーティストよりもこの年にブレイク、あるいはデビューしたアーティストが多くなります。まずは3位のCHEMISTRY。『ASAYAN』というオーディション番組でデビューした2人ですが「PIECES OF A DREAM」が一気に100万枚超えの大ヒット。その後もコンスタントにヒット曲を出して、一気に男性R&Bの旗手的存在に躍り出ました。 

 BUMP OF CHICKENはこの年「天体観測」でブレイク。もう8年前の曲なんですがこの曲はもちろんのこと、このバンド自体未だに鮮度が全く失われていないような気がします。TV出演なしで、ルックスも全くインパクトのない、純粋に音楽とパフォーマンスで勝負しているバンドであることは現在も全く変わりがありません。だからこそ長く人気を保ち続けているのかもしれないですね。

 ZONEも「secret base〜君がくれたもの〜」でこの年大ブレイクしました。3rdシングルでそれまでの2曲は楽器を持って踊るスタイルでしたが、この曲から演奏もこなすようになりました。青春をテーマにしたこの曲は多くの中高生の共感を得ました。

w-inds.と松浦亜弥はこの年デビュー、そして当時既に知る人には知られている存在であったゴスペラーズもこの年大ブレイク。いずれもそれなりの票数を集めました。

 さてこの年の代表曲があるアーティストはやはり票が集まります。まずはEvery Little Thingの「fragile」。『あいのり』の主題歌でこれまでの数作以上のヒットを記録しました。B'zの「ultra soul」も気がつけばスタンダードナンバーになりましたね。Mステのスーパーライブでの大爆発は今でも語り草になっています。そして個人的には何と言っても桑田佳祐。「波乗りジョニー」「白い恋人達」、両方ともコカコーラのCMでバンバン流れていましたが双方とも耳に馴染みやすいメロディーで夏、冬という季節感にも完全に合致していました。特に「白い恋人達」は冬を彩るにはこれ以上ないほどの名曲と言って良いでしょう。ラテンのリズムが心地よいポルノグラフィティの「アゲハ蝶」も良かったですね。

 パフォーマンスで度肝を抜かれたのが鬼束ちひろの「infection」。1990年代半ばからスーパーライブは毎年欠かさず見ていますが、その中で1つステージを挙げるとしたら文句なしにこのステージを挙げたいです。人間の深部をえぐりとったような楽曲の内容もさることながら、それを表情や動きにまで鮮明に映し出している彼女の姿には何かが憑依しているとしか思えない、壮絶という言葉しか思い浮かばないほどの内容でした。何かを予見しているかもしれない、という意味ではこの曲がリリースされてすぐにあの忌まわしき同時多発テロがニューヨークで起こったことがそれに当てはまるのかもしれません。 

 ベストテンは我ながらベタな内容であまり突っ込み所がありません(汗)椎名林檎の「真夜中は純潔」は数あるアニメーションPVの中では一番の出来じゃないですかね。歌謡曲な雰囲気が完璧にマッチしていました。福山雅治の「Gang★」はとにかく歌っていて気持ちのいい曲なんですよね。他に挙げるとするならば、予想できない曲の進行にビックリした倉木麻衣「Stand Up」、バリバリ昭和歌謡ロックのGO!GO!7188「あぁ青春」、これまた複雑なメロディーが癖になるSOPHIA「STRAWBERRY&LION」、逆に単純な構成だからこそ伝えたいメッセージに感動できるスピッツ「夢追い虫」、浜崎あゆみの影に隠れていた感はあるものの安定感のあるボーカルと良質なメロディーが耳に残ったDo As Infinity「Desire」「遠くまで」「Week!」「冒険者たち」といったシングル曲。Coccoの「焼け野が原」の衝撃的なラストステージ、そして野猿のラストシングル「Fish Fight!」も今までの格好良さ台無しで(爆)、なかなか強いインパクトがありました。そう考えると一部の大ヒット曲は例外として、そこそこそれなりに売れている楽曲よりもヒットとは関係なく、特に歌詞よりも音楽面で個性的な部分が見えやすい楽曲の方が、少なくともこの年に関しては自分の好みにより近かったのかもしれません。


 さて、次は2002年のアンケートです。下の「続きを読む」をクリックして投票してください。大体どの年も誰が票を多く獲得するかはある程度想像つくのですが、この年に関してはあまり想像つきません(汗)皆さんの投票お待ちしています。

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posted by Kersee at 23:30| Comment(10) | アンケート企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

Youtubeによる新曲レビュー(11月11日発売分)

 ここに来てようやくと言うべきでしょうか、新顔が少しばかりではありますが、目立つようになってきた感じがします。ベテランや中堅どころも良いですが、やっぱり新たに目立つ人が出て来ないと市場も活性化しないですからね。

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11月18日発売曲で気になる曲は?


 ・山下智久「Loveless」

 ・the HIATUS「insomnia」

 ・Superfly「Dancing On The Fire」

 ・加藤ミリヤ「WHY」

 ・YUKI「COSMIC BOX」

 ・FUNKY MONKEY BABYS「ヒーロー/明日へ」

 ・Every Little Thing「冷たい雨」

 ・lecca「My measure」

 ・ガーディアンズ4,しゅごキャラエッグ!「PARTY TIME/わたしのたまご」

 ・MISIA「逢いたくていま」

 ・Diggy-MO’「Arcadia」

 ・Chara「片想い」

 ・サンボマスター「ラブソング」

 ・kannivalism「life is」

 ・スターダスト・レビュー「潮騒静夜」

 ・パク・ヨンハ「最愛のひと」

 ・angela「オルタナティブ」

 ・ユンナ「好きなんだ」

 ・川田まみ「Prophecy」

 ・多岐川舞子「海峡たずね人」

 ・のあのわ「Sweet Sweet」

 ・まきちゃんぐ「鼓動」

 ・甲斐名都「ワンダースノウ〜素直になって〜」

 ・上松秀実「Dear Lady」

 ・清水博正「いのちの灯り」

 ・その他

  結果
 -ブログでアンケート-
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 さて今週の新曲レビュー、2回やるか3回やるかはわかりませんがまずはこの3曲をレビューします。

嵐「マイガール」
 相葉雅紀が初めて主演を務めるドラマ『マイガール』の主題歌。今年4枚目のシングルになります。

EXILE「ふたつの唇」
 「MONSTER」「HURRICANE」に続く「GENERATION」。新生EXILE第3弾。月9ドラマ『東京DOGS』の主題歌にもなっているバラードです。

いきものがかり「なくもんか」
 「YELL/じょいふる」がロングセラーになっている中でのリリース。グループ魂の一人が脚本を書いて、別の一人が主演している映画『なくもんか』主題歌。

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posted by Kersee at 20:54| Comment(3) | 新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

Youtubeによる新曲レビュー(11月4日発売分・2)

 やはり今CDを売るために最も効果的なのがアニメのタイアップであり、それをきっかけに知名度を上げるアーティストが出てくることも多いわけであります。というわけで今回はそのタイアップで現在デイリーチャートを賑わせているこの3曲をレビューすることにしました。アニメに関しては何が何やらさっぱりわかりませんが…。

ステレオポニー「ツキアカリのミチシルベ」
 MBS他3局のみで放送されている深夜のアニメ『DARKER THAN BLACK』のOPテーマ。

T-Pistonz+KMC「つながリーヨ」
 元々はゲームのタイアップで、TXでアニメ化された『イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ブリザード』のOPテーマ。

fripSide「only my railgun」
 東京MXテレビを中心に、UHF各局をはじめとしてCS、ネットでも配信されているアニメ『とある科学の超電磁砲』のOPテーマ。

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posted by Kersee at 23:39| Comment(3) | 新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Japanese Music News(October 31 to November 5)

 今年も昨年と同様、12月はアーティスト別に今年の活動を振り返る記事が中心となります。それと同時に紅白歌合戦のブログも更新することになりますし、もちろん12月の新曲レビューを省くわけにもいきません。アルバムチャートも一応年度内集計については書く予定にしています。年末番組に関してはMステのスーパーライブ以外レビューするかどうかまだ検討中ですが。そうなると毎週書いているこの音楽ニュースの記事、なかなか更新できない可能性が高くなるものと考えられます。

 というわけで、今年のROCK IN JAPANで活用したTwitterのウィジェットをあらためて当ブログに表示させることにしました。パソコンの方から確認して頂きたいと思います。モバイルでは確認できないと思いますのでひとまずトップページのリンクを貼っておきます。こちらでは随時気になる音楽ニュースに対するつぶやきを書いていこうと思っています。この記事では今週分のニュースについて取り扱っていますが、今日のニュースに関してはもうそちらの方に表示させました。明日以降も随時Twitterの方に書いていきたいと考えています。
 なおこれに関しては基本的に読んでいただく人に考慮する文章は書かないつもりです。また音楽に全く関連のないつぶやきが反映される場合もおそらく多々あるかと思います。まあそれに関しては適当に対応して頂ければと(汗)。もちろんつぶやきに対するコメントやフォロー等も大歓迎なので、もしよければ是非お願いします。使い方に関しては、私からは慣れるまで頑張ってほしいとしか言いようがないですが(汗)

 今後ニュースに関しては大きなニュースがない限りTwitterでの更新のみに留める予定です。そのためJapanese Music Newsのブログでの更新は今回が最後になります。ご理解のほどよろしくお願いします。


・10月31日
ふかわりょうイベント、停電の前に無念の中止(BARKS)
 ある意味、ふかわりょうらしいオチという気がしないでもありません。


・11月1日
TMGEの軌跡を追うベスト盤&ライブDVD&映画続々発表(ナタリー)
 アベフトシが亡くなったからこそ振り返るには良い機会、という風に捉えればいいのでしょうか。

アニソン界初の野外フェス「ランティス祭り」大成功(ナタリー)
 9月末のイベントのライブレポがなぜかこの日に更新。文章や写真、出演アーティストの顔ぶれを見る限りまず間違いなく盛り上がった内容で、おそらく来年以降も恒例行事になるのでしょう。


・11月2日
中島みゆき2009年秋の紫綬褒章を受賞「棚から本マグロ」(ナタリー)
 この賞の受賞は紛れもなく大ベテランの証。

倉木麻衣@武道館、パレード、仮装、新曲披露ありのハロウィン・ナイト(BARKS)
 意外と今まであまりなかったタイプのライブ。魔女のコスプレの彼女が可愛いです。

代々木ヘキサゴンファミリーコンサートで2万4000人が感動(ナタリー)
 このコンサートのためにヘキサゴンでユニットを組んでいる、と言っても過言ではなさそうな雰囲気。オーディションまで開催して紳助は来年も稼ぐ気満々のようです。

小室哲哉「HOUSE NATION」に電撃参戦!復活ライブ披露(ナタリー)
 ちなみにこのイベント、鈴木亜美が出ています。「BE TOGETHER」でも披露しようものならとんでもないサプライズになりますが。


・11月3日
ユニコーンライブ盤に2009年ツアー、夏フェスなど全部入り(ナタリー)
 CD2枚組。今年の勤労ぶりを考慮しますとこれはものすごく厳選しているということになります。

矢井田瞳ママに!第1子となる女児誕生(ナタリー)
 おめでたです。いまだに大学在学当時のイメージが抜けないんですが。


・11月4日
大塚愛「Nコン」中学生の部に課題曲を書き下ろし(ナタリー)
 あんまりイメージがわかない人選なんですが、どういった曲になるんでしょうか。「Happy Days」「CHU-LIP」みたいな曲になったらどうするんでしょうか。まあそんなことはないでしょうけど。

FMラジオ史上最大の音楽賞、今年の大賞はRADWIMPSに(ナタリー)
 大体FMやCSのリスナーに投票させると10年前はゆず、ちょっと前ならバンプ、今ならラッド。相場が決まっているような感がありますけどね。まあでも確かに「おしゃかしゃま」の出来は凄いものがありましたが。

Act Against AIDS東京大阪追加発表でPerfume、BEGINら(ナタリー)
 パッパラー河合とPerfumeの出演日は同じなんですね。

Acid Black Cherry、声帯のう胞治療のため活動休止(ナタリー)
 まあゆっくり治してほしいと思います。


・11月5日
COUNTDOWN JAPAN第4弾でくるり、カジ、KREVAら41組追加(ナタリー)
 28日の顔ぶれが恐ろしいことになっています。見たいアーティストの時間の被りは1つや2つでは済まなさそうな勢い。

FM802主催年末フェスにThe Birthday、レミオ、黒猫ら追加(ナタリー)
 JAPAN主催のままだったらレミオロメンはおそらく出演しなかったような気もします。まあ基本的にはそんなに顔ぶれは変わっていないですが。

GReeeeN、メンバーHIDEがブログで解散報道を完全否定(ナタリー)
 とは言っても火のない所に煙は立たぬ。あと1人が歯科医の免許を取得すれば確実に重大な選択が迫られるだけに、数年以内に解散あるいは活動休止になるという覚悟はするべきでしょう。それにしてもさすが日刊スポーツ、毎年紅白の出場歌手のスクープを外しているだけありますね。Cocco、B'z、チャゲアス、財津和夫など思い当たる節が多過ぎます。

ヒルクライム、真冬の3rdシングルで「もうバイバイ」(ナタリー)
 予想以上に早いリリースです。妙にインパクトのあるタイトル。

Perfume、横浜の夜を笑顔と涙で満たしたツアーファイナル(ナタリー)
 ナタリーの真骨頂。とりあえず必見。



THEE GREATEST HITS(初回限定盤)(DVD付)

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もうバイバイ

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posted by Kersee at 00:09| Comment(5) | 音楽ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

2000年代を振り返るアンケート〜2001年

 結局GReeeeNはまだ解散しない、ということでいいんですよね。

 というわけで2000年を代表するアーティストのアンケートの集計とともにこの年の音楽を振り返っていきたいと思います。

1.サザンオールスターズ「TSUNAMI」「HOTEL PACIFIC」48票
2.倉木麻衣「Love, Day After Tomorrow」「Stay by my side」「Secret of my heart」35票
2.ポルノグラフィティ「サウダージ」「ミュージック・アワー」35票
4.浜崎あゆみ「SEASONS」「vogue」「SURREAL」22票
5.L’Arc〜en〜Ciel「NEO UNIVERSE」「STAY AWAY」19票
6.B’z「今夜月の見える丘に」「May」「juice」18票
7.宇多田ヒカル「Wait&See〜リスク〜」「For You」16票
8.氷川きよし「箱根八里の半次郎」15票
9.SMAP「らいおんハート」「慎吾ママのおはロック」14票
9.Kinki Kids「夏の王様」「好きになってく 愛してく」14票
11.モーニング娘。「ハッピーサマーウェディング」「恋のダンスサイト」「乙女、パスタに感動」「青春時代1.2.3!」13票
12.福山雅治「桜坂」「HEY!」12票
12.鬼束ちひろ「月光」「Cage」12票
14.Mr.Children「口笛」「NOT FOUND」10票
14.平井 堅「楽園」「why」「LOVE OR LUST」10票
16.椎名林檎「ギブス」「罪と罰」9票
17.嵐「SUNRISE日本」「感謝カンゲキ雨嵐」8票
18.aiko「ボーイフレンド」「桜の時」7票
19.大泉逸郎「孫」6票
19.小柳ゆき「あなたのキスを数えましょう〜You were mine〜」「愛情」6票
19.Whiteberry「夏祭り」6票
22.Misia「Everything」「Escape」5票
22.ゆず「嗚呼、青春の日々」「飛べない鳥」5票
22.藤井 隆「ナンダカンダ」5票
25.GLAY「とまどい」「MERMAID」4票
25.花*花「あ〜よかった」「さよなら大好きな人」4票
27.安室奈美恵「NEVER END」「PLEASE SMILE AGAIN」3票
27.hitomi「LOVE2000」「キミにKISS」3票
27.LUNA SEA「gravity」「TONIGHT」「LOVE SONG」3票
30.野猿「First Impression」「Chicken guys」2票


 ちなみにこの年の個人的ベストテン楽曲は以下の顔ぶれです。
1.サザンオールスターズ「HOTEL PACIFIC」
2.aiko「桜の時」
3.矢井田瞳「my sweet darlin'」
4.Misia「Everything」
5.Cocco「けもの道」
6.五木ひろし「山河」
7.DREAMS COME TRUE「SNOW DANCE」
8.JUDY AND MARY「mottö」
9.ポルノグラフィティ「サウダージ」
10.倉木麻衣「NEVER GONNA GIVE YOU UP」


 昭和の時代から続くJ-POP・歌謡曲シーンにおいて、この年ほど優れた楽曲が多く、活気に満ち溢れた年は存在しないと言っても過言ではないと思います。サザン、福山、SMAPなど中堅〜ベテラン勢が代表曲を発表し、宇多田ヒカル、倉木麻衣、椎名林檎、浜崎あゆみを初めとして新進気鋭の若手女性アーティストが大活躍。小柳ゆき、aikoが大ブレイクして鬼束ちひろ、矢井田瞳がメジャーデビューしたのもこの年でした。男性アーティストにおいてもポルノグラフィティ、平井堅、氷川きよしが大ブレイク、現在でも第一線でトップを走り続けています。

 アンケートではやはり「TSUNAMI」の印象が強かったということでサザンが1位になりました。この企画ではアンケート結果と同時にその年の個人的なベスト10も記すことにしますが、私としては「TSUNAMI」ももちろん素晴らしい作品ですが、その次が「HOTEL PACIFIC」という所にサザンの凄さを感じました。感動的なバラードの次の作品のパフォーマンスが同じバンドとは思えない面白さで、更に言うと超がつくくらいの歌謡曲と言っても良い曲の内容。ある意味「TSUNAMI」より感動した作品でした。コメントにもあった通り「この青い空、みどり〜BLUE IN GREEN〜」も良い曲ですがさすがにこの2曲の後では存在感が薄かったのではないかなと。

 この年の倉木麻衣はシングルを5枚リリース、デビュー曲を含めると6曲TOP10入りさせるとともにアルバム『delicious way』が年間1位、300万枚以上を売り上げる大ヒット。アルバムも名盤で、「delicious way」「Everything's All Right」なども素晴らしい楽曲でした。その中で一番好きなのはこれまでのシングル3曲とはガラリとイメージを変えた4thシングルの「NEVER GONNA GIVE YOU UP」。売上はあまり良くありませんでしたがとにかくこの曲は格好良いの一言に尽きました。

 ポルノグラフィティもこの年大ブレイクして、「サウダージ」「ミュージック・アワー」は今でも彼らのナンバーの中では圧倒的な人気を誇っています。「サウダージ」はあの早口の歌詞がたまらなくインパクトがあって、私もよくカラオケで歌いました。

 浜崎あゆみも豹柄のコスチュームが話題になったアルバム『Duty』、そしてシングルは春の3ヶ月連続リリースを含めて6枚リリースと一年中話題を振り巻いていました。ドラマ主題歌にもなった「SEASONS」が一番皆さんにとって印象深い作品だったと思いますが、私は「vogue」「Far away」にこそ彼女の真骨頂が表れているようにも感じます。 

 ラルクはこの年「STAY AWAY」のPVが話題を呼びましたね。最後の30秒くらいのためだけにあるPVというのもなかなかなかったと思いますが。

 B'zは「RING」を含め4枚のシングルをリリース。キムタク・常盤貴子の共演で視聴率30%近くを記録したドラマ『ビューティフル・ライフ』の主題歌「今夜月の見える丘に」や札幌のゲリラライブがPVになった「juice」がこの年の代表曲ですが、他のアーティストと比べるとそこまで目立った印象は個人的にはなかったり。

 宇多田ヒカルは「Wait&See〜リスク〜」のPVが半端なく金をかけていた印象があります。『First Love』で日本記録を樹立した前の年ほどではありませんでしたが、それでも凄くヒットしていましたね。年間3位のミリオンヒット。

 1990年代はJ-POPと対照的に演歌が低迷していた時期で、特に後半は「夫婦みち」「二輪草」がようやく年間TOP100に入る程度、男性に至っては紅白常連で一番の若手が山川豊(1981年デビュー)という惨憺たる状態でしたが、氷川きよしはまさに救世主的な存在でした。圧倒的な歌唱力とルックスで世のおばさま方のハートをゲット、それは10年経った今でも全く衰える気配を知りません。そして演歌の一発屋さえも出てこなくなった中で大泉逸郎の「孫」がミリオンセラーを記録したことも特筆すべきことでしょう。なお私のランキングの中で6位に入った五木ひろし「山河」は小椋佳作詞、堀内孝雄作曲。初めて聴いた瞬間に紅白の大トリ以外有り得ないと感じた、「千曲川」以上と言ってもいいほどのスケールの大きい名曲ですが、実際その年の紅白では大トリで歌われました。

 SMAPは「らいおんハート」が一般的人気、そして「慎吾ママのおはロック」が子供人気。どちらもミリオンセラーを記録しました。Kinki Kidsは『LOVE LOVE あいしてる』でメンバーが作詞作曲に挑戦した「好きになってく愛してく」が印象深いです。デビュー2年目の嵐、V6、つんくプロデュースのTOKIOもそれぞれ個性的な活動を展開していました。

 思ったより票が入りませんでしたが、モーニング娘。は前年「LOVEマシーン」から続く人気絶頂期を迎えます。ユニット含め風変わりな曲が多い印象がありましたが、タンポポの「乙女、パスタに感動」は歴史に埋もれさせるにはあまりに惜しい良くできた名曲だと個人的には感じています。

 「TSUNAMI」もそうですが「桜坂」、そしてTUBE「虹になりたい」GLAY「とまどい」も『未来日記』から生まれた名曲。いずれもその番組の枠内以上の名曲に昇華しているように思います。TUBEは久々の大ヒット曲でした。GLAYは前4年が凄かった分この年はインパクトが薄れましたが…。

 あとはベストテンから取り上げます。aiko「桜の時」ポップミュージックの奇跡とも言って差し支えない作品ですね。音の使い方があまりにも完璧で感動さえも憶えました。今考えれば2000年代に多かった桜ソングの先がけと言っても良いかもしれません。

 矢井田瞳はデビュー数ヶ月は椎名林檎と少し音楽が似ていた印象がありましたが(シングルでの話です。この年発表された『勝訴ストリップ』は当時の私には濃過ぎる作品でした)「my sweet darlin'」でそれを完全に払拭。1番の英語の歌詞を当時夢中で憶えたものでした。Misia「Everything」はドラマ『やまとなでしこ』の主題歌でもおなじみ、もうスタンダードナンバーと言っても良い超大作バラードでしたね。Coccoは一般的にはそこまで目立っていないかもしれませんが個人的には「けもの道」の歌唱に戦慄を覚えました。間奏のあの叫びにCoccoの全てが表れているようにも感じます。「SNOW DANCE」は正確には1990年代最後の楽曲なんですが(リリースは1999年12月24日)こちらに入れさせていただきました。他にもSads「忘却の空」the brilliant green「angel song−イヴの鐘−」、ややマイナーどころだとMONDO GROSSO「LIFE feat.bird」GO!GO!7188「ジェットにんぢん」「こいのうた」斉藤和義「アゲハ」スガシカオ「SPIRIT」も傑作。特に「ジェットにんぢん」の最後のオチの脱力ぶりは凄まじいものがありました。脱力と言えばT.M.Revolution「魔弾〜Der Freischutz〜」のPVもとんでもない内容でしたね。この年のSpace Shower TVのMVAは「STAY AWAY」でしたが、個人的にはこちらの方が凄いと感じましたが。

 とまあ長々と書きましたが、それだけ内容の濃い年だったということです。次の年以降もこれくらいの分量を書くことになるとは思いますが…(汗)というわけで2001年のアンケートも始めたいと思います。項目は下の「続きを読む」をクリックすれば出ますので、是非ご協力お願いします。

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posted by Kersee at 05:55| Comment(17) | アンケート企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

2009年11月9日付オリコンアルバムチャート

 ビクターが音楽事業撤退、コナミに売却。そしてPENTAXを買収。ビクター本体が赤字という状況で、また両市場の盛り上がりや将来性を加味するとビジネスとしては何も間違っていないと思いますが…。音楽業界的な見解から見ると伝統のあるレーベルがこうして撤退するというニュースはやっぱり残念です。しかしコナミが音楽事業というのもちょっとピンと来ない…。

1位 Michael Jackson『Michael Jackson THIS IS IT』(7.4万枚)
2位 ゴスペラーズ『Love Notes U』(3.2万枚)

3位 GLAY『THE GREAT VACATION VOL.2〜SUPER BEST OF GLAY〜』(2.9万枚)
4位 絢香『ayaka's History 2006-2009』(2.6万枚)
5位 ザ・クロマニヨンズ『MONDO ROCCIA』(2.0万枚)
6位 JAY'ED『MUSICATION』(2.0万枚)
7位 ヘキサゴンオールスターズ『WE LOVE ヘキサゴン 2009』(1.9万枚)
8位 Aqua Timez『The BEST of Aqua Timez』(1.7万枚)
9位 稲垣潤一『男と女2』(1.4万枚)
10位 鬼束ちひろ『DOROTHY』(1.4万枚)


 故人で稼ぐというのは日本でもZARDや尾崎豊の例を見てもわかる通り非常にスタンダードなビジネスですね。しかしMichael Jacksonくらいの人物になると規模が違います。『スリラー』など旧作も含む音楽ソフトについてはもちろんのこと、先日も墓がどうとか映画がどうとか、報道の加熱ぶりが全く納まりません。今回1位を獲得した作品は彼の遺作映画のサウンドトラック。イギリス・アメリカ・日本など各国で記録的な興行収入を記録しています。彼の凄さをあらためて思い知らされますね。なおオリコンでのMichael Jacksonの首位は『BAD』以来22年ぶり。

 2位のゴスペラーズはデビュー15周年を飾るベスト盤。5年前の『G10』は2枚組ベストでミリオンセラーを記録しましたが今回はCDに関しては1枚(初回特典にDVDあり)。その時とあんまり曲の顔ぶれが変わっていないような気がするのですが…。もちろん新曲も収録されているのですがどうも「永遠に」「ひとり」などの代表曲の方が目立ちます。

 5位のザ・クロマニヨンズは安定して売れているという印象ですね。一方のJAY'EDは1stアルバムで初のTOP10入りと健闘。JUJUの「明日がくるなら」の男性ラッパー担当、と言われればわかりやすいでしょうか。

 昨年女性とのデュエットカバーアルバム『男と女』をリリースして話題になった稲垣潤一。その第2弾が9位にランクイン。彼がTOP10入りするのはなんと15年ぶりらしいです。ポイントは「雨」を今の森高千里とデュエットしていることと、小林明子が「けんかをやめて」に参加しているのに「恋におちて」が収録されていることでしょうか(ちなみにこの曲は尾崎亜美とのデュエット)。

 鬼束ちひろの2年ぶりの新作は10位にランクイン。思ったより売れていない印象はありますが、まあ先行曲は完全に聴く人を選ぶ作品になっている感もあるので仕方のないところでしょう。冷静に考えればこれがミリオンヒットと言われるとそれはそれで怖いものがありますからね(汗)ただ音楽的な芸術性は相当な物がありますので、この作品もなんとか今年中にはチェックしたいところです。この人の良さが全くわからないという人はちょっと音楽を聴くには向いてないかも…(好き嫌いとはまた別の問題として)。


 それ以下の主な作品を紹介します。

14位 GRANRODEO『BRUSH the SCAR LEMON』
 男性2人組ユニット。ランティス所属。アニメ主題歌多し。ジャンルはロックらしいですが…。

15位 仙台貨物『凸〜デコ〜』
 ラストアルバム…になるんですかね。

18位 Weezer『Raditude』
 7作目のランクインです。

20位 Slayer『血塗ラレタ世界』
 アメリカのベテランヘヴィメタバンド。邦題がつくアルバムも最近では珍しいような。

33位 財津和夫『ふたりが眺めた窓の向こう』
 オリジナルは14年ぶり。小田和正とのデュエットも話題になりましたが、ちょっと一定以上の年齢層以外に訴求力が無くなっているのでしょうか。

62位 PERSONZ『BOOWY meets PERSONZ〜GIRLS, WILL BE GIRLS〜』
65位 PERSONZ『BOOWY meets PERSONZ〜BOYS, WILL BE BOYS〜』
 なぜか同年代のバンドをカバー。でもちゃっかり「Dear Friends」も収録されています、しかも両方に(爆)


 最後に、今日のデイリーランキングに初登場している作品紹介。
1位 Bon Jovi『The Circle』(13219枚)
2位 スキマスイッチ『ナユタとフカシギ』(10546枚)
4位 リュ・シウォン『万華鏡』
7位 Nirvana『Live at Reading』
8位 柴田 淳『ゴーストライター』
9位 Zebrahead『Panty Raid』
10位 BIGMAMA『and yet, it moves〜正しい地球の廻し方〜』
14位 Juliet『ラブ』
19位 FLOW『カップリングコレクション』

 Bon Joviを筆頭に今週は洋楽のリリースが目立ちます。そろそろまた洋楽の新曲レビューも1回くらい挟まないといけない時期ですかね。

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posted by Kersee at 21:53| Comment(8) | オリコンランキング(weekly) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする