2017年10月27日

沼倉愛美『My LIVE』(2017.6.14)

My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付) - 沼倉愛美
My LIVE(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付) - 沼倉愛美

My LIVE(初回限定盤B) - 沼倉愛美
My LIVE(初回限定盤B) - 沼倉愛美

My LIVE(通常盤) - 沼倉愛美
My LIVE(通常盤) - 沼倉愛美

1.叫べ(2016.11.2 Sg.) ☆
2.Climber's High!(2017.2.8 Sg.)
3.Good Day
4.Smiling&Smiling
5.Spiral Flow
6.Anti-Gravity
7.Shining Days ☆
8.ハレルヤDrive!
9.Hello, Ms.myself
10.屋根上の朱い花
11.暁
12.My LIVE ☆


 アイドルマスターの我那覇響役でお馴染み、声優・沼倉愛美の1stフルアルバム。

 アイマスに関してはほとんど存じ上げないのでその観点から述べることは出来ないですが、当アルバムに関して言うとアーティスト系。高い歌唱力と力の入ったトラックで思いっきり聴かせるアルバムに仕上がっています。

 冒頭2曲がシングル表題曲であとは全部新曲という強気な構成。「叫べ」は文字通りのロックナンバーで、”叫べ”と大きく伸ばす歌声が耳に残ります。「Climber's High!」も同系統で、息もつかせぬボーカルと力強いバンド演奏で聴かせるナンバー。アルバムリリース前の時点における歌手・沼倉愛美のイメージは、やはりロックシンガーという単語が一番しっくりくるでしょうか。少なくともアイドルという印象はあまりないです。

 ただアルバム曲は必ずしもそうではなく。「Good Day」は歌詞にやや重点を置いたようなミディアムテンポのポップス。「Smiling & Smiling」も同系統で、ご丁寧にストリングスまで入ります。「Spiral Flow」はデジポップ、「Anti-Gravity」もそれに近い系統。この辺りは1stアルバムということもあって、色々なタイプの楽曲を歌ってみるという意図もあるでしょうか。

 ボカロ畑で実績を残しているbakerが提供した「Shining Days」は心地よいメロディー。「ハレルヤDrive!」はライブの盛り上がりをイメージした曲。「Hello, Ms.myself」は生バンド主体のスケール大きなバラード。作曲は重永亮介、本来なら藍井エイルが歌っていてもおかしくないタイプの楽曲ですね。「屋根上の朱い花」「暁」は両方とも6分前後のバラード。歌の上手さは十二分に伝わりますが…。ラストの「My LIVE」は、PVも作られていますがシングル曲と同様ロック路線。「叫べ」と同様本人作詞ですが、割と攻撃的な歌詞でこのタイトル。やはり本人が歌手として一番やりたい路線はこれなのではないでしょうか。なんとなくそんな気がします。

 1stアルバムとなった今作は、色々なタイプの楽曲を聴くことが出来るという意味で価値があり、また本人にとっても今後の礎・引き出しの増加に繋がる作品だったと思います。ただ楽曲そのものに際立った印象はありまりなかったので、そこは今後チームとしての課題になるでしょうか。アニソンメインのロック系女子は近年かなり増えていますが、声優からとなると案外多くはいません。本業での活躍は今後も間違いないと思いますが、歌手としてはどうなるでしょうか。個人的には思いっきりバンドロックばかりでアルバム一枚作るのも面白いような気がします。



posted by Kersee at 15:07| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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