いよいよこの企画も10本目になりました。今回はビーイング編です。ビーイングに関しては、特にGIZAに関して言うと私以上にしっかり書いているブログも非常に多いですがここではそんなに書く予定はありません。
取り上げるアーティストは以下の通りです。
・VERMILLION RECORDS
B'z
・ビーグラム
ZARD
・ZAIN RECORDS
BREAKERZ
・Northern Music
倉木麻衣
・GIZA studio
愛内里菜
GARNET CROW
三枝夕夏 IN db
上木彩矢
−VERMILLION RECORDS−
・B'z
〜シングル〜
「BURN−フメツノフェイス−」…4月16日発売、オリコン最高1位・19.5万枚(初動14.2万枚)、TOP200入り14週、年間32位(初動抜き50位)
〜アルバム〜
『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』…6月18日発売、最高1位・94.0万枚(初動56.1万枚)、TOP300入り25週、年間7位
『B'z The Best "ULTRA Treasure"』…9月17日発売、最高1位・57.4万枚(初動41.3万枚)、TOP300入り12週、年間16位
〜その他主な活動〜
全国ツアー『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』:全国35ヶ所53公演
9月に『B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 "GLORY DAYS"』:神戸ユニバー、豊田スタジアム、日産スタジアム
結成20周年を迎えた今年、昨年末のアルバムを引っさげての全国ツアーをかなり大々的に行った2人ですが、世間一般的にはやはり2枚組ベストアルバム2枚のリリースということになるでしょうか。記念碑的な面で考えると問題ないですが、売り方を考えるとどうも納得いかない面もあったりして…。なんとなく20年経つというのにビーイング的にはやや重荷を背負わされているという印象もあります。
NHKでドキュメント番組が放映されたりもしましたが紅白歌合戦の出場は辞退。それを踏まえてかどうかはわかりませんが恒例のMステスーパーライブの出演も今年はなし。そこが個人的には一番残念な部分でした。
−ビーグラム−
・ZARD
〜シングル〜
「グロリアスマインド」…昨年12月12日発売、最高2位・8.4万枚(初動5.0万枚)、TOP200入り10週、年間89位(初動抜き86位)
「翼を広げて/愛は暗闇の中で」…4月9日発売、最高3位・8.4万枚(初動5.0万枚)、TOP200入り12週、年間90位(初動抜き88位)
〜アルバム〜
『ZARD Request Best〜beautiful memory〜』…1月23日発売、最高1位・22.9万枚(初動12.7万枚)、TOP300入り22週、年間47位
〜その他主な活動〜
フィルムコンサートツアー『What a beautiful memory 2008』:全国13ヶ所15公演
『名探偵コナン夏祭り〜夢の初ライブ〜』:大阪城ホールでフィルムコンサート
シングル44枚と特典DVDセット『ZARD Premium Box 1991-2008 Complete Single Collection』発売
坂井泉水が逝去したのが昨年の5月27日。その日からもう1年7ヶ月、月日が経つのは早いものです。
フィルムコンサートも大盛況のうちに行われたそうです。ZARDの曲を歌う彼女はもうこの世にはいませんが、曲に与えられた命は今後も失われることはないということでしょう。
−ZAIN RECORDS−
・BREAKERZ
〜シングル〜
「SUMMER PARTY/LAST EMOTION」…7月9日発売、最高10位・2.7万枚(初動1.5万枚)、TOP200入り9週
「世界は踊る/灼熱」…9月24日発売、最高6位・2.9万枚(初動2.0万枚)、TOP200入り7週
「Angelic Smile/WINTER PARTY」…11月5日発売、最高9位・2.5万枚(初動1.9万枚)、TOP200入り5週
〜アルバム〜
『アオノミライ』…4月2日発売、最高123位・2257枚、TOP300入り2週
『BIG BANG!』…11月26日発売、最高8位・3.0万枚、TOP300入り2週
〜その他主な活動〜
全国ツアー『BREAKERZ ONE MAN LIVE TOUR 2008 「BIG BANG!」』:全国6ヶ所7公演
『ワンマンライブツアー「SUMMER PARTY」』:全国3ヶ所4公演
その他ワンマンイベントを随時開催
DAIGOのキャラクターが大ブレイク
WANDS、T-BOLAN、DEENにZYYGなどかつてのビーイングはバンドが主流でしたが、久々にビーイング発のバンドがヒットした記念すべき年になりました。ボーカルDAIGOのキャラクターが明らかに先行していますが、どういう形であれ伸び悩んでいてビーイングにとっては喜ばしい出来事であったことは間違いないと思います。
DAIGOのキャラクターが飽きられるのもそんなに遠い将来ではないはずなので、その前にミュージシャンとしての人気・地位をさらに確立させたい所でしょう。個人的には、今のところDAIGOのキャラクター以上のインパクトを音楽から感じないのが大きな課題かなという印象ですが。洗練され過ぎといいますか。
それにしても、アルバムの売上推移を見るとTVの力って凄いんだなと感じますw
−Northern Music−
・倉木麻衣
〜シングル〜
「夢が咲く春/You and Music and Dream」…3月19日発売、最高5位・2.9万枚(初動2.0万枚)、TOP200入り7週
「一秒ごとにLove for you」…7月9日発売、最高7位・3.0万枚(初動2.1万枚)、TOP200入り7週、年間247位
「24 Xmas time」…11月26日発売、最高7位・2.4万枚(2.1万枚)、TOP200入り2週
〜アルバム〜
『ONE LIFE』…1月1日発売、最高14位・8.9万枚(初動6.3万枚)、TOP300入り11週
〜その他主な活動〜
ツアー『Mai Kuraki Live Tour 2008 "touch Me!"』:全国14ヶ所
ファンクラブイベント『Mai-K〜YOU & Mai Summer 2008〜』
パシフィコ横浜で2年連続カウントダウンライブ開催
初動枚数を見る限り固定ファンの数が今年は非常に安定していた印象が強いですね。
セールスだけでなく、シングル曲を聴いた印象でも凋落傾向には歯止めがかかった印象があります。3曲とも違う個性がそれぞれあって面白い作品だと感じました。昨年レーベルを移籍しましたが、それが良い方向に向かっているという印象。そういう意味では来年以降の彼女は結構楽しみです。
−GIZA studio−
・愛内里菜
〜シングル〜
「眠れぬ夜に/PARTY TIME PARTY UP」…昨年12月19日発売、最高8位・1.8万枚(初動1.3万枚)、TOP200入り5週
「I believe you〜愛の花〜」…5月7日発売、最高17位・0.8万枚、TOP200入り3週
「君との出逢い〜good bye my days〜」…10月15日発売、最高20位・0.8万枚、TOP200入り3週
〜アルバム〜
『TRIP』…5月21日発売、最高10位・2.8万枚、TOP300入り5週
〜その他主な活動〜
ツアー『RINA AIUCHI "R-Live vol.5/6"』:全国7ヶ所
例年通り『里菜祭り 2008』を開催(今年で6年連続)
12月24日にディナーショー開催
固定ファンの期待に添うということは確かに大事なことですが、こうも新曲に変化がないと聴く方も飽きがくるというものです。それが数字にも表れているという印象。
「君との出逢い〜good bye my days〜」なんか結構いい曲なんですけどね。でも何か思い切ったことをやらない限り、低落傾向は止まらないと思います。
・GARNET CROW
〜シングル〜
「夢のひとつ」…8月13日発売、最高10位・1.5万枚(初動1.1万枚)、TOP200入り5週
「百年の孤独」…10月22日発売、最高9位・1.7万枚(初動1.2万枚)、TOP200入り5週
〜アルバム〜
『LOCKS』…3月12日発売、最高5位・4.5万枚、TOP300入り6週
〜その他主な活動〜
ツアー『GARNET CROW livescope 2008〜Are you ready to lock on?!』:JCBホール、大阪厚生年金会館大ホール
毎年良い曲をシングルでは出していると思いますが、その割にどうも数字が伸びていない感じ。ファンの熱狂度は高いですが、その割にライブの数がすごく少ない印象。
来年は結成10周年ということ。正直言って新たなファンをつかむ機会でもあると思います。どう考えても活動がビーイングの枠内という狭い範囲に限定されているように感じるので、もうちょっと積極的に、例えば夏のフェスなんかに1つくらい参加してもいいんじゃないかなと思うのですが…。
・三枝夕夏 IN db
〜シングル〜
「雪どけのあの川の流れのように」…2月27日発売、最高19位・1.2万枚、TOP200入り4週
「誰もがきっと誰かのサンタクロース」…12月10日発売
〜その他主な活動〜
イベント・学園祭に参加
なぜか今年発売された2曲はともに長いタイトルです。愛内里菜とのコラボもなく、例年以上に地味な年だったような印象。
新曲はついにTOP20にも入れなくなったようですし、そろそろ来年のGIZAは全体的に正念場を迎える年になるのかもしれません。
・上木彩矢
〜シングル〜
「SUNDAY MORNING」…3月5日発売、最高28位・0.6万枚、TOP200入り3週
「君去りし誘惑」…6月18日発売、最高34位・0.4万枚、TOP200入り3週
「Summer Memories」…8月6日発売、最高35位・0.5万枚、TOP200入り3週
「世界はそれでも変わりはしない」…12月3日発売、最高42位・0.3万枚、TOP200入り1週
〜アルバム〜
『Are you happy now?』…9月10日発売、最高10位・1.8万枚、TOP300入り5週
〜その他主な活動〜
ツアー『AYA KAMIKI LIVE 2008〜Are you happy now?〜』:全国3ヶ所3公演
この人の場合、メジャーデビューした2006年以来インディーズ時代の方が良かったという声がちらほら。実際にインディーズ時代の彼女の曲は聴いたわけではないですが、メジャーデビュー以降のシングルを聴くとなんとなく想像できます。彼女に歌わせる必然性のない曲ばっかり。もともとロック色が強い彼女にはそういう曲が一番合っているように未だに思うのですが…。
結局最近のGIZAはもともとの固定ファン頼りで新たなファンを獲得できていない印象が非常に強いですね。やっていることがここ数年何一つ変わっていません。新たな魅力に欠けています。今のままだと数年以内にレーベルそのものが無くなっても決して不思議ではありません。1990年代中盤と大して変わらないやり方では今後さらに変動するであろうこの業界では続かないと思います。
2008年12月22日
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上木彩矢さんのアルバムはこの前私のブログでレビューしましたが、シングル曲よりもむしろアルバム曲の方にいい曲が何曲もありましたね。
本当、90年代ならかなりの確率でブレイクしてたと思うんですよ。
個人的には、まさに90年代からこういう感じの曲がずっと好きだったから・・・
ちなみに私がJ−POPを聴くようになってから生まれて初めて本格的に好きになった歌手は、KIX−Sです。彼女たちもビーイングが製作に関わっていたらしいですね。
でもシングルでももっとロック色の強い曲を出すべきだっていうのは完全同意です。
上木彩矢の"元"ファンとしては、特にデビュー2年目以降に顕著になったポップ路線に耐え切れず…。
インディーズはアルバム2つとも持ってますが、特に2枚目は上木彩矢のロックな魅力が一番発揮されてると思いますね。特に1曲目のCRAZYなんて素晴らしいです(ライブバージョンが1stシングルのc/wになってますね)個人的にはよりポップな1枚目が好みですが。
そしてそもそものヒットのきっかけがB'zのカバーの、ロック色の強い「ピエロ」ですしね…、ニーズに全く応えてませんよね…。最近はファンもやや自嘲気味にこれが「GIZAクオリティー」なんて言って呆れてます。
誰が主導して、こうなったのかはわかりませんが、仕掛けた方は大したものですね。
ただBREAKERZも含め、ビーイング系全般に言えるのは、歌手名は知っていても、曲が全く浮かんでこないんですよね・・・。B’zでさえ、新曲は出てきません。
90年代中盤と・・・の言葉が重たいです。
ちょっときつい言い方だったとしたらすみません。確かに上木彩矢は1990年代だったらブレイクしていてもおかしくはないですよね。ちなみにKIX・Sは「また逢える…」以外知りません。個人的にビーイングはZARDと大黒摩季以外そんなに聴かなかったので…。
>あきさん
私は2ndシングルで彼女にはほぼ見切りをつけてしまいました(汗)レビューした「君去りし誘惑」も曲としては十分良いんですけどね…彼女が歌う曲ではないんですよ、やっぱり。ファンもこれではちょっと辛い所でしょう。
>ステラさん
ビーイングは昔から良いように言うと安定して質が高い、悪く言うと画一的な面が強いんですよね。今は悪い面がかなり目立っているという印象の方が強いです。というより同じような物よりも個性の強い方を望んでいるユーザーの傾向が強くなっている、という面が強いような気がしますね。
B'z、20代少なかったですか…。私たちの年代ならB'z好きの同級生はかなりいたんですけどね。ちょっと意外でした。
サザンはPVやトークにも年を全く感じさせないですし、新たなファンが根付くのも全く不思議ではないですよね。