2017年01月27日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年1月30日付

1位 星野 源「恋」

 まだ1位です。たださすがにラジオオンエアが大きく低下して(26位)、総合ポイント数も先週と比べてかなり落ちてきました。来週はさすがに明け渡す形になると思いますが…。昭和あるいは平成初期くらいまでのオリコンだと何週も連続して1位獲得は多々ありましたが、最近はビルボードでも滅多にない事例ですね。ただただ凄いです。もう2010年代トップクラスの国民的ヒット曲と言って良いのではないでしょうか。

2位 三浦大知「EXCITE」

 ジャニーズや4846系のリリースがないとともに『仮面ライダーエグゼイド』主題歌という大きなタイアップがあったとは言え、オリコン週間1位獲得というのは大変素晴らしいことです。特に彼の場合、Folder時代から20年目でついにここまで辿り着いた形。デビュー当時はまだ10歳。この時期の沖縄出身なので、つまり言うとアクターズスクールから…という当時非常に多かった形でのデビュー。地道に頑張ってここまで来た結果の首位であることは言うまでもなく、とても感慨深いものがあります。
 楽曲はお馴染みの、歌もダンスも彼以外できないくらいのハイレベルな作品。ただ実績が出来たからそう聴こえるだけかもしれませんが、高みを目指しているかのような歌詞のサビがいつも以上にキャッチーで、頭に残りやすいように感じます。今年は彼が大きく取り上げられて、最終的には紅白歌合戦出場まで果たすのでしょうか。

7位 グリーンボーイズ「キセキ」
8位 グリーンボーイズ「声」
9位 GReeeeN「キセキ」
15位 GReeeeN「ソビト」


 グリーンボーイズは映画『キセキ−あの日のソビト−』に出演する菅田将暉・横浜流星・成田凌・杉野遥亮の4人で結成されたユニット。「キセキ」「声」、そして24日発売のCDに収録される「道」もGReeeeNの楽曲。「キセキ」は9年前、当時のティーン世代現在の20代にとっては完全に当たり前のような存在となっているナンバー。先行配信とTwitterでこの高順位、来週はかなりの上位に入ることが期待できそうです。同日発売のGReeeeNのベストに収録されている映画の主題歌「ソビト」も含め、Twitterでは1位〜4位を全て映画『キセキ−あの日のソビト−』関連で占める形。

12位 風男塾「証−soul mate−」

 三浦くんも活動期間長いですが、風男塾も今年でCDデビュー10年目・かなり長いです。今作はデビュー当時からの最後の生き残り・赤園虎次郎と青明寺浦正の卒業シングルで、オリコンではそれを祝うかのように初の週間2位獲得となりました。楽曲も彼たち(彼女たち?)に相応しすぎるほどに超スケールの大曲。ちなみに前作から楽曲提供はElements Gardenになっています。このグループももしかすると今年大ブレイクという形になるのでしょうか。歌唱力をはじめとする実力は間違いなく確かなので、おおいに期待したいです。それとともに、デビュー当時のメンバーがついにいなくことに寂しさを感じるファンも多そうですが…。

14位 AAA「MAGIC」

 CDリリースは2月8日ですが、配信は既に開始。男性は男性の色気・女性は女性の色気、両方を1曲から感じられるのが男女混合ユニット・AAA最大の強みでしょうか。そんなことを感じさせる楽曲です。意外と今までのAAAにはあまりない路線で、新鮮かつかなり面白い内容になっています。個人的にはかなり好きですね。

18位 シド「硝子の瞳」

 1年ぶりのシングルは劇場版『黒執事 Book of the Atlantic』主題歌。1990年代後半のヴィジュアル系の流れを連綿として受け継いでるような楽曲ですね。彼らの代表曲「嘘」もそうでしたが、なんだかFANATIC◇CRISISを思い出します。

28位 go!go!vanillas「おはようカルチャー」

 リズムの上手さが彼らの魅力だと思いますが、今作はカントリーの曲調を混ぜてきました。でも彼らの特性はしっかり残しています。とても巧くて見事な作品、プロデューサーはストレイテナーのホリエアツシのようです。

32位 きゃりーぱみゅぱみゅ「原宿いやほい」
35位 中田ヤスタカ「Crazy Crazy feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu」


 ヒット当時は時代を先取りしているイメージもありましたが、この曲は今の時代がようやくきゃりーぱみゅぱみゅに追いついた、と感じさせるナンバーでもあるような気がします。あるいは奇抜に見えてすごく普通で真面目な内面を持った彼女らしい楽曲とも言えるでしょうか。いずれにしても5年音楽シーンのトップにいるからこそ説得力を感じさせるナンバーで、巧さを感じずにはいられません。この曲は中田ヤスタカとのスピリットシングルの2曲目で、1曲目収録は中田ヤスタカ名義の楽曲。

41位 大橋彩香「ワガママMIRROR HEART」

 アニメ『政宗くんのリベンジ』OPテーマ。バンドサウンドを基調としていますがテクノポップらしい部分も持っていて、立体的なサウンド。5thシングルですが、オリコンTOP20入りは今作が初。

42位 パーマ大佐「森のくまさん」

 Youtube再生数13位。セールスは配信のみで24位に入っています。お笑いというより、新たに物語をつけて原曲をバージョンアップさせているような感じですね。確かに替え歌を発売するにあたって、著作権はしっかりした方が良さそうです。ただ訳詞者本人も『みんなのうた』放送当時は”作詞:不詳”という状況だったようで、なんだかとてもややこしいです。この作品自体はとてもユニークで良いと思うので、なんとか円満に解決して欲しいところです。

51位 夢みるアドレセンス「アイドルレース」

 真心ブラザーズ→OKAMOTO'S→ドレスコーズ、KEYTALK→MINMI→川谷絵音、シングルリリース順に並べてみるとものすごいメンツの制作陣ですが、今回はなんとヤバイTシャツ屋さんのこやまたくやによる楽曲提供。夢アドの特徴をしっかり捉えている歌詞とものすごく早口の譜割り、内容的にも難度的にもかなり楽曲のレベルはハードと考えて良いのではないでしょうか。

53位 Mrs.GREEN APPLE「鯨の唄」

 2ndフルアルバム『Mrs.GREEN APPLE』収録曲。ストリングスも加えた大作ポップバラード。単体で聴くと他のアーティストでも聴けそうな印象ですが、アルバム全体の流れで聴くと全く違う良い感想になりそうです。

55位 チャラン・ポ・ランタン「かなしみ」

 こちらもほぼフルアルバム『トリトメナシ』収録曲。意外と王道のバラードですが、なんとアレンジ・演奏があのMr.Childrenなんだそうです。ライフサポートで参加しているという縁があるみたいですね。Youtubeのコメントを見てもミスチルから流れてきた人が多数いるようで、その方たちにもあらためて彼女たちの音楽に触れて欲しいところです。

70位 魔法少女になり隊「革命のマスク」

 アイドルっぽい名前ですが、バンドです。過去には私立恵比寿中学に「ちちんぷい」を提供してますね。正統派女性J-POPぽい部分もあったり、テクノっぽい部分もあったりメタルっぽい部分もあったりでこれまた立体的なサウンド。PVに高橋名人を起用する辺りに類稀なセンスも感じます。

73位 夢みるアドレセンス「恋のエフェクトMAGIC」

 夢アドは今回2枚同時リリース。こちらもこちらでMrs.GREEN APPLE・大森元貴の楽曲提供。ただヤバTと比べるとかなり正統派なアイドルソングに仕上げている印象もあります。もっとも音のシャワーを感じさせる編曲はかなり良いと考えて良いです。PVの後半でドキュメンタリータッチになっているのは「アイドルレース」と同様ですね。


posted by Kersee at 23:01| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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