さて、今回は日本人にとって間違いなく一番盛り上がった競技だったであろう、フィギュアスケートに焦点を当てて書いていきたいと思います。スピードスケートやカーリングなどその他の競技に関してはまた月曜日の夜に書きたいと思います。
〜ペアダンス〜 実況:森昭一郎(CX)、解説:五十嵐文男
エキシビジョンで見ただけなので競技についての感想はありません。中継に関しても全くコメントできません。2chで見た限りでは森アナが途中で壊れたとか…。
〜ペア〜 実況:刈屋富士雄(NHK)、解説:佐藤有香
こちらもエキシビジョンで見たのがほとんどですね。銀メダリストの中国のペアが足を怪我して中断の危機に立ったものの頑張ってメダルにこぎつけたというエピソードを見た程度です。ちなみにこれも2ch情報によると刈屋の実況がかなりうるさかった模様。その反省が女子の中継に生きたのでしょうか…。
〜男子フィギュア〜 実況:森昭一郎(CX)、解説:五十嵐文男
本編はまあここからです。高橋大輔の演技はフリーでの転倒が響いて8位でしたが、それでも入賞しているわけですね。それは素直に褒め称えたいと思います。まだ若いですし、世界選手権やバンクーバー五輪に向けて期待が高まるというものです。もちろん今回出場枠の関係で出場できなかった織田信成にも期待しています。SPプログラム全体を見てたら、なんで日本が1枠しか取れなかったんだろう?という疑問にもかられたりして…。
あとプルシェンコに関しては完全に神の領域ですね。もう笑うしかありません。凄すぎです。
中継の印象ですが、森アナと言えば女子バレーのインタビューで泣いてしまって選手にマイクを取られたというエピソードが有名なアナですね。こういう場面で泣いてしまうというのは、仕事上では問題だと思うのですが、人柄的には多分すごくいい人なんでしょう。フィギュアの実況はだいたい塩原恒夫アナのことが多いので今回がなんと初実況。その割には違和感がなくて悪くない実況をしていたと思います。塩原よりこの人の方がいいという声もあったとか…。解説はそんなに印象ありません。
〜女子フィギュア〜 実況:刈屋富士雄(NHK)、解説:佐藤有香
メッチャ真剣に見てました。そのためかなり長い文章になります…。
1.金メダリスト・荒川静香
ショートプログラムではミスなく決めてさすがだなあと思いました。まさかスルツカヤやコーエンとほぼ同等の成績になるとは思いもしませんでしたが、とりあえずメダルは取れるかなと思いましたね。
で、フリーの演技。これに関しては本当に感動したという一語に尽きました。私自身今までそんなにフィギュアを見てきた訳ではないので説得力は全然ないですが、フィギュアの演技を見て初めて泣きそうになりました。マジで。それぐらい観客を魅了させる美しい演技をしていたと思います。スルツカヤとコーエンが転倒したのもありますが、この2人が転倒しなくても金メダル取れていたかもしれません。それぐらい素晴らしい演技だと思いました。しかし銀取れればいいかなと期待してたのがまさか金になるとは…。本人同様、私も思ってもいませんでした。これからマスコミに取材されることが多くなって大変だとは思いますが、彼女らしく自然体で頑張ってほしいなあと思います。
2.惜しくも4位・村主章枝
個人的には荒川より村主の滑りの方が好きだったりします。SPの時なんか荒川より上かなとも思ったのですが結果は皆さんご存知の通り。プログラムに高得点を取れる技をあまり組み入れなかった&微妙に回転不足があったのが、メダルに届かなかった原因らしいですが、個人的にはスルツカヤよりは上だったと思うのですが…。
まあでもメダルには届かなかったとしても、演技自体は非常に良かったと思います。フリーで燃え尽きて?エキシビジョンで微妙に回転に失敗したのはご愛嬌。というかボールとか使ってかなり面白かった演技だと思いました。こういう観客を楽しませるような滑りを今後も見たいと思います。
3.転倒さえなければ・コーエン、スルツカヤ
コーエンはSPの時は本当にシャレにならないぐらい凄い演技を見せてくれましたが、フリーの練習で荒川にぶつかりそうになるなど顔の表情を見ても明らかに嫌な予感がしましたが、その通りになってしまいました。2回転倒しても銀メダルを取れたのは、やっぱりその後の演技を立て直したからだと思います。一方のスルツカヤも残念ながら本調子ではありませんでした。と言いつつ素人目にはよくわからなかったのですが、実況や解説が言うにはそうらしく、言われてみれば…という感覚でした。それは転倒したことによってやっぱりそうだったのかな…という確信に変わってしまいましたが。
ちなみにこの2人が転倒した瞬間のリアクションはどうでしたか?ヨッシャー!とか言ってませんか?私は「あー…」と言ってました。ライバルの選手が転倒した時に日本人のメダルが近づくという意味では嬉しいことなのかもしれないですが、4年間この五輪でメダルを取るために物凄い練習を重ねて、いざ本番で転倒したらその瞬間練習での苦労が報われなかったという結果にどうしても終わってしまうわけで、そう考えると五輪、いや世界選手権などどの大会でも当てはまるとは思いますが、本当に残酷さを感じる瞬間だと思いました。ライバルが転倒した時にやった!と思うのはまあ勝手だと思うので別にいいのですが、それをTVで平気で言うW部氏(しかも元選手)の神経はやっぱり疑ってしまうわけですよ。元選手として恥ずかしいと思わないのですかね?ああ情けない。
4.一体何しにトリノに来たのか?・安藤美姫
さすがにこれは言い過ぎかもしれませんが、フリーの演技を見てるとこう言いたくもなります。オリンピックは「参加することに意義がある」とよく言われますが、それは実際に参加するのがとてつもなく大変な道のりであるからそう言われてるのだと個人的には思ってます。今回彼女が選ばれたことによって、枠の関係で中野友加里や恩田美栄といったメダル争いに十分加われる選手が五輪選手として選ばれませんでした。アメリカやロシアでも相当高いレベルで切磋琢磨しているはずで、そう考えると今回のフリーではこういった選手のことを考えずにはいられない演技だったと思います。
4回転ジャンプに挑戦する、それはまあ個人的には否定しません。実際失敗して、しかも結局3回転ちょいで4回転と取られていないという最悪の結果でしたが、一応置いときましょう。ただ問題はその後の演技。転倒するは壁にはぶつかるわ…。なんか本当に練習してたのかな?とも言いたくなるような演技でした。
一昨年に4回転ジャンプを成功させて一躍脚光を浴びてフィギュア界のアイドルになった彼女。それに刺激されてかどうかはわからないですがフィギュアのレベルはこの4年間で一気に上昇したと言えます。そういう意味では彼女の功績は称えられていいのかもしれませんが、実力が伴わなかったら意味がないわけで…。いや正確には実力があってそれが全然発揮できてないということなのですが。
まあこれは彼女だけの責任ではないです。マスコミの責任も問われるべきでしょう。ものすごい取材攻勢で練習時間が削られたり、変な質問を浴びせられたりでナーバスな状態になったこともあったと聞きます。確かに人気があるので取り上げたいというのはよくわかりますが、それで実力が落ちてしまったとしたら本末転倒。まあこれが日本のマスコミの性なのですが、これは本当にいつになったら直るんでしょうね?また安藤本人というか周りの人も彼女を守りきれてない感じがします。
コメントでは明るく振る舞っていましたが、多分強がっているのでしょう。おそらく彼女にとってのオリンピックは屈辱以外何物でもないはず。浅田真央を初めとしてフィギュアで実力ある選手は増えており、4年間で新しい有力選手が出てくることは十二分に考えられます。彼女が4年後に五輪に出ている保証なんか全くありません。それを乗り越えて本当に実力あるスケーターとして活躍するか、一発屋として忘れられるかはこれからの彼女の努力次第。まずはミスのないスケーティング、そして技の精度を上げて、最終的に4回転ジャンプを常に成功させるようになればおそらくメダルを狙える位置に立てるはず。
ただ本当に彼女が発しているコメント通りのことを彼女自身が思ってるとしたら、今後期待しない方がいいかもしれません。まあそんなことはないと思いますが…。
5.最後に中継批評
演技中にほとんど喋らなかったので、非常に演技に集中して見ることができました。喋り過ぎたら当然音楽が聴こえなくなるので臨場感は半減します。さすがだなあと感じる実況でした。
しかし刈屋アナは凄い…。体操に続いて歴史的な金メダル実況。2008年の北京にも派遣しましょう。
ちなみに解説の佐藤有香もややぶっきらぼうながら所々変なこと言っていて面白かったです。「床屋みたいな衣装」とか「黄金虫みたいな衣装」とか…。「愛の讃歌」のくだりには笑ってしまいました。刈屋アナに振って返さないと思ったら当の本人は音楽に合わせて体を揺らしてたって…(汗)まあ演技のポイントも非常によくわかる解説だったので、よかったと思います。アテネの体操には負けると思いますが…。
↑あらためてブログランキング参加中です。クリックお願いします♪



スノーボードクロス・アルペン競技などの実況担当 吉田アナ(CX)
NHKでこの声を聴いた瞬間「この人NHKアナか?」と思うほど民放アナらしからぬ実況ぶりを披露していました。
実はこの人、競馬の実況をしているそうで、SBXの時は「インから抜く」などの言葉からは少し競馬実況の雰囲気が出ていました。
クロカンなどの実況担当 竹林アナ(NHK)
この人の実況は駅伝中継で聞いたことありますが、さすがベテラン。安定感がありました。少し噛むところもありましたが、そんなに悪くもありませんでした。
スノーボートHPなどの実況担当 小島アナ(TX)
一番意外だったのがこの人。最初に聞いた時は、「テレ東にも実況が上手いアナがいたんだ。」という印象が残ってました。
Fスケート・カーリングなどの実況担当 森アナ(CX)・刈谷アナ(NHK)
本題はこの2人。
刈谷アナはご存知アテネ夏季五輪体操(栄光の架け橋)の実況をしたアナです。今回はあの時ほどの実況はありませんでしたがしっかりと名言は残してくれました。
金メダルを見届けたのは何気に3回目だったりします。(体操男子団体・FS女子、体操世界選手権個人総合)
森アナは04年にプチブレイクしたアナです。
バレーのインタビューで号泣したのはどうかと思いましたがその時に比べると偉い成長ぶり。
今回はフジらしい少しくどくドラマチックな実況も身に付け(?)素晴らしい実況を披露していました。
全体の実況の聞きやすさ
NHK>フジ>テレ東>テレ朝>TBS≒日テレ
フジのアナは競馬でかなり鍛えられるのでレース競技の実況はうまいですね。野球中継とか、解説者がイマイチなので印象が薄いですが実況は結構いい線いってると思います。あとテレ東のレベルは民放の中ではかなり高いですよ。地味に民放の中では一番スポーツに対して敬意を払ってる局ですからね。