2017年03月04日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年3月6日付

1位 Hey! Say! JUMP「OVER THE TOP」
 19枚目のシングルも無事1位獲得。結成10周年のスタートに弾みをつけた形。タイアップはNTV系アニメ『タイムボカン24』オープニングテーマ。以前と比べると、確実にジャニーズもアニメタイアップが増加傾向にあるように感じるのは気のせいでしょうか。

5位 小沢健二「流動体について」

 同じ19枚目のシングルでも、こちらはなんと19年ぶり。Youtubeには公式VEVOチャンネルが開設されて、数數野名曲PVがアップされています。「ある光」「指さえも」辺りのアルバム未収録曲まで公開されているのに大変テンションが上がりました。そのうちJapanese Music Reviewでも取り上げる機会が出てきそうです。
 ティーザー映像では曲の全貌が全く分からないので、某所で確認しましたが楽曲は良い意味で往年のオザケンのまま。ただ声の伸びと風貌は、やはりどことなく良家の血筋を感じさせるといいますか、どこか小澤征爾っぽくも見えると言いますか。年を経て昔より確実に文学的なエッセンスが増している気もしました。良い曲です。せめてiTunesでダウンロード出来ればとも思いますが…。

6位 つばきファクトリー「初恋サンライズ」

 こぶしファクトリー以来、約1年半ぶりのハロプロ発メジャーユニット。昨年の時点で名前は耳にしているので、全然デビューという感じがしないですが楽曲も同様。レッスンやらインディーズ時代のステージで相当鍛錬しているとは言え、それを差し引いても最初からかわいさよりカッコ良さを強調した完成度高い楽曲に仕上がっているように思います。メンバーの年齢は14歳〜18歳、今のこぶしと大きくは変わりません。5年後くらいにはこの2組とモー娘。でハロプロを牽引する形になるのでしょうか。

7位 EXILE THE SECOND「SUPER FLY」

 翌週発売のアルバム先行シングル。彼ららしいダンス・パーティー・ディスコ・チューン。

10位 SHISHAMO「明日も」

 アルバム『SHISHAMO 4』発売週、セールス要素にアルバムは加算されませんが、ラジオだけでなくダウンロードもかなり好調で総合でも上位にランクイン。ドコモのCMタイアップ効果が非常に大きい証ですが、先週書いた通りサビ以外も良いところを挙げればキリがないくらいの高い完成度を誇ってます。おそらく2017年通しで考えてもTOP10入りはほぼ確実、これまででも多くあるSHISHAMOの名曲群の中でも更に上のランクと言って良いでしょう。中高生以外の皆さんにも是非聴いて欲しい一曲です。

14位 斉藤和義「遺伝」

 ドラマ『下剋上受験』主題歌。これもYoutubeだけだと時代劇テイストの映像ばかりが印象に残ってよく分からない状況ですが、サビを聴く限りフォークソング調のようです。間違いない高い完成度の作品であることも、おそらくは確かな気がします。

24位 amazarashi「命にふさわしい」

 CDシングルのリリースは1年半ぶり3枚目。非常に考えさせられるメッセージ性の高い歌詞と、それに輪をかけるように極めて重々しいPV。一つ一つの言葉をハッキリと歌うボーカルだからこそ、余計に心に響くものがあります。オリコンでは5位にランクイン、ただこちらもその結果以上に、色々な人に聴いて色々と感じて欲しい楽曲です。

37位 LinQ「負けないぞ」

 前作に続いてエイベックスからのリリース、ただ現体制の活動は今年の6月で一旦終了して、そこから新メンバーを入れるなどの「解体・再開発プロジェクト」を実施するらしいです。果たしてどうなるのか、といったところ。楽曲はそれを踏まえたような歌詞を、聴く人の耳に残すように作られたミディアムテンポ。

40位 THE BACK HORN「あなたが待ってる」

 今作はなんと宇多田ヒカルとの共同プロデュース。聴かせるバラードのようです。これも1分だけではよく分からないので、フルを聴かないと何とも言えないですね。

42位 清水翔太「FIRE」

 R&B色非常に強めのバラード。「FIRE」というタイトルでこれだけ静的な楽曲もなかなかありません。新鮮です。

43位 クリープハイプ「ただ」

 EP『もうすぐ着くから待っててね』収録曲。シンプルにストレートに、素直な感じで作られた自然体の楽曲に仕上がっています。あえて技巧を凝らさないことが技巧、というお手本のような曲ですね。

45位 THE HOOPERS「シロツメクサ」

 「千本桜」でお馴染みの黒うさPが楽曲提供。さすがに歌詞はあの曲ほど濃くはないですが、サウンドや構成・メロディーはどうしてもそれっぽい感じに聴こえますね。和風テイストのPVにしたのもその表れではないか、という印象があります。

57位 ゴスペラーズ「Fly me to the disco ball」

 すごくキラキラした楽曲。リードボーカルの黒沢さんがものすごい輝きを放っています。

60位 奥 華子「キミの花」

 メジャーデビューして10年以上、インディーズ含めると15年〜20年くらいになりますが、素朴で美しい歌声とメロディーは新曲でも大きく変わらず。安定しています。

68位 K「シャイン」

 『科捜研の女』主題歌。聴かせるバラード。そういえば「Only Human」や「over…」もほぼひと昔前になりました。早いものです。今作からビクターにレーベル移籍。

77位 中島美嘉「恋をする」

 DHCスキンケアのタイアップがあるとは言え、中島美嘉がこれだけストレートにポップで明るい楽曲を歌うのは何年ぶりでしょうか。久しくと言いますか、ヒット時代を遡ってもほとんど記憶にありません。デビュー17年目ですが、ここにきてかなり新鮮な気持ちで聴くことが出来るナンバーに仕上がっています。

98位 鈴木このみ「カオスシンドローム」

 アニメ『CHAOS;CHILD』エンディングテーマ。2週間後のアルバム先行シングルも兼ねています。どちらかと言うとfripSideが歌いそうなタイプの楽曲という趣。良いのではないでしょうか。彼女も今年でデビュー6年目、アニメファン以外にも広く知られるようになって欲しいところです(もう5年近く書いてる気がしますが…)。
posted by Kersee at 00:21| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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