2017年12月04日

有安杏果『ココロノオト』(2017.10.11)

ココロノオト【初回限定盤A】 - 有安杏果
ココロノオト【初回限定盤A】 - 有安杏果

ココロノオト【初回限定盤B】 - 有安杏果
ココロノオト【初回限定盤B】 - 有安杏果

1.心の旋律(2016.7.3『ココロノセンリツ』) ☆
2.Catch up
3.ハムスター
4.ペダル
5.feel a heartbeat(2016.7.3『ココロノセンリツ』)
6.Another story(2016.7.3『ココロノセンリツ』)
7.Drive Drive(2016.7.3『ココロノセンリツ』)
8.裸(2016.7.2『ココロノセンリツ』)
9.愛されたくて
10.遠吠え
11.小さな勇気 ☆
12.TRAVEL FANTASISTA
13.色えんぴつ ☆
14.ヒカリの声
15.ありがとうのプレゼント(2011.7.27『バトル アンド ロマンス』・Live Take)


 ももいろクローバーZの緑担当、小さい巨人こと有安杏果の1stソロアルバム。

 先日レビューした山本彩のアルバムもそうですが、このアルバムもグループ活動と違うテイストの作品に仕上がっています。一言で言うと歌手・有安杏果が歌で聴かせるアルバム。その一言に尽きる作品ではないでしょうか。

 冒頭と5.〜8.は昨年のミニアルバム『ココロノセンリツ』収録曲。フルアルバムとしては1曲目「心の旋律」でハートをグッと掴まれる作品と言って良いと思います。自ら手掛けた歌詞もそうですが、ひたむきで真っ直ぐな歌声に思わず感心させられます。「Catch up」「ハムスター」「ペダル」はこのアルバムのために作られた新曲で、特に後者2つは作詞だけでなく作曲も担当。そこから指向している音楽性は、ズバリ言うと歌姫系。すごく基本に忠実に作られた上質ポップスという趣です。

 5.〜7.はライブで盛り上がりそうなアップテンポ中心。「Drive Drive」は[Alexandros]の川上洋平提供なので特に目立ちます。「裸」は小谷美紗子提供、楽曲だけでなく声色も他とはかなり違う雰囲気。ジャズチックでオシャレな「愛されたくて」「遠吠え」は風味堂の渡和久が楽曲提供。

 「小さな勇気」は7分近くにわたるバラード。自らしたためた言葉を一つ一つ丁寧に歌うボーカルが非常に印象に残る名曲です。何と言いますか、彼女の人間性の素晴らしさもそのまま声に反映されているかのような。Official髭男dism提供の「TRAVEL FANTASISTA」は軽快なアップテンポ。ラスト2曲は自作曲、「色えんぴつ」は浮遊感のある編曲が独特ですごく面白味のあるナンバー。歌詞の視点もかなり面白くて、今作で一番おススメしたい楽曲に仕上がっています。ラストの「ヒカリの声」は締めらしい大団円アップテンポ。なお通常盤にはピアノ演奏のみバックの「ありがとうのプレゼント」のLive ver.が収録。推しならば間違いなく涙が出そうな大熱唱になっています。

 というわけで、このアルバムも大変アーティスティックなアルバムです。もしかすると10〜20年後の彼女は、今作を更に発展させた感じの聴かせるアルバム、シンガーソングライターとしての活動がメインになるのかもしれないですね。スタダならではの気持ちを前面に出す歌声と、素直に作られたトラックが大変印象的なアルバムでした。これまた派手さはありませんが、だからこそより推しにはダイレクトに伝わる名作になっているような気がします。推しでなくても、素直に聴かせるアルバムとしてオススメしたい作品です。もしかすると、普段ももクロの曲を聴かない人の方が彼女を好きになるアルバムなのかもしれません…。

posted by Kersee at 02:10| Comment(0) | アルバムレビュー(アイドル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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