2017年01月21日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年1月23日付

1位 星野 源「恋」

 さすがに今週は1位の座を明け渡すかと思ったのですが、まだ1位キープ。2位の作品と比較すると、引き続き高水準のセールスとともにTwitterとYoutubeが大きく上回っているのが効いているようです。そろそろ書くことが本当になくなってきました。この調子だと2017年の年間1位も獲得する形になるのかもしれません。

2位 Mr.Children「ヒカリノアトリエ」

 連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌ということを考えると、出足は意外とあまり良くないというのが正直なところでしょうか。Youtubeはshort ver.、1コーラスだけだとこの後が大きく変わる展開もありそうで、全体的に良いかどうかは判断しにくい楽曲かなという印象です。鼓笛隊を使っているのがこれまでの彼らと違う新しい要素でしょうか。

3位 Flower「モノクロ」

 E-girls陣営の中ではバラードのイメージが強い彼女たちですが、この曲は激しめのダンスナンバー。鷲尾伶菜のボーカルが力強く響いているので、踊りにもかなりの説得力が加わっていますね。

4位 ONE OK ROCK「We are」

 新作アルバム『Ambitions』収録の新曲。アルバムの初動セールスは前作の倍近く、いよいよ国民的バンドになったというべきでしょうか、あるいは海外で活躍する日本のロックバンド代表と呼ぶべきでしょうか。PVを通して見ても、画面と音から感じられるオーラがいよいよ他と違う印象になってきました。歌詞より歌声より何よりも音の説得力。これを強く感じさせる日本のバンドは滅多にいないと思いますが、どうやら彼らは完全にその領域に達しているようです。

5位 宇多田ヒカル「光」

 15年前のヒット曲ですが、"Ray Of Hope MIX"と題して新たなアレンジで配信リリース。比較的シンプルだった当時のアレンジと比べると、かなり音の種類が多くなっています。

6位 M!LK「疾走ペンキュラム」

 ビルボードのランキングでも初登場順位が徐々に上がっています。一気の躍進を期待したい今年1発目のシングルは、タイトル通り疾走感抜群のナンバー。かわいい歌声が女の子の声をグッとつかみます、と言いたいところですがメンバーの年齢はまだ高校生。10年後目指すとしたら、やはり今週15位に初登場したグループになるのでしょうか。

15位 w-inds.「We Don't Need To Talk Anymore」

 もう10〜15年前とは完全に別のグループになってますね。いつの間にか、橘慶太以外もボーカルを担当していてしかも上手いです。動的なカッコ良さを出せるアーティストは多いですが、それが静的なものになるとまさに選ばれた存在になります。海外では現状日本より人気があるという勢いらしいですが、日本でも彼らの再評価は今すぐにされるべきではないでしょうか。いや再評価ではなく、あらためて新しく評価されるべきという方が表現としては正しいですね。

16位 バンドじゃないもん!「YAKIMOCHI」

 この曲は発想がいいですね。新年とうまく合わせてます。楽曲はディスコティックと言いますか、1960年代〜1970年代のキャバレーバンドをイメージしていると言いますか。いずれにしても、アイドルポップとしては勿論最近のJ-POP全体で見ても最近あまり聴かないタイプの楽曲だと思います。こんなファンキーなナンバーを提供したのは在日ファンクのメンバー・浜野謙太。すごく良いです。もしかすると今年の台風の目になるかもしれません。

20位 バンドじゃないもん!「YATTA!」

 16年前に大ヒットした番組『笑う犬の冒険』から生まれたはっぱ組の名曲のカバー。まさかアイドルがこの曲をカバーすることになるとは思わなかったわけですが。たださすがに衣装は当時の彼らのようにはいかないようです(当たり前ですが)。ちなみに同じ年にヒットしたのがRe:Japanの「明日があるさ」、くずの「ムーンライト」。考えてみれば、芸人のヒット曲がものすごく目立った一年でしたね。

28位 さくらシンデレラ「ぐるぐるワンワン」

 ノーマルなアイドルソングと思いきや、途中テンポ変換があったり”かっとばせー”と歌うシーンがあったりするなど割と変化に富んでます。ただそれより気になったのは”出演協力:アパホテル社長”。どういう縁で出演に至ったのでしょうか…。

74位 岩佐美咲「鯖街道」

 AKB48を卒業して初のシングルになりましたが、プロデュースは引き続き秋元康。作曲もAKB48界隈中心に書いている福田貴訓なのでとりあえずは従来通りの路線。今回は福井県・小浜が舞台のご当地ソング。いわゆる歌謡曲調演歌です。目指すはやはり城之内早苗になるのでしょうか。

78位 FIVE NEW OLD「Stay(Want You Mine)」

 ラジオオンエア16位。「WIDE AWAKE EP」に収録されている、全英語歌詞の作品。PVでみせる姿は日本人そのものですが、音と声だけ聴くと完全に向こうのアーティストそのもの。初のCDリリースは2012年、出身は神戸。ですので昨年のカミコベにも出演しています。これまでの日本ではあまり見られなかったタイプのバンド、注目ですね。

86位 ent「Autumn Nightmare」

 ストレイテナー・ホリエアツシのソロプロジェクト。アルバム『ELEMENT』収録。さりげないオシャレを楽曲で体現したような、センス良いナンバー。

88位 ココロオークション「星座線」

 アルバム『CINEMA』収録曲。プラネタリウムで見られるような星の煌めきをそのまま楽曲にしたようなナンバー。ですのでボーカルの声質も含めて、少しだけBUMP OF CHICKENに近い部分もあるでしょうか。ポップとロックのバランスをうまくついている楽曲という印象もあって、これまたとても良い内容と言えるのではないでしょうか。

posted by Kersee at 00:33| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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