2016年08月20日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2016年8月22日付

1位 欅坂46「世界には愛しかない」

 デビュー曲「サイレントマジョリティー」に続いて、2作連続の1位獲得。オリコン計上の初動は26万枚から32万枚にアップ。この後ロングセラーを記録するかどうかは分かりませんが、おそらく当分少しずつ売上は上昇していくものと思われます。ポエトリーリーディングで構成されるAメロ、疾走感と美しさが見事に表現されているメロディーとPV。個人的には「サイレントマジョリティー」以上の傑作と言い切りたいくらいですね。AKB48から始まった秋元康プロジェクト、一番最初の「桜の花びらたち」から10年になりますが、その中で考えても五本の指に入る完成度になるかもしれません。セールスだけでなくCDリッピングも1位。CDだけでなくダウンロードでもレコチョク週間4位のヒット。Twitter3位は上2つを考えると、実質1位です。

2位 E-girls「Pink Champagne」

 2ヶ月連続リリースの2作目は大人の女性をイメージしたダンサブルナンバー。セクシーな振り付け以上に歌声がすごく艷やかで良いです。雰囲気は1990年代前半、工藤静香や中山美穂がよく歌ってたタイプの楽曲ですが、歌声を含めた完成度はやはり25年前以上だと自信を持って言えそうです。

4位 ワルキューレ「絶対零度θノヴァティック」

 『マクロスΔ』も折り返し点を過ぎて、オープニングテーマも新しくなりました。オリコン6位でセールス4位は、やはりアニソンに強いmoraでのポイントが高そうです。楽曲は悪くないですが、作品を見ていないと編曲以外他のアイドルグループとそんなに変わりがないような…。もっとも8年前のマクロスFほど旋風を巻き起こしている感じがしないのは、その間にアニソン市場がとてつもなく大きくなったのが他ならぬ最大の理由なわけですが。

8位 M!LK「夏味ランデブー」

 オリコン計上だと前作「新学期アラカルト」と同じ4位ですが、初動は2万枚から3万枚ほどに上昇。細かいリリース形態はよく分かりませんが、確実に結果が積み上がっているのは間違いなさそうです。お祭りをテーマにした楽曲は、なんだかちょっと前にリリースされたNYC「ハイナ!」に近いイメージですね。なんだかんだでランキング上位に男性アイドルグループも増えてきました。女性アイドルのTOKYO IDOL FESTIVALほどではないにしろ、そろそろジャニーズ以外の男性アイドルグループを集めたフェスも検討する時期に入っているのではないでしょうか。

9位 Kalafina「blaze」

 前作「One Light」に続く『アルスラーン戦記 風塵乱舞』エンディングテーマ。Kalafinaらしいコーラスワークは普段以上に低音が魅力的に仕上がっています。幻想的な方向性ではないバンド演奏を基調とした王道サウンドもカッコ良いですね。ソニーのアニソンアーティストの強みを身をもって証明している名曲です。

10位 チャン・グンソク「Darling Darling」

 シングル発売は2011年の「Let me cry」以来5年ぶり。その間にアルバムは3枚リリースされていたようですが。今作は3ヶ月連続リリースの第一弾らしいです。妙に甘い声でカッコ良く聴かせるポップナンバー。

11位 フェアリーズ「クロスロード」

 早いもので今年でデビュー5周年。”第2章スタート”とオフィシャルにはありますが、まあなんか色々あったみたいですね。楽曲はメロディーが比較的くっきりしてるミドルチューンといったところ。デビュー当時と比べるとやや普遍的な楽曲に仕上げたという印象もあります。

13位 Aimer「蝶々結び」

 前作がワンオクのTakaプロデュース、今作はRADWIMPSの野田洋次郎がプロデュース。PVも岩井俊二が監督を務めるという形、つい先日Mステにも初出演。楽曲は彼女の美しい歌声を極限にまで活かしたバラード。ちなみに9月リリースのアルバムは他にandropの内澤崇仁、スキマスイッチ、阿部真央の提供もあるようです。昨年はアニソン歌手というイメージがありましたが、今年は『甲鉄城のカバネリ』があるとはいえそれを完全に飛び越えた活動になっています。ちなみにCD発売分が集計されるのは次週以降ですが、それでこの位置・セールス要素15位。かなり高いです。もしかすると来年の今頃は誰にでも知られる紅白歌合戦出場クラスにまで達するかもしれませんね。

14位 クリープハイプ「鬼」

 NTV系ドラマ『そして、誰もいなくなった』主題歌。ディスコサウンドとポップさが両立しているサウンドは、映像にするとダンサーとの競演でカッコ良さ5割増し。良いでのはないでしょうか。新しい彼らの代表曲になる可能性も高そうです。

42位 ゆいかおり「Promise You!!」

 気がつけば今作でシングル12枚目、ユニットとしては7年目。結構長くなってます。王道アイドルソングは、ルックス・歌唱力ともに安定。安心して聴ける1曲ですね。

52位 アキシブproject「Summer☆Summer」

 結成は2012年、名前は以前から見る機会直々ありましたが意外にもこれが初のCDシングル。楽曲そのものはジ・アイドル夏ソングというくらいに王道ですが、彼女たちにとってはこれがシングルになり、ましてやオリコン9位になっただけで感無量といったところでしょう。そのストーリーに思い入れがあれば、切ないメロディーがやがて感動になっていく感じでしょうか。

55位 Goose house「Fly High, So High」

 Youtube発信で確実に知名度・評判は上昇しているはずなんですがなかなか購入までいくと二の足踏む形なんでしょうか。なかなか思ったより順位が伸びません。この曲はどうでしょうか。PVで見るとなんだかAAAっぽく見えるのが少し気になるところ。


posted by Kersee at 00:23| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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