2016年07月27日

大原櫻子『V』

V (初回限定“VIVA盛盤"[CD+DVD+ブックレット]) - 大原櫻子
V (初回限定“VIVA盛盤"[CD+DVD+ブックレット]) - 大原櫻子

V (初回限定“ミラクルミラー盤"[CD+DVD]) - 大原櫻子
V (初回限定“ミラクルミラー盤"[CD+DVD]) - 大原櫻子

V (通常“VIVA盤"[CD]) - 大原櫻子
V (通常“VIVA盤"[CD]) - 大原櫻子

(楽曲レビュー)
1.踊ろう
 前回のアルバム『HAPPY』の「OVER THE RAINBOW」同様、この曲も”始まりを告げる”という意味で大変らしいと言えるナンバー。希望と前向きをイメージした歌詞と、それを象徴するようなメロディー。いわゆる”絵に描いたような名曲”に仕上がっている内容になっています。普通に一連のシングル表題曲よりクオリティ高いのではないでしょうか。

2.大好き
 先行シングル曲として6月1日にリリースされたナンバー。”大好き”という気持ちが溢れ出つつも、過剰さを感じさせない歌詞が大変素晴らしい名曲。明快な櫻子ちゃんのボーカルがよりその気持ちにさせてくれるナンバーでもあります。

3.キミを忘れないよ
 昨年11月リリースのシングル表題曲。映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』挿入歌で、その原作者であるさくらももこが歌詞を提供。歌い手としての櫻子ちゃんの成長を感じさせるバラードで、特に編曲もそれに一役買っている印象があります。

4.勇気と微笑み
 打ち込み音メインで進行するポップミュージック。声の伸びと裏声が印象に残ります。

5.メロディー
 亀田誠治の他に、TSUKASAがクリエイターとして加わった楽曲。メロディーよりもシンセサイザーや打ち込みの音の方が耳に残るような気もしますが、歌詞は良いです。

6.真夏の太陽
 昨年7月のシングル表題曲。爽やかな夏ソング。

7.こころ
 約2分の短い曲。アコースティックギターメインの編曲も大変シンプル。

8.サイン
 逆にこちらは6分近い演奏時間。ア・イ・シ・テ・ルのサインを伝えている、と思わせるバラード。

9.トレモロレイン
 シングル「大好き」カップリング。冒頭の”チクチクタク…”がかわいいですね。テンポ良く響き渡るキラキラポップ。

10.Dear My Dream
 シングル「キミを忘れないよ」カップリング。ちょっとmiwa「ヒカリへ」を意識していると感じなくもないデジタルポップ。

11.君になりたい
 スケールの大きなバラード。

12.September
 サックスでしょうか、間奏の音が非常に良いアクセントになっているミディアムテンポナンバー。

13.Scope
 ギター演奏と打ち込み音をバランス良く組み合わせた、これまたスケールの大きいバラード。

(総評)
 今の女性ソロポップス歌手はこのアルバムが基準になるのかな、と感じさせる作品でした。バランスの良い曲配置、序盤に良曲を入れて飛ばすスタートダッシュ、アルバム曲は打ち込みメインで制作費圧縮…などなど。前作と比較すると、アルバムとしての統一感と歌詞・歌唱力はこちらに軍配、一方アルバム初収録曲に関しては前作の方が良かったかな…というのが個人的な印象です。「Happy Days」「のり巻きおにぎり」みたいな変化球が欲しかったでしょうか。ちょっと正統派で固めすぎた感じがしました。
 女性ソロも今年に入って有望株が少しずつ出始めていて、まだメジャーデビュー3年ですが決して新しい存在とは言えなくなっています。ですので継続したヒットを残すにはここからの楽曲が大事になります。シングル曲とリード曲は良くなっている傾向があるので、あとはアルバム曲にもう少し力を入れれば、というところでしょうか。特に編曲、ここは改善すべき点が多々あるように思いますがどうでしょうか。予算の問題もありそうですが…。



posted by Kersee at 19:20| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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