2016年12月10日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2016年12月12日付

1位 欅坂46「二人セゾン」

 今週から2017年度チャート集計期間に入るようで、年間ランキングも先日発表されました。そして新年度に入り、新たに50位までの総合ポイント数も公開されるようになりました。というわけで今週の1位は欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」。「サイレントマジョリティー」「世界には愛しかない」の好評が上乗せされるような形で、1位獲得時のポイント数値は36070→45033→61241に増加。2位に倍以上の差をつけてブッチギリの数字になっています。この曲もまた各所で大変好評。効果的な裏声が印象に残る歌唱およびメロディー、インパクトのあるダンス、キャッチーなサビ、それらが構成する美しさ。これまでの楽曲のPVでも感じたことですが、このグループは視線の使い方がすごく優れています。初々しさの中に凛々しさを感じさせたデビュー初年度から、来年はどういった形の欅坂46が見られるのでしょうか。楽しみです。

5位 E-girls「Go! Go! Let's Go!」

 個人的には「E.G.summer RIDER」「Pink Champagne」以上に気合を感じさせる作品だと思っているのですが、総合ポイントは発売週基準で12188→10904→5941。厳しい結果になっています。確かに今までのE-girlsとは違う雰囲気が出ていて、カッコ良くて面白い出来なのですがファンとしては期待と違う面があるのかもしれません。オリコンで見る限りCDセールスが伸びていないようで、前作の半分以下でした。ただ4枚目のオリジナルアルバム『E.G.CRAZY』の発売が来年1月18日に決定しているので、その影響も多少あるのではないかと思われます。

13位 TOKIO「愛!wanna be with you...」
 EX系ドラマ『家政夫のミタゾノ』主題歌。なんだかどこかで見たことあるようなタイトルですね。総合ポイントは前作「fragile」3381→2628。やはりCDセールスとルックアップ以外の順位が伸びてないようです(オリコンCDセールスは4位)。

24位 THE BEAT GARDEN「Promise you」

 ラジオオンエア1位。このポイントが85%近く占める形。今週からセールス期間に入りますが、こちらはランク外のようです。ラジオランキングはここ数週ずっと上位、ユニバーサルジャパンからは相当推されているようですが…。

25位 MAN WITH A MISSION「Hey Now」
 配信限定リリース。集計週初週はセールス15位。

26位 スキマスイッチ「全力少年produced by 奥田民生」

 スキマスイッチの2004年の名曲を奥田民生があらためてプロデュース。やはりオリジナルよりもギターアレンジが強めに仕上がっています。ラグビーを題材にしたアニメ『ALL OUT!!』エンディングテーマ。

27位 JUJU「believe beliebe」

 CDセールスはオリコン25位ですが配信はレコチョクで10位、やはりそちらの方向で数字を伸ばしてるようです。NTV系ドラマ『レンタル救世主』主題歌、ドラマに出演している沢村一樹とのデュエットも話題になっていますが、こちらは「believe believe feat.明辺悠五」として36位にランクイン。前作「六本木心中」との比較は1904→1688。

30位 OLDCODEX「Scribble, and Beyond」

 アニメ『黒子のバスケ ウインターカップ総集編』主題歌。お馴染みのミクスチャー・ラウドロックサウンド。前作「Deal with」との比較は1401→1604。

32位 内田 彩「SUMILE SMILE」

 ここ数年は『ラブライブ!』の南ことりで大忙しだったかと思いますが、意外にもシングル発売はこれが初。アルバムは既にオリジナル2枚リリースしていますが。王道系にバンドサウンドの力強さを加えたような楽曲。オリコンでは週間6位ですがこちらのセールス要素はTOP20に入らず。

33位 NICO Touches the Walls「マシ・マシ」

 今作はレゲエのリズムも少し入れたような軽快なサウンド。ゆったりとしたBPMで、メロディーと声で聴かせる楽曲はなかなかの新境地。アニメ『ハイキュー!!』第3期エンディングテーマ。前作「ストラト」との比較は1486→1568。

38位 SECRET GUYZ「OH, MY GiRL!?〜夏をあきらめて。冷やし中華終わりました。〜」

 なんだか色々な過去のフレーズを組み合わせたようなタイトルです。前作「私のカレーは世界一」との比較は1687→1338。何と言いますか、どうコメントすればいいのか難しい曲ですね。

39位 小野大輔「オリオンの夜」

 ピアノ演奏を基調とした、冬の夜にピッタリのバラードです。20年くらい前の山根康広辺りを彷彿とさせる部分がありますね。

47位 THE BAWDIES「THE EDGE」

 シングルのリリースは「SUNSHINE」以来1年ぶり。声も音も安定してカッコ良い”THE BAWDIESサウンド”です。

57位 chay「運命のアイラブユー」

 月9ドラマ主題歌「あなたに恋をしてみました」がヒットして1年。昔だったら今年はもう紅白出場なども期待できる領域に入るかもといったところですが、難しいものです。今作はイントロのエレキギター演奏からつい耳を傾けたくなる60's風アメリカンポップサウンド。ここ最近の曲から歌声をかなり変えているように思えるのは気のせいでしょうか。良いですね。昭和歌謡が好きな人には特にオススメできる1曲かもしれません。

61位 ピコ太郎「二文字目ミステイク」

 Youtube公開初週で、早速再生数4位にランクイン。来週アルバム『PPAP』がリリースされます。”だから何?”と形容したくなるネタはともかく、顔の表情は無駄に面白いです。個人的にはPPAPより好きかもしれません。

66位 花澤香菜「ざらざら」

 今作の楽曲提供は秦基博。美しい歌声で聴かせる作品の瑞々しさは、秦さん以上のものがあるでしょうか。声優ということを差し引いても、彼女の声にずっと浸っていたいと思えるような楽曲に仕上がっています。

76位 ClariS「again」

 3Dアニメーションが目をひくPV。2人のうちの1人は当時と違いますが、もうメジャーデビュー7年目なんですね。これまた長年安定していると言っていいClariSサウンド。

86位 Maison book girl「cloudy irony」

 元BiSのコショージメグミが所属しているアイドルユニット、今作で徳間からメジャーデビュー。無機質な表情とサウンドがクセになる楽曲は、どちらかと言うとアイドルファン以上に音楽ファン・サブカルファンの方が響く部分多いかもしれません。リズムの使い方などは、明らかに他とは違う異質さを兼ね備えています。要注目ではないでしょうか。底知れぬ何かを感じさせるには十二分のアイドルです。

posted by Kersee at 00:42| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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