2015年12月20日

黒木渚『自由律』

自由律 - 黒木渚
自由律 - 黒木渚

自由律 (初回盤A) - 黒木渚
自由律 (初回盤A) - 黒木渚

自由律 (初回盤B) - 黒木渚
自由律 (初回盤B) - 黒木渚

(楽曲レビュー)
1.虎視眈々と淡々と
 今年1月リリースのシングル曲。本来のカッコ良さと言葉のリズムが調和した名曲。

2.枕詞
 セックスの事後を歌った楽曲。性的な表現満載ですが、その割にイヤらしさはあまりなく実にサッパリしたもの。

3.大予言
 PVも作られている、このアルバムでも中心となるナンバー。中華を感じさせる音がなかなかに謎を呼びます。聴けば聴くほどに妙な印象を与える部分は何度も聴くとクセになりますね。

4.アーモンド
 「骨」を思わせるリズムの使い方が心地良いナンバー。アウトロはライブだとかなり迫力ある演奏にしてくれそうです。

5.107
 7分13秒にわたる長い曲。107の部屋での人間模様を余すことなく描いた大人のバラード。

6.命がけ欲しいものひとつ
 マーチに弦楽器の音が響き渡る編曲がなかなか。途中ベートーヴェンの第九を拝借した部分あり。

7.テンプレート
 不穏な雰囲気が充満している楽曲ですね。ロックしてロックしてロックしてロックロックロック…のくだりはホラーに近い部分もあります。

8.君が私をダメにする
 今年6月リリースの先行シングル。濃いアルバム曲を聴いた後だと一種の清涼剤にも聴こえます。聴きどころはやはり間奏のピアノ演奏でしょうか。これはライブだと間違いなく盛り上がる部分になるでしょうね。

9.白夜
 シルクロードを思わせるカントリー風ロックサウンド。歌詞は一聴するとそれっぽく聴こえますがどこか官能的な部分も混ざっているようなそうでないような。


(総評)
 2枚目のフルアルバムとなった今作は大人の味がする濃いアルバムという評になるでしょうか。今作は前作以上に歌詞を聴かせるという側面が強い作品かなと感じました。サウンドも迫力ありますがこのアルバムに関して言うと歌・言葉の方が前に出ていたような気がします。良いアルバムだとは思いますが雰囲気は若干重い印象もあるので、やや聴く人を選ぶ作品かもしれないですね。デビュー4年目、注目度は少しずつ上がってはいますが来年はそろそろ本格的に火がついてもいい頃ではないでしょうか。



posted by Kersee at 22:24| Comment(0) | アルバムレビュー(J-ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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