1位 TWICE「One More Time」
再生回数が24日間で2000万超、CDセールスはオリコン調べでなんと20万枚。さすがに配信ではそこまで高くないようですが、それでもTOP50圏外ということは決してありません。既に6月に発売された1stアルバム『TWICE』もかなりの数字を記録していますが、正直想像をはるかに超えたヒットになりました。驚きです。色々仕掛けはあると思いますが、単純に楽曲単位で見ると3分という短い時間にかなりの情報量を詰め込んだ密度の高いナンバーという印象ですね。清涼感を感じさせる9人のルックス・極めて高いわけではないですが聴く方を気持ち良くさせる歌声・抜群のリズム感。なんでしょうか、現在数多くヒットしている男性K-POPグループよりもはるかに親しみを感じさせます。今年もどうやら下半期、それも10月以降に大きな波がどんどん押し寄せていく形になりそうですね…。
2位 MAG!C☆PRINCE「YUME no MELODY」
ボイメンにマジプリ、東海地方は女性だけでなく男性もすっかりアイドルどころとなっています。十数年前だとw-inds.がブルボンのCMソングとして歌ってそうな、まさにそんなイメージの爽やかなナンバー。
4位 AAA「LIFE」
今作は月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』主題歌。月9ブランドの価値が低下しているので一概に凄いとは言えないかもしれないですが、それでも55枚目・13年目にしてこの大型タイアップ。なんだか大変感慨深いです。もっとも楽曲はミディアムテンポの王道売れ線ど真ん中のJ-POP、大変聴きやすいナンバーですがAAAの高い実力を考えると少し物足りない印象もあります。
6位 西野カナ「手をつなぐ理由」
オフィシャルは15秒CMだけですが、これまで以上にシンプルなバラードみたいですね。
19位 HIKAKIN&SEIKIN「雑草」
若手芸人がやりそうな企画モノみたいなものを、今はユーチューバーが実行するという図。配信限定。音の使い方に二番煎じ感を強く感じさせるのが、なかなか秀逸。
35位 スカート「視界良好」
この曲がリードトラックになっているアルバム『20/20』でメジャーデビューですが、それ以前からコアな音楽ファンにはかなり知られていたアーティスト。1990年代前半の都会派ポップを思わせるような音の使い方と歌声が素晴らしく、特にイントロのギターの入りが抜群に良いですね。今月の7日にNEGiFESでステージも拝見しましたが、音楽的センスを大変感じさせるステージ。このアルバムも年内、可能なら是非レビューしたいです。
45位 まふまふ「終点」
アルバム『明日色ワールドエンド』収録曲。同人系ですが、これがなんとオリコンアルバム週間2位。楽曲はいかにもダークで荒廃した雰囲気ですが、驚くべきはサビのハイトーン。これは凛として時雨のTK以来でしょうか。ちなみに今年はなんと、工藤静香にも楽曲提供しているらしいです。
46位 ヒルクライム「恋の炎」
「春夏秋冬」のヒットが8年前、活動期間も長くなりました。21枚目のシングルは少しアダルティーな雰囲気。
61位 上坂すみれ「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」
1st EP『彼女の幻想』収録曲。すみぺといえばロシアですが、この曲は思いっきり日本調。風変わりなこれまでのナンバーとはまた違う形の、新境地。
83位 SCANDAL「恋するユニバース」
配信限定シングル。10年も活動するとここまでエロくなるものなんですね、結構衝撃的なPVです。楽曲そのものはバンドポップらしい、比較的明るめのラブソングなのですが。それでもやっぱり演奏は流石、実力派そのもの。これもまた新境地、の作品と言って良いのでしょうか。
2017年10月29日
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