2016年02月20日

ゆず『TOWA』

TOWA (初回限定盤COMPLETE BOX)(DVD・スペシャルフォトブック付) - ゆず
TOWA (初回限定盤COMPLETE BOX)(DVD・スペシャルフォトブック付) - ゆず

TOWA (通常盤) - ゆず
TOWA (通常盤) - ゆず

(楽曲レビュー)
1.OPENING CEREMONY
 オープニング・インスト。実質次の曲のイントロみたいなトラック。

2.終わらない歌 [Album Version]
 昨年8月リリースのCDシングル表題曲。イントロの管楽器演奏が少し長くなっていますね。オモチャ箱から飛び出たような雰囲気が大変賑やかです。

3.かける
 昨年7月リリースの配信限定曲。紅白歌合戦でも歌われていましたね。「虹」「with you」「ヒカレ」に続く日本生命CMソング。やはりスケール大きめ。打ち込みの方が強い音は、tofubeatsが編曲に関わっていることも関係ありそうです。

4.みそら
 弦楽器と打ち込み音のミスマッチで聴かせるバラード。ひと昔前だとギターだけで表現しそうな曲でもあります。

5.ポケット
 昨年1月リリースの配信限定曲。サッポロビールCMタイアップ。「かける」の開放感とはまた違う種類の、スケールの大きいバラード。ただ編曲はよくあるバラードよりもかなり賑やか。

6.た Ri ナ ぃ
 ライブ会場だと風船が舞うタイプの、盛り上がるアップテンポソング。

7.いっぱい
 この曲もフォーク調のスリーフィンガー演奏と打ち込み音、なかなかのミスマッチ。

8.いつもの病気
 このアルバムの中では一番初期のストリートミュージシャン時代を思い出させる楽曲ですね。さすがに編曲は当時ほどシンプルではありませんが。曲の長さも2分44秒でかなり短め。

9.OLA!!
 昨年4月リリースのCDシングル表題曲。お馴染みクレヨンしんちゃんの映画版主題歌。

10.Interlude 〜Borderless Ticket〜
 一応インストですが、英語詞の歌声がエフェクト入りで収録されています。

11.TOWA
 昨年10月に先行配信されたタイトルナンバー。このアルバムを象徴しているかのような、打ち込みメインの内容。

12.夕焼け雲
 タイトル通りのいわゆる”夕焼けが似合う系ソング”なんですが、その割にやや編曲が賑やかなような…。こういう曲はもう少しシンプルに歌声を引き立たせて欲しいと個人的には感じてしまいます。勿論これはこれで面白いとも思うのですが。

13.二人三脚 [Album Session]
 シングル「終わらない歌」カップリング曲。シングルでは弾き語りでしたがこちらはバンドアレンジ。

14.終わりの歌
 一発撮りに近いシンプルな2人のギター演奏&コーラス。このアルバムで考えるとボーナストラックに近い内容。でも「終わらない歌」があるからこその対比も確実にあります。いずれにしても色々な意味でしみじみと感じさせる楽曲で、それこそこのアルバム最初から聴いて最後に聴くのが一番感じ入るナンバーであることは間違いありません。


(総評)
 今作は前衛的な部分をかなり押し出していますね。確実に進化していることは間違いないですが、全体的にかなり生音が少ないアルバムという印象もありました。ここ数年ヒャダインとの制作が多くなり、これまでと違う新たな世界を常に見せてくれるのは大変素晴らしいことです。ただデビュー初期からリアルタイムで聴いてる身となると、そろそろその当時のシンプルなゆずが懐かしくなってきているのも本音としてあります。『新世界』『LAND』ではそこまで感じなかったのですが…。もっとも、だからこそ「終わりの歌」の意味が非常に強く感じる部分があるので、そういう意味ではしてやったりのアルバムと言えるのかもしれません。
 今作の場合、特に「OLA!!」で新たにゆずを好きになった若い子が多いはずなので、余計に新しいものを志向した部分もありそうです。勿論ハズレのアルバムではないのですが、ここ最近の中だと自分の好みからは近くない作品かなという気がしました。ただ新しいゆずを楽しめるアルバムであることは強く保証します。クオリティが十二分に高い作品であることは、当然ながら間違いないので…。


posted by Kersee at 02:17| Comment(0) | アルバムレビュー(男性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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