2017年03月11日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年3月13日付

1位 Kis-My-Ft2「Tonight」
 順当に首位獲得。デビュー7年目、18枚目のシングル、メンバーも2人30代になっているのでもう明らかに若手ではありません。今回は「Tonight」「君のいる世界」「SEVEN WISHES」のトリプルA面シングルで、CDとしてのタイトルは『INTER』。ジャニーズがこういう形態でCDを出すのは初めてではないでしょうか。
6位 Anly+スキマスイッチ=「この闇を照らす光のむこうに」

 Anlyは沖縄・伊江島出身のシンガー。メジャーデビューした2015年の段階でドラマ主題歌に採用されていますが、昨年まではオリコンでは100位にも入らずという結果。ただ今年の「カラノココロ」は『NARUTO-ナルト- 疾風伝』オープニングテーマに採用されたことで、オリコン34位・ビルボード47位にランクインしています。
 この曲はNTV系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』エンディングテーマ。幻想的かつ澄んだ歌声もこれまた美しいですが、ここ最近ブレイクする女性ソロシンガーのトレンドになり始めている感じもしますね。良い曲だと思います。ヒットはオリコン23位・レコチョク3位でセールス総合4位。ここ最近少なくなりつつある固定票少なめ・浮動票多めのパターン。

7位 平井 堅「僕の心をつくってよ」

 『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』主題歌。活動20年超ですが、ドラえもんどころかアニメタイアップ自体メジャーデビュー23年目にしてこれが初。十数年以上愛され続けている、まさに彼ならではのバラードに仕上がっています。

8位 スダンナユズユリー「OH BOY」

 E-girlsからの派生ユニット。HIP HOPテイストのようです。LDH系はもう派生ユニットが増え過ぎで、どんどん素人にはついていけない状況になってきました。トラックとダンスはさすがのカッコ良さ。

10位 さユり「平行線」

 ノイタミナ枠アニメ『クズの本懐』エンディングテーマ。疾走感とダークさが組み合わさったカッコ良いサウンド。

12位 SILENT SIREN「フジヤマディスコ」

 表記を大文字に変えてEMI Recordsに移籍してから初のシングル。かわいらしい印象が強かった昨年までとはかなり違う雰囲気を出しています。バンドの音(特にベース)が前に出ていると同時に、ディスコサウンドもしっかりと取り入れた編曲が大変素晴らしいですね。サイサイ第二章の幕開けに相応しい名曲と言って良いのではないでしょうか。

17位 フェアリーズ「Synchronized〜シンクロ〜」

 14thシングル、彼女たちもデビュー7年目なので長い活動期間になってきました。今年に入ってから高い歌唱力と踊りが両立しているアーティストの良曲が目立っていますが、この曲も例外ではありません。シンプルにダンスをクローズアップしているPVにも好感が持てます。

22位 加藤ミリヤ「どこまでも〜How Far I'll Go〜」

 ディズニー映画『モアナと伝説の海』日本版エンドソング。壮大なバラードです。映画のヒットとともにこの曲もまたロングセラーになるのでしょうか。

39位 ЯeaL「カゲロウ」

 『銀魂.』オープニングテーマになっているこの曲はメジャー3rdシングル。ソニーレーベル所属・大阪府出身のガールズバンドということは、SCANDALの後輩と考えて良いのでしょうか。4人ともまだ19歳、全員同級生のようです。
 やってる音楽は明らかに19歳当時のSCANDALよりもロック。疾走感と迫力のあるサウンドに乗せられるボーカルの歌声はかわいいともカッコいいとも取れる印象で、つまり言うと絶妙。メロディーセンスやキャッチーさも良さそうです。3月27日には早くも大阪城野外音楽堂でライブ開催、現時点では一番期待できる若手ガールズバンドではないでしょうか。

45位 HR「日本ハカタ化大作戦」

 タイトル通り、これまでの福岡ソングの中でも一番濃い仕上がりになっています。ただサウンドのインパクトは名古屋の「首都移転計画」にまだ及んでいないでしょうか。

51位 エラバレシ「バスケットクィーン」

 ドラマ仕立てのPVと80'sチックなメロディーが何とも言えない味を出しています。つんく作曲。

52位 RIZE「SILVER」

 『銀魂.』エンディングテーマ。CDシングルのリリースはなんと4年半ぶり。最初のヒット「Why I'm Me」は17年前なのでもう大ベテランです。熱さが伝わるロックサウンド、この曲もベースソロが抜群に良いですね。

65位 NakamuraEmi「大人の言うことを聞け」

 軽快なギターソロから始まる歌い出し、リズムによく合うPVのダンサブルさ。明瞭なテーマをもって作られた歌詞も非常に完成度高いです。アラサーアラフォーくらいになると思いっきりグサリとかかる楽曲、若い人は若い人なりに心の片隅に置いて欲しい一曲ですね。3月8日リリースのアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4』収録曲。

66位 SPECIAL OTHERS & RIP SLYME「はじまりはQ(9)QUE」

 上質なサウンドに自由で大人なリリック。良いコラボです。

71位 片平里菜「なまえ」

 映画『パパのお弁当は世界一』主題歌。家族の繋がりをテーマにした名バラード。明瞭に澄んだ声だからこそ、余計に心に伝わるものがあります。


posted by Kersee at 20:44| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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