ブログ開設以来もう毎年言っているのでいい加減書く方も飽きてきましたが、もうやる必要ないですよね。今の時代に全く合っていません。これは以下の優秀作品賞と新人賞の顔ぶれを見れば明らかだと思います。
(優秀作品賞)
EXILE「Ti Amo」(エイベックス・LDH)
倖田來未「Moon Crying」(エイベックス・avex entertainment)
東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう?」(エイベックス・SMエンタテインメント)
谷村奈南「JUNGLE DANCE」(エイベックス・ヴィジョンファクトリー)
w-inds.「アメあと」(ポニーキャニオン・ヴィジョンファクトリー)
mihimaru GT「ギリギリHERO」(ユニバーサル・tearbridge production)
青山テルマ feat.SoulJa「そばにいるね」(ユニバーサル・Infiniti Music Publishing)
氷川きよし「玄海船歌」(コロムビア・長良プロ)
水森かおり「輪島朝市」(徳間・長良プロ)
℃-ute「江戸の手毬唄U」(Zetima・アップフロントエージェンシー)
秋元順子「愛のままで…」(キング・APC BRAIN)
斉藤和義「やぁ 無情」(ビクター・ロードアンドスカイ)
(新人賞)
GIRL NEXT DOOR(エイベックス・avex entertainment)
福井 舞(エイベックス・avex entertainment)
キマグレン(ユニバーサル・エドワードリミテッド)
桜井くみ子(クラウン・プロダクションオーロラ)
ジェロ(ビクター・ぐあんばーる)
今年の音楽のヒット云々よりも、現在の芸能事務所の圧力の具合がはっきりとわかる結果になっております。ちなみに日本有線大賞も例年そんな感じですし、目新しいアーティストも特にいないような感じなので今年はレビューしないことにしました。
そもそもレコード大賞に対する芸能事務所・レコード会社の介入は今に始まったことではなく、1964年の「愛と死を見つめて」や1966年の「霧氷」の時点で既に言われていたこと。この2曲、リアルタイムで生まれてない人で知っている人はどれくらいいるんでしょうか?「いつでも夢を」「こんにちは赤ちゃん」辺りなら20〜30代でも知っている人は多いでしょうけど。
と言いつつも、1970年代〜1980年代前半辺りまでのレコード大賞の全盛期には見ている方にも誰が受賞するのかという緊張感を持たせていたように思います。実際の裏事情はともかくとして、放送上では審査委員が大賞受賞者を協議している様子、時には公開で投票が行われたりして、少なくとも見ている方にはある程度の公平性も感じさせる作りになっていたように思います。
現在レコード大賞に対する影響力を最も強く持っているのは言わずと知れたバーニング事務所社長の周防郁雄氏。今年で67歳を迎えます。大賞受賞者も今はこの人の鶴の一声で決まるというもっぱらの噂。本当かどうかはわからないですが。まあ大賞はともかくとしても優秀作品賞や新人賞の選定に関しては結局のところそういうのが露骨に表れているので見ている方ははっきり言って引くんですよね。というよりもこれはレコ大の選定だけでなく、むしろドラマや映画のキャスティングによりはっきり言えることで、つまりは音楽業界というより芸能界の根源的な問題なのですが、作品の出来や本人の実力、視聴者の評判・嗜好より事務所のエゴ・利益を重視している構造自体に大きな問題があるわけです。
またヒットする曲の傾向の変化というのもあって、かつては音楽以外も扱う総合的な芸能事務所の所属歌手にヒット曲が多かったのに対し、現在はレコード会社に直属しているような事務所の歌手の方にもヒット曲が結構あり、またそちらの方が支持されている割合が高いような気がします。簡単に言うと、所属レーベルを思い出すことが出来ても所属事務所がわからないアーティスト。そういったアーティストは例年レコード大賞の作品賞にあまり選ばれていないイメージがあり、選ばれていても少数といった感じがします。今年でいうと秋元順子、斉藤和義はそのタイプ。青山テルマもそれに近いですが事務所はバーニング寄りらしいです。昨年大賞を受賞したコブクロもそうでしょうか。まあ権力をやや持ち過ぎたきらいのあるavexは別としますが…。
TBSも見ている感じかつてのレコ大の栄華をどうにかして復活させようと躍起になっている感じが見受けられますが、おそらく無理だと思います。レコ大全盛時代はテレビは家族で一台、当然ながらパソコンなんて存在さえしていなかった時代。今は好きな音楽を知るにはTVでなくてもインターネットですぐ情報が入りますし、アーティストの数も当時とは比較になりません。いわばレコード大賞と言われても説得力・影響力を聴いている側に感じないんですよね。結局のところ音楽評論家という肩書があるとはいえ他人が決めている賞ですし、自分は自分で好きな音楽があれば、好きなアーティストのライブに参加できればそれでほとんど問題はないわけです。だいたいレコード大賞の評議委員と言いつつも、受賞候補曲をどれだけ聴いているかなんてはっきり言ってかなり怪しいものですし。
と、いうわけでレコード大賞が行われている部分としては音楽界全体から見るとほんの一部にしかなりません。紅白歌合戦と比較してもその半分くらいしか存在しないような…。
ややまとまりに欠ける文章になってしまいましたが、私が言いたいことはなんとなくわかったと思います。ただ、とにもかくにもレコード大賞は今年で50回目を迎えるわけです。今月は2008年を振り返る記事のアップが中心になるので余裕が出来るかわかりませんが、余裕が出来れば50年記念の一環として1972年のレコード大賞の様子をアップしてみようと思います。手元に動画がございますし、多分今年のレコ大より面白いと思うので。
なお、上に挙げた賞以外の顔ぶれはTBSのホームページに掲載されてますのでそちらを見て頂ければ良いかと思います。
タグ:日本レコード大賞



こんな茶番劇の賞なんて、紅白で「紅か白、どっちが勝つか?」くらいどうでもいい話です。
逆に、そんな出来レースのなかで、斉藤和義や10数年前に「愛すること」で受賞した辛島美登里(サイレント・イヴでは選ばれず)とかがいると、嬉しかったりします。
おそらく、今のカウントダウンTVライブに過去映像を満載した感じになるんでしょうね。それを機に、堺正章が「勇退」して司会が恵俊彰にチェンジする予感もします。
ノミネートされてない歌手は殆どが辞退や無興味とかでしょう。レコード会社や事務所側が拒否したのもありますね。
Avexやバーニングを贔屓したのが今の状況だとしたら、今もこれからも続くのなら権威復活は永遠に不可能。
やはりこの辺が引き時。だが事務所的には許さないでしょう。折角の晴れ舞台と思い込んでいる以上、
「レコード大賞」という名の内輪祭りが続くと思う。
賞レースを辞退している人たちが多いからこういう事態になってしまうんでしょうね。
もはや役目は終わってしまっていると言えるかもしれませんね。
70年代から80年代前半くらいがリアルで見ていた中ではよかったと思います。
72年というとちあきなおみさんが「喝采」で受賞した年ですね。
楽しみにします。
なぜこの顔ぶれで斉藤さん?という感じはしますね。
>ステラさん
私はむしろなぜ選ばれてるんだろう?という疑問が逆に生じるタイプです。
>aipoさん
というかインテックス大阪から中継?だったらちょっと嫌ですね。
>らびっしゅさん
正直出来るんだったらそうあってほしいですが…。
>774-sunさん
実際のところは774-sunさんの言う通りになると思います。TBS的には視聴率が取れるコンテンツ、日本作曲家協会的には権威を示す機会、バーニングやavex的には言わずもがな、辞める理由がないんですよね。
>Rockstarさん
よく見るとSonyは完全辞退なんですよね。テイチク辺りもそうでしょうか。トイズは言わずもがなですが。ちなみに個人的には1969〜1972年を見たことがありますが、その時期は年が経つほど面白くなるという、いわば発展期でした。
コブクロとかもはいってないのはおかしい。
確かに事務所の力で賞取ってますって内容ですね。
ものまねの方みるべきかも。
W-inds.ってヒット曲無いのに毎年ノミネートされてるのだけは「あれ?何かおかしいな」と思い、気になってました。
やはり、そういう事でしたか…
ベストアルバムがノミネートされるのはちょっと違うと思います。そういう意味ではいくら売れたとはいえ、安室が大賞というのに個人的には疑問符ですね(一応新曲2曲ありましたし、良かったですけど…)
>かずさん
そういう事です。w-inds.の曲そのものは良いと思うんですけどね。