2015年10月17日

サカナクション「新宝島」

新宝島 (初回限定盤) - サカナクション
新宝島 (初回限定盤) - サカナクション

新宝島 豪華初回限定盤(映画「バクマン。」BOX) - サカナクション
新宝島 豪華初回限定盤(映画「バクマン。」BOX) - サカナクション

(楽曲レビュー)
1.新宝島
 いやもうこれは素晴らしいです。サカナクションの新曲は11ヶ月ぶり、そして昨年の「グッドバイ」「ユリイカ」「さよならはエモーション」「蓮の花」はいずれも技巧を凝らして新たな世界に挑戦したという印象もあってなかなか初聴だとピンと来ない部分がありましたが今作は至ってシンプル。最初のキーボードの音に「夜の踊り子」っぽいメロディーが入るイントロはもう完全にサカナクションの世界そのもの。この初っ端からの高揚感は「アイディンティティ」とか「セントレイ」辺りの頃を思い出す部分もあります。大変盛り上がるサカナサウンドに技巧を凝らしつつも大変に分かりやすいメロディー、そしてなぜかドリフを模したPV。どの要素から見てもカッコ良さに面白さ・曲のクオリティの高さも完璧に備わっていて、採点するとしたら言うまでもなく百点満点。文句なしの名曲です。

2.「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」
 まるで「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」みたいな長い文章調のタイトル。こちらはオシャレな地下ダンスディスコサウンドをそのままサカナクションの音として取り入れたナンバー。ただただ渋くてカッコ良いです。こういう音楽が表現できるのもサカナクションの長所だとあらためて感じる楽曲ですね。

3.インナーワールド (AOKI takamasa Remix)
 1stアルバム『GO TO THE FUTURE』に収録されている楽曲のリミックス。

(総評)
 この5年間で新たな潮流のJ-ROCKバンドが本当に多く出ていて、5年前にそういった存在だったサカナクションは気がつけば中堅〜ベテラン、当時でいうBUMP OF CHICKENやASIAN KUNG-FU GENERATIONに近いポジションになってきています。しかしこの曲を聴くと、やっぱり2008年辺りからJ-ROCKを追う立場から見た結論としてサカナクション最強とあらためて唱えたくなってきますね。しばらくサカナクションのファンを離れていた人は勿論、新しいファンを再び呼びこむ力がこの「新世界」に備わっているように思います。今回は映画『バクマン。』主題歌。20代はともかくちょっと前のサカナクションをよく知らない10代の方々は、この作品をキッカケにハマる人がまた出てくるんじゃないでしょうか。2015年のJ-ROCKの中では最高傑作レベルのナンバーですね。やっぱり2010年代のJ-ROCKの代表がサカナクションであるという自分の中の意見は、まだ揺るがないようです。



posted by Kersee at 22:06| Comment(0) | 新曲レビュー(J-ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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