このブログでは毎年恒例となっている、一昨日放送された『第40回思い出のメロディー』をレビューしたい所ですが、その前に7月4日に放送されて以来ずっと放置していた『第39回夏祭りにっぽんの歌』をレビューしたいと思います。
3時間の長丁場でステージも多く、また個人的にそこまで思い入れのある番組でもないので(過去この番組を通しで見たことは一回もありません)レビューとしてはかなり内容の薄い物になると思います。その点を留意の上読んでいただくと幸いです。
全員合唱「大東京音頭」
出演者の年齢層は皆さんが思っているほど高くはないと思います。でもお客様に若い人はほとんどいないですね。
なお司会は徳光和夫、大江麻理子アナ、中山秀征、青木さやか。先に司会の印象を書きますと、徳光はもうクビでいいです。歌終わりに喋るのは余韻台無しなので本当にやめてほしい。この番組でそう感じるくらいですから、年末のNTVの1億3000万人〜に関しては論外ですね。スタジオ番組ならともかく、生ではもうダメだと思います。ちなみに中山ヒデと青木のコンビ司会は特に問題ありませんでした。もう中山ヒデメインでいいんじゃないでしょうか。『ラジカルっ!』もなかなか評判良いと聞きますし。
曲の年代表示も出します。この番組の年齢層が年齢層なので、あえて和暦表示で。
安西マリア「涙の太陽」(昭和48年)
見た目はまだそんなに年齢高そうな感じしないですが、声はちょっと年齢を感じますね。
個人的にはTAK MATSUMOTOプロデュースの愛内里菜が歌うバージョンが一番好き。
浜村美智子「バナナ・ボート」(昭和32年)
いつ聴いても、この曲の訳詞は気が抜けるというか、格好悪いと思うのは私だけでしょうか?他にもそういう曲はあるのですがこの曲は間違いなくトップクラスの格好悪さ。一応当時の国民的ヒットですが原曲の方が遥かに良いと思います。
浜村さんの歌唱は70歳という年齢を考えると、衰えもなく、逆に年焼けした声が妙に合っていて、かえって味があって良いと思いましたが。
山本リンダ「狙いうち」(昭和48年)
しっかし最初の3人からメンツが濃すぎる…。
ヒット当時は世の中の男性を、それこそ虜にさせるようなステージでしたが、今はどちらかというと熟女マニアを虜にさせるような感じ(爆)ホットパンツにストッキングで見せる脚は、その手のマニアには大喜びだと思います。
中村美律子「河内おとこ節」(平成3年)
まさか今年の紅白でも歌うんじゃないでしょうね?
生脚全開なのは若い女性ダンサー。数年前に気志團の後に歌ったような衣装ではなく、普通の着物で安心。
水森かおり「熊野古道」(平成18年)
1コーラスだと3行だと済む歌詞テロップに絶句。ステージは特にいつもと変化なし。
冠 二郎「炎」(平成4年)
「燃えろ燃えろ燃えろ」「アイ・アイ・アイ・ライク演歌」「セイヤー!」。相変わらず無駄に暑いステージでした。いまやブレイク曲の「旅の終わりに」、紅白初出場を決めた「酒場」よりはるかに有名な曲となっています。
細川たかし「北酒場」(昭和57年)
昨年の一連の事件の影響での格落ち感が否めません。声の出がかなり良くないという印象。
関ジャニ∞「ワッハッハー」「ズッコケ男道」(平成20年、19年)
明らかに出演者の中で浮いてます。生演奏じゃないし。もう歌謡コンサートにも出てないのだから、この番組からも卒業で良いのではないでしょうか?
平田隆夫とセルスターズ「ハチのムサシは死んだのさ」(昭和47年)
実は「悪魔がにくい」の方がヒットしているのですが(5週連続オリコン1位。ちなみにこの曲は最高8位)テレビで歌ってるのを見たことないです。ちなみにその年のレコ大、紅白ではこの曲を歌ってました。だからこの曲の方が残ってるんでしょうね。
藤本美貴「恋のフーガ」(昭和42年、ザ・ピーナッツ)
そこまで無理してミキティを出す必要はないと思います。ハロプロでこの曲を歌ってた2人が出演不可能とはいえ。だったら安倍なつみと安倍麻美を出せばよかったのではないでしょうか。
そもそもソロでカバーさせることがおかしいのではないでしょうか。せめて松浦亜弥と一緒に出した方が…。
青い三角定規「太陽がくれた季節」(昭和47年)
3人組ですが2人での出演。それがなんとなく痛々しくもあり、悲しいです(理由はここでは書きません)。
ジェロ「氷雨」(昭和57年)
コーヒーのCMでもおなじみの曲。
日野美歌ほど良いとは思いませんが、佳山明生よりははるかに良いと思います。しかし本当に良い声してますねぇ。カバーも良いですが、個人的にはそろそろ新曲も聴きたいです。
氷川きよし「きよしのズンドコ節」(平成14年)
すっかりズンドコ節といえば氷川きよし、というくらいになりましたね。
黒いドレスにおかっぱ頭のダンサーが意味不明。紅白のパパイヤ鈴木とおやじダンサーズほどではないですけど、やっぱり意味不明。
田川寿美「しゃくなげの雨」(平成8年)
田川寿美の隠れた名曲。なかなかナイスな選曲です。
伍代夏子「忍ぶ雨」(平成2年)
伍代夏子の曲では一番ヒットした曲で(50万枚は売ってるはず)、紅白での初出場もこの曲なんですが、TVでこの曲を歌ってるのはかなり久々に見た気が。
藤あや子「むらさき雨情」(平成5年)
1990年代は毎年のようにヒット曲を出していますが、最近は新曲以外だとなんとなくこの曲ばっかり歌っているように思えるのは気のせいでしょうか。
村上弘明「霧の摩周湖」(昭和41年、布施 明)
『刺客請負人』番宣ついでに歌まで歌わされてます。
曲を出したことあるのかどうかは知りませんが、意外と歌うまいです。もう少しデビューが早かったらおそらく曲もリリースしてヒットしたのではないでしょうか。
田中 健「なごり雪」(昭和50年、イルカ)
どうせなら「あおい健」という芸名で歌ってた時の曲を歌えば良いかと思うのですが、多分本人が当時の曲を憶えてないんでしょう。
ケーナではなくギターを弾きながらの歌唱。だったらイルカか伊勢正三を出せば良いじゃんと個人的には思ってしまいます。
高田美和「白鷺三味線」(昭和30年、高田浩吉)
戦前〜戦後にかけて活躍した大スター高田浩吉の娘。
元が全くわからないので何とも。なんとなくその当時の曲っぽいなとは思いますが。
石橋正次「夜明けの停車場」(昭和47年)
1番を歌うところで思いっきり2番歌ってました。
香田 晋「船方さんよ」(昭和32年、三波春夫)
まあ香田晋の曲で今歌わせるべき曲は特にないですからねぇ。
西方裕之「夕焼けとんび」(昭和31年、三橋美智也)
まあ西方裕之の曲で今歌わせるべき曲は特に(ry
小金沢昇司「山の吊橋」(昭和35年、春日八郎)
まあ小金沢昇司の曲で(ry
神野美伽「無法松の一生(度胸千両入り)」(昭和33年、村田英雄)
この人なら「男船」とか「浪花そだち」とかでも問題ないんですけどね。
自分の持ち歌ではあまり見せることのない素晴らしい歌唱。こんなに歌うまいとは思いませんでした。度胸千両入りの歌唱はさっきの3人には歌えないのでは?
小松政夫「デンセンマンの電線音頭」「しらけ鳥音頭」(昭和51年)
しっかしこの番組でこれやりますかw どうせなら伊東四朗も呼んでほしかったところ。
ただリアルタイムで見たことない人にとってはちょっとピンと来ないかも。
左とん平「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」(昭和48年)
筋肉少女帯やらカンニングやらのカバーで知っている人は知っているかもしれない曲。
実はほとんど聞いたことないですが、なんともアバンギャルドな曲だなという印象。歌詞は今の時代にも通じるものがありますね。テレ東だけでなく、『思い出のメロディー』辺りにも出てほしいです。良いステージでした。
森本和子「酔いどれ女の流れ歌」(昭和45年)
珠玉というか、珠玉過ぎるような気もする感じ。
個人的には日吉ミミ「男と女のお話」とかなり印象が被ります。でもルックスは日吉さんよりいいかも。昭和45年らしいと言われれば、確かに昭和45年らしい。
高田恭子「みんな夢の中」(昭和44年)
この曲は昭和44年の紅白でも歌われてますし、たまに『思い出のメロディー』にも出ているのでそこまで意外性はないです。
ルックスは当時とそんなに変わってない感じ。結構美人だと思います。
白川奈美「遠くはなれて子守唄」(昭和46年)
暗い曲です。当時はそこそこヒットしたものと思われますが(夜ヒットにも出演してますし)よくわからない面が多いです。Wikipediaにも項目ないですし。
野路由紀子「私が生まれて育ったところ」(昭和46年)
15年くらい前に長山洋子がカバーしていたような。
なんとなく古きよき歌謡曲、というフレーズが似合う曲が続いています。
今でも現役なんでしょうか、それとも歌謡教室の先生でもやっているのでしょうか。高音の上に、かなり伸びのある歌声だったのに少しビックリ。
すがはらやすのり「千の風になって」(平成18年)
秋川雅史ではなく別の人を呼ぶ所がある意味テレ東らしいといいますか。
この人については名前は聞いたことあるような気がするのですが、イマイチピンと来ないです。美しい歌声で切々と歌っているような印象。秋川さんとはまた違う良い味を出していたように思います。
ボニー・ジャックス「ちいさい秋みつけた」(童謡)
小学校の時に習った記憶がありますが、あらためて聴くと小学生が聴いてピンとくる歌詞では絶対にないような気がします。どちらかというと大人が楽しむ叙情歌といった感じ。
一人だけ明らかに若い人がしましたが、メンバーチェンジしたんでしょうか?
デューク・エイセス「椰子の実」(叙情歌)
個人的に、この人たちにはこういった叙情歌ではなく黒人霊歌とか「いい湯だな」とか「筑波山麓合唱団」とか「女ひとり」とか歌ってほしいです。
何年経っても美しいハーモニーはさすがだと思いました。でもこの曲知らない…。
ダーク・ダックス「夏の思い出」(童謡)
まあ日本人なら誰でも知っている名曲ですね。
デュークやボニーと比べると、ちょっと衰えが否めません。まあ結成当時からメンバーが変わってないのはこの人たちだけだと思いますけどね(デュークはトップテナーの人が代わってます)。
ダーク、デューク、ボニー「おお牧場はみどり」(童謡)
50年後には、ゴスペラーズがこの役割を担っているのかもしれません。
高原 兄「完全無欠のロックンローラー」(昭和56年)
天下無双の一発屋と思いきや、今や羞恥心の作曲家として荒稼ぎ。世の中わからないものです。実にタイムリーなブッキング。
当時より明らかに中年太りしてますが、パフォーマンスは相変わらず。そして全くロックではないことも相変わらず。
タケカワユキヒデ「銀河鉄道999」(昭和54年)
この曲に関してはゴダイゴではなくソロでの出演が多いような気が。
永遠の名曲ではありますけど、タケカワさんは昔からあんまり歌うまくないんですよねぇ…。
年齢層を考えると仕方ないのですが、客のノリが悪い悪い。手拍子している人が半分もいないのは…。
岩崎良美「タッチ」(昭和60年)
お客さんの半分くらいがついていけてないような気が…。個人的にはかなりしっくりくるんですけどね。
個人的には姉より美人だと思います。機会があれば「赤と黒」「涼風」「あなた色のマノン」といった初期のアイドル時代の曲もTVで見たい所です。大ヒットはこの曲以外ないですが、地味に名曲は多かったりするんですよ。
瀬川瑛子「命くれない」(昭和61年)
いまだにこの曲が大ヒットした理由がわかりません。そんなにいい曲とは思わないんですけどねぇ…。確かに当時のアイドルソングの氾濫、シンセサイザーなど電子音を使った編曲の台頭の中にあって異質な曲かなとは思いますけど。
川中美幸「遣らずの雨」(昭和58年)
キャリアを増すごとに、歌唱に説得力が増している曲の好例。「幸せ演歌」のイメージが強い彼女ですが、だからこそ別れをテーマにしたこの曲の個性が増幅されているような、そんな気もします。
三沢あけみ「島のブルース」(昭和38年)
なぜか昭和38年という年は奄美大島をテーマにしたヒット曲が多かったりします。
年齢を考えると、この人のルックスはかなり若いと思います。声も相変わらず。
中島啓江「みだれ髪」(昭和62年、美空ひばり)
こういう形のカバーは新鮮だと思います。でも個人的にはオペラ的なよく響く大きな声で歌うよりは、船村徹氏のギター弾き語りで切々と歌う方がしっくりきます。よほどの人でない限りこの曲の世界を正確に表現することは不可能に思えるので、正直この曲に関しては安易にカバーすべき曲ではないと思います(あと「悲しい酒」も)。
秋元順子「人生一路」(昭和45年、美空ひばり)
「愛のままに…」がロングセラーを記録している今年になってから一気に仕事が増えた印象があります。
ちょっと緊張を隠せない感じの歌唱でした。
加藤登紀子「愛燦燦」(昭和61年、美空ひばり)
普通にうまいです。でもこの人の場合はやっぱり持ち歌がいいかな。
山川 豊「アメリカ橋」(平成10年)
相変わらずの名曲です。
堀内孝雄「竹とんぼ」(平成10年)
テレビでこの曲を歌うのは久々に見たような気が。
ほんの10年前なのにキーを下げないといけない所に、歌唱力の衰えを感じます。
前川 清「男と女の破片」(平成3年)
クールファイブも名曲が多いですが、ソロのこの曲もなかなかの名曲。当時は大人のポップスという趣でスマッシュヒットしました。福山雅治が作詞作曲した「ひまわり」を始めとして、ソロでも結構いい曲が多いんですよね。
でも番組の締めとしてはちょっと弱い気がします。ここは「そして、神戸」「東京砂漠」辺りの方が良かったような。
(総括)
意外と面白かったですが、CMが長いですね。それが最大の難点でしょうか。歌手の人選はNHKより良いのではないかと思います。
もう少し80年代のヒット曲があってもいいかなと思いましたが、観客を見る限りではそうでもなさそうなので、今後もこんな感じでやっていけばいいのではないかと思います。
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当日書き足りなかったことを書きます。
野路由紀子さんは、一時引退して
スナックのママをやっていましたが
最近歌手に復帰しました。
長山洋子さんがカバーしたのは平成7年です。
ボニージャックスもメンバーの一人が
病気で脱退して新しい人に交代しました
最後に司会者では、テレ東の女子アナは
まるで、地上デジタルの案内役ばかり
やらされているようで不憫に感じました。
岩崎良美は「I THINK SO」と「おねがいDarling」が好きでよくカラオケで歌います。
「ラジかるっ」などを見ていると、
自分より格下と思われる人に対しては上から目線ですし、
大物と言われる人との交流をやたら自慢げに話すので。
世渡りはうまそうですがね(笑)
「タッチ」は好きですが、自分はやはり宏美さんの方が好きですね。良美さんの他の曲を知らないので、何とも言えないのですが・・・。
中山ヒデ。「ウチくる?」は時々見ますが、「ラジかるっ」は、楽しみに見ていた「なるトモ!」を奪われた恨みがあるし、やかましいし、「ちい散歩」の方が好きなので見てません。
ボニージャックスはWikipediaでもそれについては触れられてませんでした。大江アナは同感というか、本来のアナウンサー的業務を全て青木さやかに取られてたといいますか。
>らぴっしゅさん
演歌はとにもかくにも業界全体が閉鎖的な感じがするんですね。新たな潮流を生み出そうという風土に乏しいといいますか。ジェロも元はと言えば秋元康が関わっているわけですから。売り方にしてもプロデュースにしても、全体的にかなりヘタな気がしてなりません。
>yuriaさん
年代的には40代くらいの方でしょうか?それくらいの年でないと挙げた曲はわからないような気がします(汗)「椰子の実」は全く習った記憶がないんですよね。
>Rockstarさん
昔は私も嫌いでした。でもしばらく見ないうちに彼の良さはなんとなくわかったような気はしました。なんというか、究極の便利屋といいますか。
>ステラさん
テレ東の歌謡番組といえば玉置さんですよね。そもそも昭和の時代だと当時歌われていた曲は「演歌」ではなく「流行歌」「懐メロ」という一括りのジャンルでしたから基本的にそういうのにはこだわらない方向なのかもしれません。
どっちも関東ローカルなんですよね(『ウチくる?』は関西のUHF局でも放送ありますが)。関東人にとっては『ラジかるっ』と『なるトモ!』はどっちの方が面白いと感じるんでしょう?関西では圧倒的になるトモなんですが。
私は、昔から、『ナイトスクープ』とか『パペポTV』とかの大阪制作の番組が好きな、特殊な関東人なのでw東京にも、『タモリ倶楽部』みたいな面白い番組はありますが、これも通常のバラエティとは、かなり異質ですし・・・。
ちなみに、4月からネット1時間のみネットしていた『ミヤネ屋』は、意外と健闘していることや、『ミヤネ屋』終了後にやっていた日テレ制作の情報番組が、散々な結果だったため、9月から2時間に拡大されました。