2018年06月30日

BLUE ENCOUNT『VECTOR』(2018.3.21)

VECTOR - BLUE ENCOUNT
VECTOR - BLUE ENCOUNT

VECTOR(初回生産限定盤)(DVD付) - BLUE ENCOUNT
VECTOR(初回生産限定盤)(DVD付) - BLUE ENCOUNT

1.灯せ ☆
2.Waaaake!!!!
3.コンパス ☆
4.VS(2017.11.29 Sg.)
5.RUN
6....FEEL?
7.ハンプティダンプティ
8.résistance
9.虹
10.グッバイ。
11.coffee, sugar, instant love
12.「77」
13.さよなら(2017.4.26 Sg.)
14.こたえ ☆


 『≒』『THE END』に続くBLUE ENCOUNT3枚目のオリジナルアルバムも力作に仕上がっています。


 良質のメロディーとブルエンならではの熱さが共存している「灯せ」からスタート。タイアップソングならではのキャッチーさも持ち合わせていて最初から完成度は高いです。ライブの盛り上げを意識したような「Waaaake!!!!」も良い仕上がり。



 「灯せ」と同様、PVが作られている「コンパス」もまたブルエンの新たな代表曲になりそうな高いクオリティ。”行くぞ最高を超える旅へ”というサビの歌詞はしてやったりと言った部分もあるでしょうか、2018年の中でも上位に入る傑作フレーズだと思います。「VS」もキャッチーなポップ性とロックの醍醐味を感じさせる演奏に大迫力、実力の高さをあらためて証明しています。「RUN」は読んで字の如くの大変分かりやすいロックナンバー。英語詞中心の「…FEEL?」やラップ調の「ハンプティダンプティ」はシングル表題曲ではあまり見せないタイプのナンバーですが、前作で若干感じた不自然さは全くありません。全てブルエンの楽曲としてバッチリ溶け込んでいます。


 硬派なハードロック「resistance」、同名異曲が多い中でまた新たなアプローチを見せた「虹」など後半も聴きどころの多い曲が続きます。ミディアムテンポの「グッバイ。」も分かりやすいサビですんなり頭に入ります。「coffee, sugar, instant love」はどちらかと言うと歌より演奏で魅せる楽曲でしょうか。小気味良いリズムは他のバンドだとよくあるタイプですが、ブルエンで聴くと少し新鮮。「77」は”ナナ”と読む作品と書いて良いでしょうか。これまたリズム重視ですが、”ナナナナナ…”と歌ってそのままこのタイトルをつける辺りに、ちょっとした不器用さと親近感を感じさせます。メロディーの良さも重要なポイントですね。バラードのシングル曲「さよなら」を経てラストは「こたえ」。通勤や通学、日常を送る全ての人に贈っているかのようなメッセージソングを田邉さんらしい熱い熱い熱いボーカルで歌い上げる楽曲。これぞブルエンの真骨頂と断言して良い、彼らだけでなく今年を代表する名曲と言って良いのではないでしょうか。

 1年前と比べても確実に風格が増して、完成度の高いアルバムに仕上がっています。今年も力作の多いJ-ROCKのアルバムですが、その中でも間違いなく上位に入る作品ではないでしょうか。来年以降の作品・活動にも引き続き期待したいです。



posted by Kersee at 22:17| Comment(0) | アルバムレビュー(J-ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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