2016年12月31日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年1月2日付

1位 星野 源「恋」

 余波はとどまることを知りません。今週もブッチギリの1位です。ラジオオンエア2位、それ以外は全ての要素が1位。もう完全に21世紀を代表するヒットソングです。今日の紅白歌合戦で、またポイントは大きく伸びることでしょう。2010年代の中で考えてもトップに入るかもしれないですね。

 一応チャートの日付が2017年に変わったということで、今回からは上位下位関わらず、気になった曲だけピックアップする形にしたいと思います。ご了承ください。

4位 L'Arc〜en〜Ciel「Don't be Afraid」

 1年ぶりの新曲は映画『バイオハザード: ザ・ファイナル』日本語吹替版主題歌。爽やかかつ鮮やかなメロディーは往年のポップ方向の路線をそのまま引き継いだ楽曲。素晴らしいです。ただうたプリやK-POP、ボイメン研究生よりセールスが下回る辺りは少し難しいところ。はっきりとした固定層の人口が減っているのでしょうか、あるいは来年4月の東京ドーム2DAYSに行動の軸足を移しているのでしょうか。確かに何がなんでも1位を取りにいくという必要性は、今のラルクには特にないですからね…。

6位 BOYS AND MEN 研究生「ドドンコ Don't worry」

 早くも研究生がユニットデビュー、こちらも上位に入りました。楽曲はひと昔前の関ジャニ∞か、もっと前の忍者辺りが歌っていても不思議でない、和の雰囲気かつ勢いある内容。

7位 BUMP OF CHICKEN「アンサー」

 デジタルシングル。バンプもシングルはすっかり配信メインになりましたね。今作はアニメ『3月のライオン』オープニングテーマ。サビのコード進行にバンプらしさをあらためて感じる、スケールの大きい楽曲です。

9位 SUPER☆GiRLS「恋☆煌メケーション!!!」

 ディスコティックに大人チックに魅せる楽曲になっています。デビュー期と比べると、メンバーも音楽性もすっかり変わりましたね。

28位 Negicco「愛、かましたいの」

 今作も堂島孝平の楽曲提供、豪華な面子です。コメディータッチなPVは昭和の香り、サウンドも今までのNegiccoとはまた違う形のユニークさ。気がつけばついつい口ずさんでしまう楽曲に毎回仕上がるあたり、チーム・Negiccoの凄さをあらためて感じます。

36位 雨のパレード「Stage」

 ラジオオンエア4位。浮遊感のあるサウンドは、前作「You」同様。レーベルがビクターということを考えると、ポジションはやはりポスト・サカナクションということになるのでしょうか。

42位 X21「鏡の中のパラレルガール」

 先進的な打ち込みは近未来的ですが、綺麗に作られたメロディーは完全に1980年代アイドルソング。そのギャップが良いです。

54位 じゃんけん民「逆さ坂」

 じゃんけん選抜7人によるユニットソング。センターは田名部生来、それ以外も知名度的にやや弱く、楽曲もなぜか演歌調。そうなるとセールスが苦しいのも致し方ないところでしょうか。個人的には嫌いではないのですが。

56位 でんぱ組.inc「WWDBEST」

 ベストアルバム収録の新曲は11人の作家の共作。これまでの彼女たちの名曲のPVを組み合わせたような映像も6人の監督の合作。総括すると、ここまでの活動をしみじみと感じさせる内容。こういうドラマチックな展開もでんぱ組.incの路線の一つ。「W.W.D」「W.W.D U」と比べると悲壮感は全くなく、大変明るくて希望を感じさせる内容に仕上がっています。今年ももう少しで終わりですが、この曲もまた完成度の高い作品として数える必要がありそうです。

58位 空想委員会「色恋狂詩曲」

 スマホ推奨のPVは今年のトレンドですが、PC視聴推奨と銘打つPVは初めて見たかもしれません。恋愛シミュレーション型PVというのも新しい試み。素朴な愛を歌う空想委員会の歌詞は彼ららしい路線ですが、場面ごとに曲調を大きく変えるサウンドはこれまでの彼らとは違う試み。新しい挑戦を果敢に取り入れた意欲作、大変面白い内容に仕上がっています。
posted by Kersee at 08:44| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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