先ほど紅白歌合戦の曲順が発表されました。早速講評したいと思います。一言で言うと、今年はひそかに露骨に視聴率を狙っているということです。
(第1部前半)
ハロー!プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊「Special LOVE Mix〜幸せの平成20周年 Ver.〜」
美川憲一「さそり座の女2007」
鳥羽一郎「兄弟船」
川中美幸「金沢の雨」
w-inds.「Beautiful Life」
中村美律子「だんじり」
北山たけし「男鹿半島」
長山洋子「じょんから女節」
EXILE「Lovers Again〜紅白バージョン〜」
mihimaru GT「俄然Yeah!」
WaT「WaT紅白セレクション」
アンジェラ・アキ「サクラ色」
布施 明「君は薔薇より美しい」
香西かおり「無言坂」
前川 清「そして神戸」
水森かおり「ひとり薩摩路」
企画「おしりかじり虫」
トップバッター濃いなあ…。いきなりハロプロvs美川憲一ですか。ハロプロはともかく美川のトップバッターなんか考えもしませんでした。
しかし演歌が多いです。まあこれはある程度予想は出来ていたことですが、予想以上に多いです。テレビ東京相手に視聴率争ってどうするんでしょうか。困ったものです。しかしヒットということを考えると、川中美幸と水森かおりの曲順はちょっと失礼だと思います。川中はまだしも、水森は昨年第2部なんですから、今年も第2部で歌わないと本来ならおかしいはずです。なんというか今年の紅白、演歌歌手に対する配慮が足りなさ過ぎる気が…。後で見ますが、実は第2部の演歌の新曲は小林幸子と氷川きよししかいないですからね…。
J-POPだとEXILEがヒットの割に異様に扱い悪いですね。まあでも他の特番でも早い時間帯の出番が多かったように思えますし、むしろ8時台の核みたいな感じにも見えますので個人的にはこれで良いと思います。ただ直接の対戦相手がmihimaru GTというのも…。なんかそこはもうちょっと実績のある人を入れて欲しかったです。あとアンジェラ・アキも曲の内容を考えるとこの位置は少し勿体無い…。
(第1部後半)
AKB48「会いたかった」
リア・ディゾン「恋しよう♪」
中川翔子「空色デイズ」
米米CLUB「愛君浪漫」
絢香「Peace loving people〜スペシャル・ピアノ・バージョン〜」
ポルノグラフィティ「リンク」
スキマスイッチ「奏(かなで)」
伍代夏子「舟」
すぎもとまさと「吾亦紅」
あみん「待つわ'07」
寺尾 聰「ルビーの指環」
平原綾香「Jupiter」
馬場俊英「スタートライン〜新しい風」
BoA「BoA ウィンター・バラード・スペシャル」
さだまさし「Birthday」
坂本冬美「夜桜お七〜大晦日スペシャル〜」
企画「ZARDメモリアル」
このブロックで鍵になるのはやっぱりあみんと寺尾聰でしょうね。第1部が(実質)15組、第2部が12組ずつになるのでZARDメモリアルは9時半開始時かもしれません。
あと結局中川・リア・AKB48はまとめられちゃいましたね。米米が(おそらく)3曲メドレーなのでうまく丸め込まれた形。まぁ米米はともかく紅組の3組に対してはしょこたんが少し気になる程度なので個人的にはそんなに問題視はしてないです。アキバ枠と名づけなければ良いという程度でして。リア・ディゾンはほとんど期待してないですし、AKB48は曲がダメなので(ああいういかにもおニャン子クラブが歌ってそうな曲は個人的には一番苦手です。「じゃあね」とソロ以外はほぼ曲として認められないレベルの代物だと思ってますので)。
あとポルノは地味に2000年以来の第1部での出演ですね。すぎもとさんと馬場さんはこの位置だと紅白効果は望みにくいかな…。絢香もステージの期待度を考えると勿体無いですね。
(第2部前半)
小林幸子「恋桜」
Gackt「RETURNER〜闇の終焉〜消え逝く武士(サムライ)への鎮魂歌(レクイエム)〜」
大塚 愛「CHU-LIP」
TOKIO「青春(SEI SYuN)」
槇原敬之「GREEN DAYS」
浜崎あゆみ「Together When...」
氷川きよし「きよしのソーラン節 YOSAKOIソーラン紅白スペシャル」
aiko「シアワセ」
倖田來未「愛のうた」
徳永英明「恋におちて−Fall in Love−」
中村 中「友達の詩」
平井 堅「哀歌(エレジー)」
企画・小椋 佳×美空ひばり「愛燦燦」
また第2部の始まりも紅白史上類を見ない濃さ…。なんかちょっと期待してしまいますよ、これ。本来濃いはずの大塚愛のステージが逆に印象薄くなってしまうんじゃないかな、と思ってしまうくらいです。
槇原さんはかなり扱い良いですね。これは個人的には嬉しいです。出来ればサラッと第1部3番目に歌うとかはしてほしくなかったので。しかしこう見ると演歌らしい演歌のステージが全くありません。
(第2部後半)
北島三郎「帰ろかな」
天童よしみ「珍島物語〜絆〜」
コブクロ「蕾」
中島美嘉「LIFE」
一青 窈「ハナミズキ」
秋川雅史「千の風になって」
DREAMS COME TRUE「ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜わたしたちの未来予想図〜紅白ヴァージョン」
SMAP「弾丸ファイター 紅白SP」
和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
森 進一「北の螢」
石川さゆり「津軽海峡冬景色」
五木ひろし「契り」
まずサブちゃんの曲順にビックリ。北島三郎が白組トリ5曲以内に入らなかったのは辞退した1986年を除くとなんと1980年以来27年ぶり。ちなみにこの時は中盤戦最後で都はるみ「大阪しぐれ」との対決で、重要度は結構高かったです。よくよく考えれば1986年には当時還暦を超えていた大ベテラン三波春夫が白組3番目でなぜか小泉今日子と対決、というのもあったのでそう考えるとまだマシな方なのかも。天童よしみも1997年に4年ぶりカムバックした時以来の早い歌唱。
どう考えても中島美嘉と一青 窈の扱いが良過ぎ。特に一青 窈。確かに名曲なんですけど、何もこの曲順にしなくても…というのが正直な思いです。中島美嘉がコブクロの後というのもちょっとねぇ…。
ドリカムとSMAPが実質今年のトリと言っていいのではないでしょうか。でもドリカムの後にSMAPを見たいとは全く思えない…。個人的にはSMAPを先にした方が良かったと思います。
そしてラスト4曲は阿久悠作品に落ち着きました。色々考えた結果、結局落ち着く所に落ち着いたという感じ。まあこの4曲は全て日本の歌謡史に燦然と輝く、今後歌い継がれるべき名曲なので、いいんじゃないでしょうか。ちなみに森進一がトリ前というのは1995年以来でかなり久々。石川さゆりは5年ぶりのトリで通算5回目、「津軽海峡冬景色」でのトリは1993年以来2回目。五木ひろしは3年ぶりのトリで通算13回目、大トリは2002年以来で通算6回目、「契り」でのトリは初めてになります。ちなみに「契り」が歌われた1982年の大トリは森進一でした。
トリは結局いつも通りに納まりましたが阿久さん追悼という面もあるのでまあ仕方ないと思います。ただ今年の曲順はJ-POPの躍進というより演歌の扱いが異常に悪いという印象がありますね。確かにここ数年の歌手別視聴率を見ると演歌のステージでかなり下げてる傾向があるので納得は出来なくないのですが、売れてる新曲を歌う人(川中・水森です)に対してはもう少し配慮してあげてほしいなぁ、というのが正直な思いです。
とは言え1970年代〜1980年代の紅白ではベテランよりも実力派の若手・中堅(当時の森進一、五木ひろしはまさにそうでした)の歌手が当時の大ベテランより曲順・扱いともに優遇されている傾向にあったので、そういう意味では本来あるべき姿に戻りつつあるのかな、という印象もあります。1990年代の紅白は明らかに演歌が優遇され過ぎている感じがして、当時演歌に興味なかった私にとっては11時以降退屈なイメージがあるくらいだったのでそういう意味では曲順に関しては格段に進歩しているのかもしれないですね。この分だと来年はかなりの確率でトリもJ-POP系の歌手になりそうですね。特にシングルが年間TOP10に入って、曲もそれにふさわしかったら間違いないでしょう。SMAP、コブクロ、ドリカム、倖田來未、中島美嘉…この辺りが大ヒットを飛ばせたら、来年のトリも十分見えてくるのではないかと思います。
2007年12月27日
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倖田來未 紅白
Excerpt: 倖田&中居が“密室対面”!恒例の紅白司会者面接で堂々接触大みそ日の「第58回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京都渋谷区のNHKホールでスタートした。交際が噂されるSMAPの中居...
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Tracked: 2007-12-30 19:55
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ドリカムは…やはり辞退でしょうか。それでもトリ近くをキープしてますから、来年以降に期待したいものです。
水森かおりさんは第2部が妥当だとお思います。
あと、中島美嘉さんは妥当な曲順だと
思います。
すぎもとまさと&馬場俊英さんは
二部の半ばぐらいがいいとお思います。
正直、今年は阿久悠さんの追悼もあるので仕方ないですが、売り上げの低い大御所たちも来年以降も低いのであれば、昔の大御所のように冷遇するのも必要だと思います。
あと歌力を標榜しているのなら、平井堅さんをもっと終盤に出しても良かったのでは(ジャニーズのSじゃ、ちょっと…)
今年はいわゆるアトラクション企画は「おしりかじり虫」だけの様でこの為だけにAKBとか出す意味あったのでしょうか(汗)。
今日あたりから歌手が参加するリハが始まり、スポーツ紙も紅白ネタで賑やかになります。
和田や北島の場外乱闘(笑)の他にどんなネタで賑わすのでしょうかね。
プログラム的にAKBが「おしりかじり虫」に参加するのは無理でした(^^;ゞ。
他の歌手のバックダンサーでしょうね。
確かに今年はトップバッターの内容非常に濃いですよね。でも、特に第2部の先頭は紅白の中でも結構目立つ&話題になるというイメージがあるので、これは結構面白い構成になっていると思います!(ちなみに1995年の第2部初盤なんかかなり内容が濃いというイメージを持っています)
とにかく、曲順次第で紅白の見栄えもかなり変わるものだなあ、という感想を僕は持ちました。
対戦相手とかも色々とおかしいし・・・これって誰かひとりで決めてるんですか?
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20071228-300654.html
しかしNHKもこの歌を紅白で全員で歌わせるの好きですねぇ(苦笑)
というか、それならSMAPもあんなバタバタと発売した曲にしないで、最初からこの歌にしておけばいいのに。
若い人は演歌とJ-POPを分けて欲しいという意見が多いですね。私はそうは思わないのですが…。演歌には演歌の良さがあって、J-POPにはJ-POPの良さがあると思うので。「千の風になって」が紅白をきっかけに売れたわけですから、紅白をきっかけに演歌に興味を持つことは何が悪いのか、と非常に思います。大塚愛は昨年よりはるかに扱いは良いと思います。第2部序盤はJ-POPヒット曲枠みたいなものですから。
>コルフさん
辞退ではなく、結局は阿久さんありきのトリだと思います。どちらかというと中村中は平井さんではなく馬場さんと当たってほしかったですね。
>たくぴさん
全くもってその通りだと思います。SMAPは一生懸命さの伝わる歌唱を毎年しているとは思いますが、土台がね…。
>pinjiroさん
どうやら本気でAKB48をヒットした歌手として考えてるようですね、NHKは。そりゃ一部の人にとってはヒットしたでしょうけど…。
>kouさん
ブログに書いてましたね。いいんじゃないですか。アンケートでは出してほしいという声が全然なかったですが(汗)
>フォルテッシモさん
おっしゃる通りで、特に1999年はひどいものでした。あの年くらいですよ、途中で長い!早く終われ!と思った紅白は(笑)。実は出場歌手よりも曲目・曲順の方が重要な要素だと私は感じます。もっとも今回は出場歌手のイマイチさが曲目・曲順にも確実に表れていますが…。
>9:Reさん
少なくとも一人ではないはずです。はっきり言わして頂きますが、今年の紅白は今までの紅白を考えると、有り得なさ過ぎることが多過ぎますし、それを良いとも思えません。これだと私も今年はちょっと期待できないですねぇ。なんか歌番組ではなくゴチャゴチャしたバラエティみたいな感じがしますし。
>aipoさん
全くもってその通りでして。ましてや作者の槇原さんがいるんですし…。五木さんの後というのも何だかなあ。まあ絶対ダメだとも思いませんけど、3年計画なんだから来年か再来年に回してもいいのに…。
皆さんも
博愛精神で出場歌手を語りましょうよ。
博愛精神のない人に「紅白」は見て欲しくない
酒でも飲んで寝てればいいというのが考えです
中島美嘉さんも将来のトリ歌手です。
コブクロの後でも少しもおかしくないです。
こんなこと考えるのは私だけでしょうか?
返信してなくて申し訳ありません…。博愛精神を持つことはもちろん悪いことではありませんし、むしろ良いことだとも思いますが、人間だったらこれはおかしい!と考える批判精神も必要だと思います。でも確かに賞賛するより批判する方が簡単ですね。今日書いた記事を作る時にすごく感じました。
中島美嘉はこれが「雪の華」みたいなバラードだったら問題ないんですよ。曲調的に第2部前半の方が合ってるんじゃないかなと思うんです。
AKB48は一人一人は嫌いではないのですが(よく知らない、というのもあるのですが)何しろ今回歌う曲が個人的にダメだと感じてしまったので…。
最近の番組は、まず目玉で視聴者を「つかみ」いかにそれを「ひっぱる」かに重点が置かれます。(歌コンなんかもそうですよね)その意味では、第1部の美川や第2部の小林幸子はぴったりでしょう。(小林はニュースの間に「衣装」をセッティングできるし。ガクトはまた客席で歌うのかも。片付けの時間も必要ですから。)応援合戦がないのも、演歌系が4人以上続かないようにしているのも、チャンネルが代えられるのを防ぐためでしょうね。
第1部は、第2部の前座的な考えがあって、冷遇と見えるかもしれません。従来だとこの人がこの時間に?と言うのもあります。ですが、大物や人気歌手と、イマイチ数字が期待できない歌手をうまくちりばめておかないと、すぐお客が逃げてしまいますからね。また「○時またぎ」とか「大物カードの裏」というのもありますし。
全体的には、第1部は「にっぽんの歌」を見たい層、第2部は格闘技やダウンタウンを見たい層を意識した曲順ですね。さてどうなることやら?
余談ですが、今週の「ちりとてちん」は紅白にからめた設定でした。主人公の産まれた日は、実際の紅白で五木ひろしが「ふるさと」を歌った日という設定で、本物の五木の紅白の歌唱映像が劇中に流れました。さらに年内最終放送日の今日は、ドラマのナレーションの上沼恵美子が実際に司会を担当した95年の大晦日の設定で、紅白のオープニングやエンディング、五木や上沼の実際の映像もちらっと登場しました。さらに主人公の着ていたセーターには、でっかく「58」の刺繍が。これって今年の「第58回」紅白を意識したスタッフの遊び心か?普通セーターに58とは刺繍しないよなあ。私は「(スタッフは)アンジェラアキかい」と突っ込んでしまいましたが。(この意味わかります?)
果たしてどんなステージになるのやら…。
NHKは一部の番組を除いて普段視聴率を気にする番組作りを出来る環境にはあると思うのですが、こと紅白に関してはマスコミがうるさいのでそうも言ってられない状況なんですよねぇ…。第1部は視聴率的には取り上げられない部分ですし、そこに演歌を集めているのかな、という感じもしますね。
>歌屋桜さん
そうでしょうね。でもよく考えれば30%もあれば十分凄いような気もしますが。
>774-sunさん
かなり苦労はしてるんでしょうねぇ。来年は出場歌手の選考自体考え直した方がいいかもしれません…。