2017年06月23日

藤原さくら『PLAY』(2017.5.10)

PLAY (初回限定盤) - 藤原さくら
PLAY (初回限定盤) - 藤原さくら

PLAY (通常盤) - 藤原さくら
PLAY (通常盤) - 藤原さくら

1.My Way ☆
2.Someday(2017.3.29 Sg.) ☆
3.春の歌(2017.3.29 Sg.)
4.play with me
5.赤
6.好きよ 好きよ 好きよ(2016.6.8 Sg.)
7.sakura
8.necklace ☆
9.Soup(2016.6.8 Sg.)
10.play sick
11.SPECIAL DAY
12.はんぶんこ


 昨年からの活躍が目覚ましい、アミューズ所属・藤原さくらのメジャー2ndアルバム。

 前作『good morning』と比較すると福山雅治提供曲やスピッツのカバーもあってバラエティーは豊か。ただハスキーな声で素朴に聴かせるという本来の軸は変わりありません。彼女らしい作品に仕上がっています。

 1曲目の「My Way」は全英語詞。洋楽を聴くようになってから歌詞を英語で書きたくなる、というエピソードがあるようですが、確かに日本語よりも英語の方が合いそうな雰囲気です。BSフジで放送されている『ポンキッキーズ』EDテーマの「Someday」は、子ども番組とはおよそ合わない声質・音楽性を出来る限りそれに近づけた印象。ギャップと言いますか微笑ましさと言いますか、でも素朴なフォークという路線はあくまで堅持。そこに面白味を感じさせるナンバーですね。

 「春の歌」はスピッツの名曲カバー。アレンジはおろかサビのリズムのつけ方もかなり原曲と異なります。カントリーの色を出す編曲は、原曲を聴いた立場としてはなかなか想像つかない面もあってユニークなアイデア。70'sテイストの三拍子フォーク「play with me」を経て、「赤」もリズムがクセになります。のんびりと音を楽しむ時間帯。オシャレにコーヒーでも飲みたくなります。

 ドラマ『ラヴソング』挿入歌・福山雅治提供の「好きよ 好きよ 好きよ」を経て、自身がドラマで演じた佐野さくらに向けて書いたという「sakura」も聴かせるバラード。「necklace」は全英語詞のポップなナンバー。こちらもまた今風ではなく60's〜70's風味、シンプルな生演奏で聴かせる形。キーボードが非常に良いアクセントになっています。

 「Soup」は今のところ彼女の楽曲で一番知名度高い曲になるでしょうか。この曲と「好きよ 好きよ 好きよ」は外部提供ですが、案外アルバムの中で違和感は感じません。2分40秒近くの短い「play sick」は今回のアルバムの中でも一番のアコースティック。「SPECIAL DAY」「はんぶんこ」、ラストまで聴かせる曲で通すところが彼女のアルバムらしさ。

 あまり派手さはありませんが、その分良い意味でシンプル。聴き入るには実に心地良いアルバムです。彼女の声が好きな人ならば、確実にハマるのではないでしょうか。あとどちらかと言うと日本語より英語の曲の方がしっくり来ますね。むしろ次のアルバムは全曲英語詞でも良いくらいで、声質も含めてこれも他の日本人歌手にはない持ち味。彼女のステージも昨年秋に見たことありますが、こちらもまたどこか素朴で愛らしい確かな「色」がある内容。好みは人それぞれですが、個人的にはこの路線が彼女らしくて一番良いと思います。もう少し意外性があるとなお良し、と言ったところでしょうか。名前を見る機会は今後もまだまだ増えるはず。次のアルバムまでどういった楽曲が作られるのでしょうか。楽しみにしたいです。



posted by Kersee at 23:58| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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