2016年07月23日

水曜日のカンパネラ『UMA』

UMA <通常盤> - 水曜日のカンパネラ
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(楽曲レビュー)
1.チュパカブラ
 チュパカブラとは、主に南米で目撃される吸血UMAである(Wikipediaより)。血漿・赤血球・ドコサヘキサエン酸辺りの単語がこれだけ歌詞に並ぶのはおそらく史上初なのではないでしょうか。一応歌詞としては”プエルトリコ”とあるので通ってはいるのでしょうが、やはりよく分かりません。大事なのは理解するのではなく感じること。小気味良くノリやすく構成されたサウンドが、それを証明しています。

2.ツチノコ
 これは日本に生息するUMAとして著名ですね。歌詞はもう何を考えて書いたのやらサッパリ分かりませんが。この曲の何がどうツチノコなのかはやはり分からないですが、大事なのは理解するのではなく感じること(以下1.と同文)。

3.雪男イエティ
 北極のUMA、調べによるとポンキッキでお馴染みのムックはそれにあたるらしいです。サウンドは北極というより中央アジアっぽい感じもしますが。この歌詞によると、イエティは常夏のカリフォルニアに憧れているみたいですね。

4.ユニコ
 俗に”ユニコーン”として親しまれている一角獣。ほわ〜んとしたイメージ。

5.フェニックス
 ユニコからフェニックスの流れは手塚治虫リスペクトなんでしょうか。火の鳥をテーマにした楽曲は過去にありますが、この曲はやはり異質。メインのメロディーは限りなく”明治ブルガリアヨーグルト”のような気がするのですが、そこになんだかよく分からないラップと、なぜか「ルシャナブツ・サンバ」の曲紹介のもとサンバアレンジが入るという構成。カオス。

6.バク
 6分近くにわたる準インスト。真夜中で聴くと何か出そうな雰囲気です。

7.クラーケン
 ラストもまた6分を超える長尺。北欧のUMAらしいです。この曲によると、昔から女性が好きなものは芝居・浄瑠璃・芋たこなんきんなんだそうです。サッパリ根拠が分かりません。”吸盤”という単語が残り、歌詞カードによるとラストの表記は”◎○◎◎◎!”いやはや。


(総評)
 ”考えるより感じろ””音楽とは芸術”を地で行くような作品ですね。昨年までのアルバムはインディーズ、かなり自由な作品を作り上げていましたがメジャー移籍後もそれは変わらないようです。あるいはより分かりにくくなっているような。ただアルバムを聴くにあたってそれを理解する必要は全くなく、むしろどこまでディープにこの世界を楽しめるかどうか。いずれにしても大変面白い作品で、主に楽曲制作しているケンモチヒデフミの思考回路はどうなっているのかとても気になりますね。フロントとして前面に出ているコムアイの魅力も素晴らしいですが、個人的には制作者側の凄さをより讃えたいです。

posted by Kersee at 01:21| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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