2016年11月24日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2016年11月28日付

1位 AKB48「ハイテンション」

 今作のセンターは先日卒業を発表した島崎遥香。その彼女がセンターで”ハイテンション”というのはなかなか味があります。ディスコティックなテイストはここ数年、年に1作はあるという傾向でしょうか。元気になる曲で悪くはないですが、やはり乃木坂・欅坂と比べるともう少し曲の良さが話題になっていない感もあります。CD売上は今作もオリコンで100万枚計上してますが、他の要素はTOP10入りしててもTOP3はCDリッピングだけ(それさえも星野源、back numberに負けてます。Twitterは4位)。時期の関係も左右するYoutubeを除くと、他の3部門でTOP3に入っていた先週の乃木坂46と比べてやや対照的な結果になっているのは間違いないような気がします。

3位 GENERATIONS from EXILE TRIBE「PIERROT」

 お馴染みダンサブル・EDMナンバー。13枚目のシングルです。チャートの結果を見ても分かる通りCD売上は十二分に出てますが、EXILE・三代目の方が目立っている分印象度で明らかに損しているのが実際のところ。そろそろ来年のLDHはこのグループにより投資するのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。

4位 back number「ハッピーエンド」

 映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』主題歌。恋愛映画のタイアップは2作連続、配信を含めると恋愛モノではないですが、3作連続映画主題歌。というわけで曲の感想としては「僕の名前を」とあまり変わりません。特性上こういう曲がシングルになるのは致し方ないですが、それでもやっぱり「青い春」「サイレン」みたいな曲もシングルとして売り出して欲しいなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか。セールス4位・ラジオ6位・CDリッピング2位・Twitter6位。各要素のバランスの良さはやはりこの曲が一番でした。

8位 Aimer「茜さす」

 アニメ『夏目友人帳 伍』エンディングテーマ。極めて壮大なバラードです。ONE OK ROCKのTakaやRADWIMPSの野田洋次郎といった、思わぬ大物からの提供が続いたここ最近ですが、今作は釣俊輔作曲で至ってノーマル。そのせいかどうか分かりませんが、ラジオオンエアの伸びが良くないです(80位止まり)。

10位 U-KISS「PaNiC!」

 エイベックス、K-POPどちらのイメージからも全く外れることのないダンスEDMナンバー。スケボーっぽいのに乗って踊るのが今作のポイントでしょうか。

11位 SUPER★DRAGON「Pendulum Beat!」

 アニメ『遊☆戯☆王ARC-V』オープニングソング。例のごとくスターダスト・EBiDAN出身。というわけでカテゴリ的にはアイドルですが、力強いバンド演奏に負けないボーカルが印象に残ります。超特急・DISH//・PrizmaX・M!LK・さくらしめじ・MAGiC BOYZ、そしてこの曲でデビューしたSUPER★DRAGON。EBiDANもそろそろ一大勢力になりつつあるようです。

13位 ONE OK ROCK「Taking Off」

 来年1月リリースのアルバム収録曲が早くもランクイン。動画再生4位、そのうちラジオオンエアも入るでしょうからしばらくそこそこの順位に入るのは間違いなさそうです。タイアップになっている映画『ミュージアム』は既に11月12日公開済。ハードロックの神髄をいく、ワンオクらしいナンバーに仕上がっています。

18位 トラフィックライト。「Dance Dance!!」

 むすめん。の中から、SNSや動画共有サイトで活躍する3人がこのユニットでデビュー…とのことです。昨年辺りからボイメンやEBiDAN筆頭にジャニーズ以外の男性アイドルのランクインも出てきましたが、今年は更に増えてきましたね。クールな楽曲の中にちょっとしたかわいさ・人懐っこさをPVから感じます。

22位 RADWIPMS「光」

 23日発売になったばかりのアルバム『人間開花』収録曲。数年前のダークな雰囲気から脱却したのが「前前前世」とこの曲、という印象もある楽曲です。その聴きやすさの中に同性愛をテーマにしたPV。良い曲ではないでしょうか。このアルバムもまた、RADWIMPSの過去のどの作品よりも素晴らしい出来になっていそうな予感がします。

28位 THE ORAL CIGARETTES「5150」

 レーベル的にはONE OK ROCKの後釜を狙う、という雰囲気を感じさせるハードロック。ただ疾走感のある楽曲は、ワンオクとはまた少し違った作風。カッコ良いという点では双方共通しています。数字でキャッチーさを作っているのも巧い部分。

36位 遊助「凛」

 「ひまわり」のデビューが7年も前ということを考えると、ここまでよくヒットが続いたなぁという印象もあります。今作は沖縄っぽい要素も曲に含めたメッセージソング。オリコンでは11位で、連続TOP10入りは20作でストップ。

44位 さかいゆう「再燃SHOW」

 ラジオオンエア7位。映画『幸福のアリバイ〜Picture〜』主題歌。美しい声・はっきりとしたテーマで創られた歌詞・キーボードをメインにした確かな音楽性・背伸びし過ぎていない生音メインの演奏。曲作りのお手本にしたい名曲です。でも山崎樹範がこの曲を歌って恋愛成就しないというPVの展開は、いいんでしょうか。

56位 むすびズム「まほうのカギを手に入れたら」

 2ndシングルはThe Mirrazの畠山承平が楽曲提供。というわけでロック色強めの楽曲。言うまでもないアイドルですが、全員声質は一定以上の良さがあるような感じがします。前作でも書いた通り、事務所は中田ヤスタカときゃりーぱみゅぱみゅと同じ、したがって音楽的な環境は大変良いです。今後の楽曲にも期待できそうです。

66位 イケてるハーツ「ルミカジェーン」

 今年デビューした彼女たちの3rdシングル。この曲はアイドルソングのイメージと全くズレのない王道ソング。

84位 森口博子「宇宙の彼方で」

 なんと25年ぶりのガンダムタイアップ(一応9年前にもゲームのガンダムタイアップはあるみたいですが)。1990年代は歌手よりむしろバラドルのイメージが強かったですが、ここ最近はむしろ歌手の印象の方が強い印象もありますね。「ETERNAIL WIND」の世界観を更に広げたようなバラード。元々かなり高かった歌唱力は、当時以上の魅力を感じさせます。

87位 WHY@DOLL「菫アイオライト」

 T-Palette Records移籍第一弾。2人組・ちょっとユルい雰囲気のPVはバニラビーンズとも共通している部分もあるでしょうか。ただ楽曲はラップも入ったりして、割と脱アイドル的雰囲気。ビクターではもう少し芽が出なかった形でしたが、果たして今度はどうなるでしょうか。

posted by Kersee at 10:26| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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