2018年07月16日

Official髭男dism『エスカパレード』(2018.4.11)

エスカパレード 通常盤 - Official髭男dism
エスカパレード 通常盤 - Official髭男dism

エスカパレード 初回盤(DVD付き) - Official髭男dism
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1.115万キロのフィルム
2.ノーダウト(2018.4.11 Sg.) ☆
3.ESCAPADE
4.LADY(2017.10.13 配信EP)
5.たかがアイラブユー
6.されど日々は
7.可能性 (prod.Masayoshi Iimori)
8.Tell Me Baby(2017.7.21 配信Sg.)
9.Second LINE
10.Driver(2017.10.13 配信EP)
11.相思相愛
12.ブラザーズ(2017.7.21 配信Sg.) ☆
13.発明家 ☆


 2018年4月11日メジャーデビュー、話題のニューカマー・Official髭男dismのメジャー初となるオリジナルアルバム。



 まずは冒頭2曲を聴いてもらうのが一番良いです。正統派J-POPバラードとして非常によくまとまっている「115万キロのフィルム」、ドラマ主題歌として同日シングルカットの「ノーダウト」。メジャー移籍前から名前は知られているバンドではありますが、まだ知らない人にとってこの2曲は最高の入りと言って良いような気がします。特に「ノーダウト」、この曲は2018年の中でも間違いなくトップクラスに入る名曲です。リズムといい声といい、近年のJ-POPではあまり聴けないくらい最高のグルーヴ感。そこからディスコサウンド風の「ESCAPADE」に入る繋ぎまで非常に考えられていて、今作の高い完成度に大きく貢献しています。


 「LADY」は聴かせるバラード。ポイントはサビ終盤におけるメロディーの作り方と、ピアノを主体にした編曲でしょうか。このバンドは藤原聡がボーカル&ピアノを担当しています。バンドでこういった形態のボーカルはWEAVERやキンモクセイなどがいますが、他と比べると爽やかというより土の匂いと言いますかワイルドさと言いますか、そういったものを感じさせるのは私だけでしょうか。「たかがアイラブユー」は打ち込み音を積極的に入れた編曲、R&Bにやや寄った楽曲ですね。「されど日々は」はバラードですが、こちらはギターとベースが主体。「115万キロのフィルム」や「LADY」ともまた違った心地良さを味わえます。浮遊感のある「可能性」はアルバム中盤、前半と後半の繋ぎとしてもうまく作用しています。


 「Tell Me Baby」もグルーヴ感ある編曲とリズムの使い方の上手さが光る曲。と言うよりこの曲で彼らを知ったという方も多いかもしれません。昨年7月の配信シングルです。この後も思いっきり歌い上げて盛り上げる「Second LINE」「Driver」、素敵なラブソング「相思相愛」、イントロ無しで最初からキャッチーな「ブラザーズ」、大団円の「発明家」。どの曲も完成度高いですが、冒頭同様ラスト2曲もまたかなりの素晴らしい内容に仕上がっています。

 サウンドワークに長けていて、なおかつ楽曲のバリエーションも豊富。平成もあと少しで終わりますが、次の元号が始まる頃まず最初に時代を作るのはこのバンドかもしれません。カッコ良さの中にも大衆性を意識しているように聴こえるのも好感度高いです。とてもじゃないですが、メジャーデビューしたばかりとは全く思えません。2018年を代表するアルバム、そしておそらくは今後長くなるであろうOfficail髭男dismの歴史を語る上で絶対に外せないアルバム。今年のJ-ROCKにおいては間違いなく必聴盤と断言して良いのではないでしょうか。





posted by Kersee at 23:28| Comment(0) | アルバムレビュー(J-ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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