2009年01月06日

COUNTDOWN JAPAN 08/09−WEST−・2日目前編

 1日置きましたが、今日でひとまずライブレポートは終える予定です。Wordで執筆していまして、ようやくジュンスカの途中まで漕ぎ着けました。これが終わっても紅白の更新がありますので、まだ2008年モードから完全に脱却するまで時間はかかりそうです。

 それでは2日目のステージを振り返っていきましょう。

・犬が吠える by 五十嵐隆…新たな門出にふさわしい魂のこもった歌唱
 12月30日・インテックス大阪。この日の最初のステージはCOUNTDOWN JAPAN初登場となる犬が吠える by 五十嵐隆である。彼がボーカルを務めるSyrup 16gは2008年3月をもって12年の活動に終止符を打ち、秋から新たにソロプロジェクトを立ち上げた五十嵐。前説の山崎洋一郎氏も「新たな歴史の始まり」と、最大限に期待を高める中で11時20分、ステージが始まります。
 ギターは男性、ベースとドラムはなんと女性、そしてボーカルはもちろん五十嵐という4人編成のバンド。半分が女性だけに、演奏に力強さはそれほどないものの、ボーカルの五十嵐の魂をこめた歌唱に惹かれる部分はとても多かった演奏でした。照明の具合で時折五十嵐を含む奏者2人の影がステージの右側に映ります。ステージやスクリーンでも彼らの姿は映りますが、その影を見るというのもなかなか絵になるのではないでしょうか。
 MCも最後の挨拶くらいで、ほとんど喋ることもなくひたすら曲を聴かせる内容。Syrup 16gとしての新曲は2004年に途絶え、このユニットでの新曲発売予定も今のところわからずオフィシャルページも開設されていない模様。2008年の年末に東名阪ツアーは開催したものの、2009年の活動はまだどうなるかこちらには伝わってきていません。そういう意味ではまだ謎の多いグループで、そんな中で彼らのライブをフェスで見ることができたのは貴重な機会だったのかもしれません。
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 正直Syrup 16gも個人的にはよく知らないのでどう言えば良いかわからないのですが、解散ライブが日本武道館ということだけあって、知る人ぞ知るバンドであったことは確かだったのでしょう。全体的にストイックなパフォーマンスで、五十嵐さんのパーソナルな部分は彼のステージで全て表すようにしているのかな、と思いました。
 ちなみにセットリストは見つからなかったので割愛させて頂きました。


・グループ魂…こいつらは心から最低だと思う(笑)〜
 9mm Parabellum Bulletのステージが始まるまで少し時間があるので最初の10分だけこちらへ。PLANET STAGEからAURORA STAGEに着いた頃には山崎氏の前説が。当たり前かもしれませんが、言っていることは50分前と全く同じでした。なおKen Yokoyamaのステージではハイスタ時代の名曲「STAY GOLD」の演奏があったそうです。
 前説の港カヲル氏は限りなく全裸に近いような衣装で登場。のっけから下ネタ全開の内容で、セットリストの最初の曲は「ペニスJAPAN」!いきなり放送禁止用語連発というとんでもないステージ。もうそれだけで彼らの凄さがわかったような気がしましたw
 ちなみにその後の内容も酷いもので、コールアンドレスポンスに至ってはとてもじゃないけどTVでは放送できない内容だったとか(爆)WOWOWで放送されるであろうこのフェスの総集編ではどんな編集がかかるんでしょう。それにしても本当になんでこの人たちがNHKの紅白に出れたのか、今となっては最大の謎。


・9mm Parabellum Bullet…ホルモン・エルレ超えも予感させる無限の可能性
 彼らのライブの凄さは以前から噂には聞いていました。いざ始まってみたら、これもまた度肝を抜かれるとかそれどころではないほどの凄まじさを我々に見せつけてくれました。
 まずギターとベースの演奏がもうムチャクチャ。遠くから見ていると本当に演奏しているのかと思うくらいに激しく動いています。しまいにはギター(ベース?)でドラムのシンバルを1つ壊しておりました。
 ボーカルもひたすら煽情的といいますか、もはや9mm教の教祖とでもいいましょうか。あれだけ熱のこもったパフォーマンスを続けていたらそりゃ観客もおかしくなるというものです。
 で、観客。さすがに真ん中より後ろはおとなしめですが、フロントエリアは明らかに空気がヤバめ。モッシュありダイブありペットボトルも舞いまくり。もしかすると脱水症状で運ばれた客もいたんじゃなかろうか。
 曲も盛り上がる所とそうでない所で案外メリハリがあり、しかもメロディーの使い方が異常にうまい。ライブだとそうは感じないでしょうが、実はこのグループ、曲に関してはロックファン以外にも結構受けるんじゃないかなと思います。
 「来年は2009年ということで、9mmにとっては毎日が日曜日みたいな年で」というMC。2009年、ちょっとこのグループから目を離すわけにはいかなさそうです。
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 まあこの人たちをフロントエリアで見るのは私には無理です(爆)冷静さをキープしながら見るという観点で考えると、真ん中やや前寄りの右端辺りで見たのは本当に正解でした。ちょっと彼らのライブに行くのはチケットというより体力面で厳しいかもしれないですねぇ。完全に10代〜20代前半向きだと思います。でも楽曲は40代〜50代くらいでも通じるものはあるように思いますね。例えばマキシマムザホルモンやELLEGARDEN辺りはどう考えてもロックなんですが、このグループはロックなのに歌謡曲的なものを内に秘めているようにも感じます。演歌調なメロディラインもこのステージでは結構耳にしたような気がしました。でもライブパフォーマンスは明らかにハードロック。このギャップは彼らの音楽以外では全く感じたことの無い独特の味。彼らのライブパフォーマンスでやみつきになる人が多いと思いますが、曲だけでも十分にその要素を満たしているグループだと思います。ちょっと今年は昨年までよりもかなり注目度が上がるような気がしますね。裏のグループ魂とはまた違う意味で、こちらもとんでもないステージでした。
 なおMCで「あの柱をぶっ壊そうぜー!」というシーンがありましたが、このPLANET STAGE、本当に真ん中の柱が邪魔なんですよね(汗)あの時ばかりは私も歓声をあげざるを得ませんでした。

〜セットリスト〜
1.Vampiregirl
2.Mr.Suicide
3.Termination
4.Keyword
5.Supernova
6.Discommunication
7.The World
8.Talking Machine
9.Punishment
10.sector



・monobright…曲よりもMCが変態
 思いのほかお昼を早く食べ終えることができたので、ちょうど始まったばかりのmonobrightのステージに向かいます。2006年に結成された北海道出身の4人組でアミューズ所属。4人全員眼鏡をかけて、白いポロシャツと黒いスリムジーンズを履いて登場、これは彼らのトレードマークと言ってよい服装。
 裏憶えではあるのですが、ボーカルの桃野陽介は自他ともに認める相当な変態。「乳首」とか「おっぱい」とか、そこら辺の言葉を連発しておりました。中盤あたりは曲と曲の合間にそんな感じのMCが挟まれます。
 曲は一応シングルの表題曲は全て披露したというフェス向けの楽曲。
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 …すみません、細かい内容はもう全然憶えてません(汗)バンド名から何から何まで全く予備知識がなかったのですが、ライブパフォーマンスを見る限り2007年にメジャーデビューしたというのがにわかに信じられないほど。内容はまあ…としても話術はもう十分に備わっていて、個人的にはむしろ曲よりMCの方が印象に残りました。逆に言うと、曲はちょっと印象に残らなかった面がやや強かったです。まあでもこれだけの話術があったら少しずつ人気も上がってくるでしょう。曲も決して悪いないようではなかったように思います。今後注目はしていいグループではないかなと感じますね。
 それにしてもここまで回ったグループ、最初を除いて変態ばっかりですな…。

〜セットリスト〜
1.WARP
2.あの透明感と少年
3.紅色ver.2
4.涙色フラストレーション
5.アナタMAGIC(新曲)
6.未完成ライオット
7.頭の中のSOS



・東京スカパラダイスオーケストラ…関西最大のディスコと化したステージ
 ステージ前には音出しが必ず行われます。このフェスでは当然ギターやベース、ドラムの音が中心になりますがこのグループに関しては管弦楽器だらけ。ステージが始まる前からもう雰囲気がスカパラ色に染まっています。
 始まるやいなやいきなりテンションの高い演奏が始まります。誰もがどこかで聴いたことがあるであろう「火の玉ジャイヴ」で早くも会場は完全にヒートアップ、それからはひたすら彼らの奏でる音楽に合わせてひたすら踊るのみ。前も後ろも左から右まで老若男女、ひたすら手を動かし足を動かして踊りまくる。曲が終わるたびに大きな歓声、その歓声が終わるたびに繰り広げられるクオリティ高いメンバーのソロ演奏。ここがまるで関西最大のディスコタイムと言わんばかりの熱の大きさ。
 全体的に「ルパン三世’78」がやはりこのステージ最大の盛り上がりだったでしょうか。ここまで観客の動きが一体になるというのもフェスではなかなかないものと思われます。もっともこのステージに関しては曲を知っている、知らないは全く問題にならないでしょう。何も考えずにただただ踊る、それで良いじゃありませんか。そういうメッセージもどこかに込められていたようなスカパラの熱いステージでした。「音楽くらい景気良くいこーぜ!」というMCの通り、世の中の景気が悪い中で、このステージだけはそういったことを全て忘れさせる、明るいステージだったように思います。
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 聴かせる曲もあるのかな、と思いきやひたすら音楽に合わせて踊りまくるステージでした。この時間は何も考えず、ただただ楽しい時間を過ごしたという印象です。さすがというパフォーマンスを見事に堪能しました。

〜セットリスト〜
1.(新曲)
2.火の玉ジャイヴ
3.A Song For Athletes
4.Punch’n’ Sway
5.SKA ME CRAZY
6.(新曲)
7.太陽にお願い
8.ルパン三世’78
9.White Light
10.Pride Of Lions



・100s…細かいことは考えず、気持ちで歌う熱いステージ
 中村一義といえば、1997年のデビュー曲「犬と猫」で初めて聴いた独特の声が私には今でも強烈なインパクトを残しています。当時のシングル曲はSPACE SHOWER TVでよく聴きましたが、いずれも強烈な個性の中にしっかりとしたアイデンティティを持っていて、印象深い曲ばかりでした。
 100sと書いて「ひゃくしき」と読むこのグループ。2001年の結成以降少しずつソロからバンド活動に中心の場を移し、今では完全に100sのボーカルとしての活動がメインとなっている彼ら。「ボンボンバカボン、バカボンボン…」というまさかの出囃子が流れる中でステージが始まります。
 ここ最近の100sの曲は未聴でしたが、相変わらず中村の色が失われていないことに安心。そしてとにかくステージ狭しとばかりに左に右によく動きます。時には倒れこみながら歌うその姿には全身で100sの曲を伝えようという思いが滲み出ていました。ロックな中村一義を前面に押し出している、そんなステージに私は見えました。とにかく大事なのは言葉よりも心だ魂だ、そんな気持ちで歌っていたのかもしれません。
 100sになってからの曲だけでなく、「懐かしい曲です」というMCで始まったソロ時代の名曲「永遠なるもの」も盛り込んでのなかなか豪華なステージ。バンドの演奏もまあ上々で、この先の彼の音楽がどう変化していくのかを見るのも案外面白いことかもしれません。
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 中村さんの色々な面が出ていたステージでした。上では良い面を中心に書きましたが良くない面もありまして…。まあズバリ言いますと、その独特の声質と会場の音のこもりによってほとんど歌詞が聴き取れなかったことですね。これは彼の曲を知らない人にとっては結構厳しい物があったのではないかと思います。そのせいかどうかはわかりませんが、フロントエリアの一部を除いて観客のノリは心なしか良くないようにも見えました。中村さんの歌詞自体はなかなか良いものがあるので、そこはちょっと残念な部分だったかな、という印象を持ちました。

〜セットリスト〜
1.1.2.3
2.そりゃそうだ(新曲)
3.キャノンボール
4.ハニコム
5.君ノ声
6.ももとせ
7.永遠なるもの
8.ロックンロール


posted by K-Marine at 17:54| Comment(5) | TrackBack(0) | ライブレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
犬が吠えるは友人が見に行って,良い意味でSyrupを引きずっていなかったのが良かったって言っていました。
Syrupははまる人はとことんはまるバンドという印象で,未だに人気は衰えてません。

魂はクイックレポを観て飲んでいたものを吹き出しそうになりました(爆)

9mmは観てみたいという気持ちにますます油が注がれました。今年は9mmの年になるんじゃないかと私も思います。

monobrightは個人的には同じ事務所のフランプールよりも好きなんですがねぇ…。桃野君の変態ぶりは相変わらずでしたか,安心です。

スカパラはフェスに限らずすべらないライブをやってくれるので,出るフェスでは高確率で彼らのライブを観ています。
彼らのライブはいつもダンスホールですね。

100sは結構キャッチーなセトリですね。個人的にはソロの頃の「君ノ声」が入っているのが魅力に感じます。

ここまでで観ていたら,
犬が吠える〜9mm〜ASPARAGUS〜スカパラで廻ってました。
Posted by yuu at 2009年01月06日 20:58
個人的にはスカパラは今回の3日間の中でも最も印象的なライブの1つでした。純粋に音楽の演奏スキルが高いですし、セレブ感もたっぷりで。この日、朝から晩まで変態揃いの面子の中で異質でした(笑)

グループ魂は全部見たんですが、前半20分位までは一切公共電波では放送出来ません(爆)。その後紅白で歌った「君にジュースを買ってあげる」ももちろん歌ってましたが。
でも"破壊"こと阿部サダヲは、さすがに役者さんだけあって、歌詞の発声がすごく聴き取りやすいですね。その歌詞の内容はともかく(笑)
Posted by aipo at 2009年01月06日 23:40
犬が吠えるは、聴かせる感じのステージでしたね。歌唱に力がこもってました。MCもなかったですが、それもまた良いです。
9mmはマジやばかったです。私はちょっと前らへんでしたが、フロントの様子がよく見えました(汗)周りは、私と同じくらいの年齢の熱狂的な男性ファンが多かったです。ギターの滝くんと、ベースの和彦くんの暴れっぷりがすさまじくて、みてるこちらも暴れたくなります。ちなみに滝くんは、ファンからは「ギターの妖精」と呼ばれてるそうです(笑)ボーカルの卓郎くんの「柱ぶっ壊そう」発言は、私も思わず「うおー」でしたよ。我々の気持ちをそのまま代弁してくれたようで(笑)
monobrightは途中から見ましたが、桃野くんの変態っぷりがお見事でした(笑)曲も悪くない、良い感じだったと思います。すでにHEY!3やMステなどの出演も決まってるので、プロモーション次第では売れそうな気がします。
スカパラは楽しかったですね。ホントにあのステージは不況を忘れさせるような(というかこのフェス自体がそうですが)ステージでした。
100sは、中村さんが力を込めて歌ってるステージでしたね。最も、中村さんのソロ時代は知らないんですけどね。客のノリは…聴き取れないというのもあるだろうけど、カエラ待ちの人が多かったのもあるかも(笑)
Posted by ミツ at 2009年01月07日 00:14
そうなんですよね。出たことあるんですよね。紅白に。丁度NHKの頭が、おかしくなっていた頃でしたっけね(笑)
私は、グループ魂の曲(というかコント)で、歌舞伎役者の結婚式、葬式で、参列者や弔問客が、「中村屋!」「さくらや!」「サイゼリヤ!」とか屋号やら、なんやらを叫び続けるというもので、大爆笑した覚えがあります。
阿部サダヲといえば、『舞妓Haaannn』も見にいきました。

スカパラは、一度生で聴いたら、また行ってみたい、踊りたいという気分にさせてくれますね。
オシャレだけど、パワフルで男臭い雰囲気が、かっこよくていいですね!
Posted by ステラ at 2009年01月07日 15:45
>yuuさん
 monobrightがアミューズというのはイメージと違ったので少し意外でした。あまり知らなかったのですが、100sはシングルが多いみたいです。

>aipoさん
 確かにスカパラから変態度は感じなかったですからね(汗)しかし阿部さんも聴き取りやすい必要がない所で聴き取りやすそうな(爆)

>ミツさん
 9mmはパッと見た感じ、女性も大概踊り狂ってましたよ。ギターの妖精というのは違うような…(汗)100sは確かにカエラ待ちの人が多かった気がします。後半ゾロゾロ増えてきましたし。

>ステラさん
 これね、フラッシュでもありますし、私が借りたアルバムにも収録されています(汗)個人的には一番好きですね。「カイヤ!」「外人だ(笑)」w
Posted by K-Marine at 2009年01月09日 20:38
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