2017年05月31日

和楽器バンド『四季彩-shikisai-』(2017.3.22)

四季彩-shikisai-(DVD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(MUSIC VIDEO COLLECTION)(初回生産限定盤Type-A) - 和楽器バンド
四季彩-shikisai-(DVD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(MUSIC VIDEO COLLECTION)(初回生産限定盤Type-A) - 和楽器バンド
四季彩-shikisai-(BD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(LIVE COLLECTION)(初回生産限定盤Type-B) - 和楽器バンド
四季彩-shikisai-(BD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(LIVE COLLECTION)(初回生産限定盤Type-B) - 和楽器バンド
四季彩-shikisai-(DVD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(LIVE COLLECTION)(初回生産限定盤Type-B) - 和楽器バンド
四季彩-shikisai-(DVD付)(スマプラムービー&スマプラミュージック)(LIVE COLLECTION)(初回生産限定盤Type-B) - 和楽器バンド


1.起死回生(2016.8.17 DVD Sg.)
2.Howling ☆
3.Strong Fate(2016.8.17 DVD Sg.)
4.ミ・ラ・イ(2016.8.17 DVD Sg.)
5.雪よ舞い散れ其方に向けて ☆
6.蛍火
7.ワタシ・至上主義
8.望月
9.オキノタユウ ☆
10.Valkyrie-戦乙女-(2016.6.24 Sg.)
11.MOON SHINE
12.浮世heavy life
13.鳥のように
14.空の極みへ
15.CLEAN
16.流星
17.チルドレンレコード


 『八奏絵巻』から1年半ぶり、オリジナルでは2作目となる和楽器バンドの新作アルバム。

 5分超えの曲は1つのみですが、17曲収録で演奏時間約71分。先行シングルもいくつかありますが大半が新曲、かなりボリューミーな内容に仕上がっています。

 最初の「起死回生」は昨年のリオ五輪・テレ東系中継のテーマソング。テレビでオリンピックを見ていた人ならばおそらく馴染みのある楽曲ではないでしょうか。歌詞はタイアップにそのまま合わせた内容と言えそうですが。「Howling」は迫力のあるサウンド、それだけなら普通ですが後半で詩吟と尺八のソロが入ります。和楽器バンドの真骨頂と呼べる楽曲になっていますね。

 「Strong Fate」はバラードですが、戦いを思わせる雰囲気は前2曲と共通。こちらもまた和楽器バンドだからこそ実現できる楽曲になっています。「ミ・ラ・イ」は「起死回生」同様テレ東五輪タイアップ。これまた大きな会場での演奏がよく合う壮大なバラード、こういう楽曲をそろそろスタジアムバラードと呼称したい気分でもありますが。「雪よ舞い散れ其方に向けて」は所謂冬ソング。あまり和楽器が前に出ている楽曲ではないですが、メロディーは今アルバムの中でも群を抜く仕上がりになっています。季節をテーマにした綺麗な言葉を歌わせると、やはり鈴華ゆう子の真骨頂であると言わんばかり。

 細部にまで技巧を凝らしたバラード「蛍火」を経て、「ワタシ・至上主義」はこのバンドらしからぬ?明るいポジティブソング。ただそのらしからぬ部分がギャップを生んで非常に面白い仕上がりになっています。和楽器バンドのサウンドでこういう曲は良い意味で”ズルい”の一言に尽きるでしょうか。

 美しく聴かせる「望月」を経て、「オキノタユウ」は今アルバムのリード曲。終わりなき物語を和音階メインの旋律に乗せた楽曲は美しいの一言に尽きます。長い音符を基調としたメロディーが、鈴華ゆう子の歌唱力を最大限に引き立たせていますね。アニメ『双星の陰陽師』主題歌となった「Valkyrie-戦乙女-」はそれらしいロックテイスト。「MOON SHINE」は各パートの高い演奏力を特に感じさせる作品で、ライブだと更に良い方向に化ける可能性が最も高いナンバー。

 「浮世heavy life」は激しい男性メンバーの掛け声とギターが耳に残る激しいナンバー。歌詞にある通り、炎の演出がかなり合いそうな楽曲です。「鳥のように」は青の色がよく合う、環境音楽にも近いテイストのバラード。「空の極みへ」はラストスパートと言わんばかりの高速ロック。感謝の言葉が耳に残る「CLEAN」はフィナーレ、これまた美しいフレーズと声が印象的な「流星」はアンコール。「チルドレンレコード」はボーカロイドのカバーなのでダブルアンコールか文字通りのおまけといった具合でしょうか。

 というわけで、一つ一つの楽曲はどれも粒揃い。ただ如何せん曲が多いので、アルバム全体を掴むのには少し時間がかかると思います。聴かせる巧い曲が多い分、前作『八奏絵巻』ほど凄味を感じさせる曲が少ないのもその傾向に拍車をかけるでしょうか。逆に言うと特徴をつかめばクオリティは前作同様かなり高いので、良い作品であることは間違いなく保証できます。次作も引き続き楽しみにしています。





posted by Kersee at 00:27| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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