2018年03月12日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2018年3月12日付

1位 星野 源「ドラえもん」

 『映画ドラえもん のび太の宝島』主題歌として作られたわけですが、タイトルもPVも極めてストレート。ここまで国民的アニメに真っ正面に向き合った楽曲は過去ありません。「SUN」や「恋」の雰囲気を踏襲したようなサウンドは聴いていて非常に気持ち良く、歌詞はドラえもんの世界観から全くブレることなく。そのまま今回の映画だけでなくテレビのレギュラー放送でも採用していいと思える出来。一度聴いたら絶対に憶えるサビのラストは、ポップスのクリエーターとしてこの上ない才能を誇示しているかのよう。文句無し、2018年を代表するヒット曲であり名曲です。源さんは4月からNHK連続テレビ小説の主題歌にも決定、今年は昨年や一昨年以上にJ-POP界を席巻する一年になりそうです。

5位 E-Girls「Pain, pain」

 早くも今年2枚目、3ヶ月連続のCDシングルリリースです。TBS系ドラマ『きみが心に棲みついた』主題歌。Aメロ〜Bメロはシリアスに聴こえますが、サビは意外と明るめのメロディー。確かに鷲尾伶菜がボーカルのメインになった新体制から、Flowerっぽい曲が本体のシングルになる傾向が高まっている気はします。

9位 EXILE「Melody」

 Lyric Videoとありますが、映像はかなり凝ってます。6ヶ月連続配信シングルの2作目。往年のミディアムテンポの曲を、サウンド面で進化させたような内容。

10位 さユり「月と花束」

 アニメ『Fate/EXTRA Last Encore』EDテーマ。藍井エイルやLiSAと同様アニメメインのソニー系歌手ですが、言うまでもなく他とは違うダークな個性。この曲も彼女らしい内容に仕上がっているのではないでしょうか。

13位 フェアリーズ「HEY HEY〜Light Me Up〜」

 1990年代のユーロビートのカバー、振付は登美丘高校ダンス部のakane。レーベルがエイベックス系なので、なんだか妙にしっくりきます。デビュー8年目、なんだかんだ言いつつもオリコン2位で3万枚CDを売るあたりは安定した人気と言って良いのでしょうか。

20位 チームしゃちほこ「JUMP MAN」

 今回はとても明るい楽曲で、聴く方を元気にさせてくれるナンバーですね。作詞作曲も長年しゃちを手掛けている浅野尚志、間違いない出来とアーティストパワーで安心して聴くことが出来る内容です。

21位 JUJU「かわいそうだよね with HITSUJI」

 平井堅の楽曲提供、亀田誠治のプロデュース。アルバム『I』に収録。女性の内面をものすごく深く聴かせてくれるバラードは、近年のJUJUが歌う楽曲の中でもトップクラスの出来ではないかと思います。歌詞もそうですが、シンプルな編曲が感情表現の巧みさをより際立たせてくれています。彼女がヒットの第一線に現れてもう10年近くになりますが、ずっと高く評価される理由はこの曲を聴くとよく分かるような気がします。

23位 Beverly「A New Day」

 ドラマ『海月姫』主題歌。ものすごく歌唱力の高い人が歌うに値するスケールの大きいバラード。

48位 fripSide「killing bites」

 アニメ『キリングバイツ』OPテーマ。今回はイメージよりギターの音と重低音の響きが強い印象があります。全体的に鋭い楽曲、といった感があるでしょうか。

50位 岩佐美咲「佐渡の鬼太鼓」

 オリコンでは11位でした。2年前までAKB48、最終的に音楽方面で一番安定した仕事が続くのは間違いなくこの人になりそうな気配。そろそろAKB48にいたと思われない人が多く出てきそうな領域になりつつあります。一応プロデュースは秋元康が引き続き担当しているようですが。それっぽい雰囲気がおおいに出ている本格演歌、それにしても佐渡はどうしてこんなに演歌が似合う土地なのでしょうか。


posted by Kersee at 01:52| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。