2008年09月30日

CDTVスペシャル!15周年プレミアライブ(その4)

 リアルタイムで見ていた番組が復活すると良いものです。例えば昨日のボキャブラ天国なんかまさにそんな感じでした。爆笑問題やネプチューンがネタで笑わせる所は久々に見たような気がします。

 というわけで、この番組のレビューも最後になります。一気に書いていきましょう。

 aikoとサザンオールスターズを交えてのMC。
 aikoは一般の人と交じってサザンのライブに参戦した模様。「夕方HOLD ON ME」「あっというまの夢のTonight」「顔」を歌ってくれたのが嬉しかったようです。自らのライブでも「いとしのエリー」「チャコの海岸物語」を歌ったようです。

サザンオールスターズ「ロックンロール・スーパーマン〜Rock'n Roll Superman〜」(2005年)、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」(1982年)、「I AM YOUR SINGER」(2008年)、「マンピーのG★SPOT」(1995年)
 活動休止を前にして、急遽出演が決まったそうです。
 いやぁ…………………TVでこんなライブを出来るミュージシャンはサザン以外絶対に無理でしょうね。1曲目からお客を温めて、2曲目で涙ぐませて、3曲目で感動的に盛り上げて、4曲目で乱痴気騒ぎ。「Ya Ya(あの時代を忘れない)」なんて26年前の歌なのに最近の曲よりもはるかに輝きを持っていますし、「マンピー…」に至ってはもう…。桑田さん以外の52歳の男があんなことやったら絶対捕まりますって。あれこそまさにサザンにしか許されないステージでしたね。単に泣かせることを目的としたライブとは比較にならないほど感動しました。凄いです。凄過ぎます。

GLAY「HOWEVER」(1997年)、「紅と黒のMATADORA」(2008年)
 GLAYも1990年代を代表する素晴らしいバンドですし、「HOWEVER」もこれから何十年と語られるであろう名曲です。新曲である「紅と黒のMATADORA」もロックバンドらしい格好良い雰囲気を非常に出しています。またTERUもいつも以上に凄く声がよく出てましたし、これ自体も十二分に素晴らしいステージです。
 でもサザンのあのステージよりはどうやったってかなわないのは分かりきっていることで、そういう意味では気の毒。絶対サザンは最後にすべきでしたよね…。

Every Little Thing「あたらしい日々」(2008年)、「fragile」(2001年)
 だいたいテレビでの持田さんの歌唱はイマイチなことが多いのですが、このステージでは良かったと思います。デビュー当時と声や発声法が変わってもかわいい笑顔は何ひとつ変わっていないように思います。
 「fragile」も確かにヒットした頃とは声質は変わってますが、今の彼女なりに精一杯観客に届けようという歌唱に見えました。それはそれでまた違う新たな個性を生み出しているように思います。


 福山雅治を交えてのMC。歌前のMCの一節を結婚式にも流用するようになったとか。

〜CDTVゲストライブコレクション(2005年)〜
YUKI「JOY」
 ソロでこの番組にも出ていたんですね。個性的なPVはSpace Shower TV主催のMVAのグランプリを受賞。
D-51「NO MORE CRY」
 『ごくせん』の主題歌で大ヒット。
レミオロメン「南風」
 おそらくこれがCDTV初登場ではないかと思います。
木村カエラ「リルラ リルハ」
 sakusakuのMCから全国区に知られるヒットのきっかけになったのが携帯のCMに起用されたこの曲。
安室奈美恵「WANT ME, WANT ME」
 おなじみのダンスナンバー。
浜崎あゆみ「STEP you」
 1,2,3,4という部分に個性を感じるこの年の彼女の代表曲。
スキマスイッチ「全力少年」
 この曲でスキマスイッチを知ったという人はきっと多いはず。
Crystal Kay「恋におちたら」
 こちらはこの時点で既に知名度はありましたが、シングルでの大ヒットは意外にもこれが初めて。
AI「Story」
 R&B色の強い女性シンガーが歌ったバラードがこの年ロングセラーに。
倖田來未「Butterfly」
 「エロかっこいい」という流行語を生み出し、ベストアルバムがミリオンに輝いてブレイクしたのもこの年。
YUI「Tomorrow's way」
 YUIはこの年デビューしてこれが2ndシングル。彼女の曲の中でもトップクラスに入る名曲だと思います。
伊藤由奈「ENDLESS STORY」
 映画『NANA』のレイラ役に抜擢され、スクリーンで歌われたこの曲が現実でも大ヒット。
大塚 愛「プラネタリウム」
 今ではバラードのスタンダードナンバー的存在。花火の効果音も懐かしいです。
WaT「僕のキモチ」
 ウエンツ瑛士と小池徹平の2人組ユニット。自ら作詞作曲、ギター演奏もこなし芸の幅の広さを見せました。
コブクロ「桜」
 コブクロの2人がデビューする前に初めて作ったという曲。
レミオロメン「粉雪」
 冬を代表する名バラード。サビの歌い上げる部分はカラオケでも大人気。

〜CDTVゲストライブコレクション(2006年)〜
絢香「I believe」
 デビュー曲がいきなりドラマ主題歌として起用されて大ヒット。安藤美姫のエキシビジョンでもおなじみ。
湘南乃風「純恋歌」
 メンバー初のラブソングが大ヒットを記録。
いきものがかり「SAKURA」
 WBCの時に多く流れたCMで使われて話題を呼んだ曲。
SEAMO「マタアイマショウ」
 シーモネーターからSEAMOへ。温かい歌詞が評判を呼びました。
伊藤由奈「Precious」
 スケールの大きなバラードは彼女にはピッタリ嵌りました。
mihimaru GT「気分上々↑↑」
 ノリノリのディスコでこの2人はこの年ブレイク。
倖田來未「恋のつぼみ」
 関西弁を歌詞に盛り込む大胆さが話題を呼びました。
秋川雅史「千の風になって」
 紅白で歌われたことで更なる話題を呼び、CDが売れなくなった時代に約150万枚というセールスを記録、今もなおヒットは続いています。
手島 葵「テルーの唄」
 ジブリ映画『ゲド戦記』のテーマソング。民族音楽っぽさが話題に。
浜崎あゆみ「BLUE BIRD」
 恒例ともいえる彼女の夏うたのひとつ。
ポルノグラフィティ「ハネウマライダー」
 ポカリスエットのCMで起用されヒット、後期のポルノの代表曲。
Aqua Timez「決意の朝に」
 アルバムから火がついた後でリリースされたメジャー1stシングル。
Kaoru Amane「タイヨウのうた」
 確かこれが唯一の音楽番組出演だったはず。この1年後にあそこまでバッシングされるとは…。
絢香「三日月」
 若い女性のカラオケの定番といえば今はやっぱりこれ。
Mr.Children「しるし」
 ドラマ『十四の母』の主題歌。ダーリンダーリンという歌詞が印象的。
チャットモンチー「シャングリラ」
 徳島が生んだ個性派ガールズロックバンドはこの曲で火がつきました。

〜CDTVゲストライブコレクション(2007年)〜
EXILE「Lovers Again」
 ダンスナンバーながらも切なく歌い上げる楽曲はEXILEの代表曲に。
安室奈美恵「Baby Don't Cry」
 この頃になると音楽番組出演が少なくなりました。
宇多田ヒカル「Flavor Of Life」
 ドラマ『花より男子』の挿入歌として、久々の大ヒットを記録しました。
ゆず「春風」
 TV出演の少なかった彼らですが、この曲では各番組に出演していました。
YUI「CHE.R.RY」
 YUIはこの年出す曲全てが大ヒット、ライブでは非常に盛り上がる曲。
EXILE「SUMMER TIME LOVE」
 EXILEにとっては珍しい夏をテーマにした楽曲。
湘南乃風「睡蓮花」
 本来の彼ららしいレゲエ満載の楽曲。
大塚 愛「PEACH」
 『イケメンパラダイス』のテーマソングでお馴染みの、彼女らしいお遊び心満載の曲。
織田裕二「All my treasures」
 ビックリするくらい盛り上がらなかった大阪世界陸上のメインテーマ。印象に残っているのは「キターーー!」くらいかなぁ。
Perfume「ポリリズム」
 Perfumeが広く知られるようになったきっかけはこの曲のヒットでした。
SoulJa「ここにいるよ feat.青山テルマ」
 今じゃテルマばかりが注目されていますが、もとはSoulJaがメインの楽曲でした。
Mr.Children「旅立ちの唄」
 映画『恋空』の主題歌として、女子学生に多くの涙を誘いました。
Hey! Say! JUMP「Ultra Music Power」
 これからのジャニーズを背負っていく存在です。
ERIKA「Destination Nowhere」
 あらためて見ると、1年前と全く印象が違います。
新垣結衣「heavenly days」
 昨年末のアルバムが彼女の音楽活動の始まり。
桑田佳祐「ダーリン」
 桑田さんのソロの集大成ともいえる作品。


福山雅治「VS.〜知覚と快楽の螺旋〜」(2007年)、「HELLO」(1995年)、「明日の☆SHOW」(新曲)
 今年映画化される『ガリレオ』のメインテーマで幕を開けた後に往年の名曲「HELLO」を披露。誰もが知っている名曲であり、なおかつテンポの良い楽曲ということで盛り上がりましたね。
 最近の福山さんの曲は良く言うと聴かせる曲、悪く言うと盛り上がりに少し欠ける曲が多いので、なおさら久しぶりに聴いたような感じがしました。新曲は「HELLO」で盛り上がった後ということで盛り下がることは決してなかったのですが、トラックとして聴いた場合だとどういう風に感じるのでしょうか。曲自体は福山さんらしい良い曲だと思いましたが。

 奥田民生さんからメッセージ。女の子のキャラクターの好みのタイプが民生さんから別の人に変わっていたことにちょっと怒ってました。

浜崎あゆみ「Mirrocle World」(2008年)、「SURREAL」(2000年)
 ラストは21世紀の音楽界の頂点にずっと立ち続けている彼女。
 耳の状態がここ数年ずっとよくないだけあって音程は相当怪しいですが、そんなことはほとんど気にする必要のないステージを見せていたと思います。激しいダンスに早替えまであったりするパフォーマンスは見事という一言に尽きました。そして歌っている時の表情というか目がもう真剣そのもの。まさに全身全霊をぶつけた渾身のステージを見せていたと思います。だからこそ10周年を迎えた今でも広い支持を得られるということがよくわかりますね。


(おわりに)
 ここ数年のTBSは報道ダメ、バラエティもダメ、ドラマもダメ、スポーツ番組に至っては最低といった感じで、良い所を探す方が難しい状態ですが、少なくとも音楽に関してはまだ良いスタッフが残っているんじゃないかということが再確認できた番組でした。CDTVの15年の歴史をライブラリーでじっくり楽しむことができ、出演してくれたアーティストも一人残らず素晴らしいステージを見せていて、文句なしの出来だと思います。ただこの内容を毎年見せるのは難しいと思うので、5年に1回の恒例行事としてまた楽しませてくれればいいかなと個人的には思います。
 なにせゴールデンの時間帯にやっている音楽番組を騙ったバラエティ番組の方にはろくなスタッフがいないので、なおさらCDTVには今まで通りに、土曜日の深夜の音楽情報番組として支持されてほしいと心から願います。

posted by Kersee at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 特別番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この15年間をみるとミスチルが安定してますね。
「TSUNAMI」「桜坂」あえて?歌わなかったのは良かった。
あゆ、トリなら3曲歌っても良かったのでは。
Posted by あおべえ at 2008年09月30日 10:37
2005年くらいになると、売れる音楽もガラリと変わってきますね。でもやっぱり90年代が一番良かったですね。
サザン・・・全てに置いて完璧すぎるステージ。それしか言いようがありません。ここ最近のTVのライブの中でもトップに入るくらいです。「マンピー〜」での桑田さんのはじけっぷりはホントにお見事でした。
GLAY・・・「HOWEVER」はいつ聴いてもいいですね。「紅と黒のMATADORA」もカッコいいです。世間的には「I LOVE YOUを探してる」の方が人気なんだろうけど、私はこっちの方が好きですね。
ELT・・・もっちーの声は調子良さそうでしたね。今後もマイペースに活動して欲しいなとそう思いました。
福山・・・「vs〜」は、ギタリストとしての福山さんを見れるので、個人的には好き。「HELLO」も、盛り上がりには最適ですね。新曲もよさげ。
あゆ・・・激しいパフォーマンスお見事でした。「SURREAL」はあゆの曲の中では好きなほうです。
Posted by ミツ at 2008年09月30日 18:35
サザン・福山さん・ポルノの競演がこの番組で見れたのは意外でした。(Mステでは去年の年末特番でソロで桑田さんと福山さんとポルノの競演はあったと思いますけど。)で今度は今週のMステ特番で、福山さん・ポルノ・パフュームの競演があるのでそれはそれでまた楽しみにしてます。
Posted by マルカン at 2008年09月30日 23:00
TBS系特番「クリスマスの約束」忘れちゃ困りますぜ(微笑)
今年もあります。

ちなみに半年ぶりに現場に来ませんか?
場所は京セラドーム大阪、日付は12/20(土)
ものは当然…(ニヤ)
Posted by SHIN at 2008年09月30日 23:42
>あおべえさん
 ミスチルも1999年辺りは決して安定していたとは言い難かったのですが、2001年以降はかなり安定しているといって疑いないでしょうね。

>ミツさん
 こうライブラリを眺めていると、どうしても90年代の方が豪華だと思えて仕方ないんですよね。売り上げ以前にアーティストや曲からそれを感じます。残念なことでもあるのですが…。
 「SURREAL」は私も好きですよ。彼女は1999年〜2000年辺りが楽曲的に絶頂期だったと思っています。

>マルカンさん
 本当ですね。3組そろってアミューズですね、言われてみれば。レビューする予定はないですが、Mステも楽しみにしてます。

>SHINさん
 いずれにしてもゴールデンの時間帯でないというところが少し悲しいですね。
 小田さんですよね。初のドーム公演と聞いております。行きたいのはやまやまなんですが、なにぶん先立つものが…。
Posted by K-Marine at 2008年10月01日 02:15
ここ十数年、ゴールデンより深夜手前の番組の方が面白い気がします。

あら、残念。
何なら棒茄子まで待ちますが?
Posted by SHIN at 2008年10月01日 20:47
>SHINさん
 …コメント欄向きの話題ではないような気がします。もし良ければメールお待ちしております。
Posted by K-Marine at 2008年10月02日 23:25
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