2016年09月16日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2016年9月19日付

1位 HKT48「最高かよ」

 今作が8枚目のシングル。思いっきり盛り上がる楽曲に仕上がっています。”タイガー!ファイヤー!(以下略)”はアイドルライブにおけるコールの定番中の定番ですが、曲にそのままコーラスで入っているのは考えてみると記憶に全くありません。そういう意味では妙に新鮮な楽曲ですね。今作も勿論1位、オリコンでは30万枚近く売り上げてます。ただCDリッピングが1位でない辺り、曲の認知に関してはもう少しといったところでしょうか。

4位 ももいろクローバーZ「ザ・ゴールデン・ヒストリー」

 最近のももクロは完全にアイドルピラミッドの頂点に立っている印象で、それゆえに昔ほど楽曲やPVに面白さを感じなくなってしまった部分もありますがこの曲は久々に”ももクロらしい”と感じさせる内容ですね。正確に言うとPVでしょうか。まさかのドッキリで構成された作品、なぜか福澤朗やコロッケなどが無意味にゲスト出演したりする映像を見て、そういえばももクロは本来こういうことが平気で出来るグループなんだなぁとあらためて感じたところです。楽曲にもももクロなりの大団円感が非常によく出ていて、素晴らしいです。以前ほどの勢いはなくてもセールス4位、何よりCDリッピングは1位。まだまだ彼女たちのパワーは衰えていないですね。強いです。

11位 七尾百合子(伊藤美来)、天空橋朋花(小岩井ことり)、箱崎星梨花(麻倉もも)、松田亜利沙(村川梨衣)、ロコ(中村温姫)「創造は始まりの風を連れて」

 お馴染みアイマスですが、今回は"THE@TER ACTIVITIES"シリーズ。第一弾になるようです。どうやらCD内に収録されているドラマ≒映画の主題歌という扱いなんだとか。

12位 SHISHAMO「夏の恋人」

 今作はSHISHAMOにとって、シングルでは初のバラードになります。タイトルは夏ですが、どちらかと言うと晩夏から秋に向かう今くらいが一番合っている曲調だと思います。セールスは高くなくオリコン23位、セールス要素になると38位までになってしまいますがラジオオンエアは2位。1位が海外のイジー・ビズなので実質1位みたいなものですね。派手さはないですがしみじみと感じ入ることがすごく多い曲で、PVもいつも通り小ネタが充実しています。間違いなく名曲で、ラジオ局がプッシュするのも当然だと思うのですがそれだけにもっと売れて欲しい…と感じる部分も強いです。ライブは武道館単独を満員にするくらいの人気なんですが。

15位 東京スカパラダイスオーケストラ feat.Ken Yokoyama「さよならホテル」

 「道なき道、反骨の。」に続くKen Yokoyamaとスカパラのコラボ。2作連続で同じ人を起用するのは大変珍しいですね。ゆったりとしたリズムに渋い演奏、Ken Yokoyama単独名義の作品ではまず聴かれない雰囲気で新鮮です。

18位 Brian the Sun「Maybe」

 こちらもセールス要素41位ですがラジオオンエア4位でこの高順位。今週は比較的新曲が少ないので、売り上げが少なくとも比較的ラジオオンエアで上位に入りやすい週になっています。アニメ『甘々と稲妻』エンディングテーマ。良いメロディーで聴かせてくれるポップナンバーは、大ヒットする前のミスチルを彷彿とさせます。

22位 La PomPon「想い出の九十九里浜」

 「謎」「運命のルーレット廻して」に続くビーイングアーティストのカバー、今回はMi-Keなので正真正銘アイドルのカバーでもあります。1991年リリースなので今年で25周年なんですね。オリコン初登場は6位でした(セールス要素は13位)。この調子で「ブルーライトヨコスカ」「白い2白いサンゴ礁」「む〜んな気持ちはおセンチ」辺りのカバーも期待したいところです。絶対やらないとは思いますが。

26位 龍雅「FOREVER」

 エイベックス所属の5人組ダンスボーカルユニット。今作が2ndシングル。EXILEっぽい感じもしますが見た目はこちらの方がはるかに爽やか。むしろJYJ脱退前の東方神起に近いかもしれません。

28位 TK from 凛として時雨「Signal」

 こちらもソロとしては2ndシングル。アニメ『91Days』オープニングテーマ。硬派です。

39位 Carat「#SOTS」

 これもまたメジャー2ndシングル。Sexy&CuteなDJ&ダンスヴォーカルユニット…らしいです。確かにカッコ良いのですがあまり新鮮さはありません。プロデューサーは倖田來未やEXILE TAKAHIROを手がけた人のようです。レーベルはフォーライフミュージックエンタテイメント、現在の所属アーティストを見る限り本当に彼女たちが牽引しなければならないという状況。大変厳しいといいますか、よくまだ保っているなぁというのが正直なところ。

41位 FlowBack「Come A Long Way」

 男性5人組ダンスユニット、この曲がデビュー曲。これまたプロデューサーは安室奈美恵・三代目J Soul Brothersを手掛けている方の模様。ジャニーズやLDHとはまた違う陣営にいる、キレの良いダンスとカッコ良い音楽で魅せる男性アーティストグループ。こちらもはっきりと増加傾向に入っているようです。

62位 瀧川ありさ「色褪せない瞳」

 ギター女子ブームは今も続いてなくはないと思うのですが、実のところこの路線で売れる人は本当に少なかったりします。この作品で5thシングル、『七つの大罪 聖戦の予兆』という割と良いタイアップなんですがなかなか芽が出ません。基礎がしっかりしている楽曲と歌声、素晴らしいと思うのですがやはり今の10代辺りには刺激が足りないのでしょうか…。アラサーの自分にはとてもしっくり来る雰囲気なのですが。メロディーとルックスの良さは、在りし日の坂井泉水を感じさせる部分もあります。

76位 鹿乃「nameless」

 同じ女性ソロですがこちらは完全に同人音楽発のアーティスト。10代や20代前半辺りまでだとこちらの方がしっくり来そうですが、逆に40代以上にとっては遠すぎる存在にも聴こえます。クラシックとロックを合わせたような音楽性は、これもこれで良い魅力があるように感じます。

78位 palet「Over The Rainbow」

 あまり世代など関係なさそうなアイドルソング。でもこれはこれでアイドルファン以外に広がらないという難しさ。オリコンでは一応9位ですが、売り上げは新曲が多かった前週だと20位レベル。参考程度と考えた方が良さそうです。

87位 PENGUIN RESEARCH「ボタン」

 アニメ『ReLIFE』オープニングテーマ。初聴ですが、すごく良いバンドですね。メロディーも良くて演奏もダイナミック、ボーカルの声もすごく綺麗です。昨年結成されたばかりでこの曲がシングル2作目。ベースの堀江晶太はこのバンドがデビューする前から作曲実績がかなりあります。その一つが今年アイドル方面で大きな話題になっているベイビーレイズJAPAN「夜明け Brand New Days」ですね。ベビレだと「閃光Believer」「走れ、走れ」「ミチシルベ」、といった具合でハズレなしどころか大当たりだらけの作曲家。となるとこのバンド、相当期待して良いのではないでしょうか。

92位 花江夏樹「青春は残酷じゃない」

 アニメ『斉木楠雄のΨ難』、主要キャラクター・鳥束零太を演じる声優がオープニングテーマを担当。綺麗な歌声で聴かせるミディアムテンポの楽曲。メガネをしている姿がかわいいですね。

97位 Cheeky Parade「Hands up!」

 ライブに定評のあるエイベックスのアイドル、かなり激しいダンスで見応え聴き応えある楽曲ですが、なかなかうまくいかないものです。オリコンでも17位止まり。ちなみに今週はひめキュンフルーツ缶も「伊予魂乙女節」をリリースしましたが100位圏外、オリコン36位。難しいものです。経験とパフォーマンスはpaletよりもこの2組の方が豊富なようにも思うのですが…。

posted by Kersee at 01:20| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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