2012年08月20日

桑田佳祐『I LOVE YOU-now & forever-』

(楽曲レビュー)
1-1.悲しい気持ち
 1987年10月発売のソロ1stシングル。なお今作収録された過去のシングル曲・アルバム収録曲のレビューは省略します。

1-2.今でも君を愛してる
 1988年7月発売のソロ1stアルバム『Keisuke Kuwata』収録曲。

1-3.いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)
 1988年3月発売のソロ2ndシングル。

1-4.Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)
 1986年、1987年にNTVで放送された『Merry X'mas Show』のテーマソングだったらしいのですが、色々あって今回が初めてのCD化。松任谷由実とのコラボレーション。7分近くある大作。何と言いますか、「豪華」という単語が非常に似合う曲。

1-5.漫画ドリーム
 1994年9月発売のソロ2ndアルバム『孤独の太陽』収録曲。

1-6.真夜中のダンディー
 1993年10月発売のソロ3rdシングル。

1-7.月
 1994年8月発売のソロ4thシングル。

1-8.祭りのあと
 1994年10月発売のソロ5thシングル。

1-9.波乗りジョニー
 2001年7月発売のソロ6thシングル。

1-10.白い恋人達
 2001年10月発売のソロ7thシングル。

1-11.ROCK AND ROLL HERO
 2002年9月発売のソロ3rdアルバム『ROCK AND ROLL HERO』収録曲。

1-12.東京
 2002年6月発売のソロ8thシングル。

1-13.可愛いミーナ
 2002年6月発売のソロ8thシングルc/w。

1-14.明日晴れるかな
 2007年5月発売のソロ9thシングル。

1-15.風の詩を聴かせて
 2007年8月発売のソロ10thシングル。

2-1.ダーリン
 2007年12月発売のソロ11stシングル。

2-2.現代東京奇譚
 2007年12月発売のソロ11stシングルc/w。

2-3.MY LITTLE HOMETOWN
 2007年8月発売のソロ10thシングルc/w。

2-4.君にサヨナラを
 2009年12月発売のソロ12ndシングル。

2-5.声に出して歌いたい日本文学 [Medley]
 2009年12月発売のソロ12ndシングルc/w。なお演奏時間は18分42秒。

2-6.本当は怖い愛とロマンス
 2010年8月発売のソロ13rdシングル。

2-7.銀河の星屑
 2011年2月発売のソロ4thアルバム『MUSICMAN』収録曲。

2-8.月光の聖者達
 2011年2月発売のソロ4thアルバム『MUSICMAN』収録曲。

2-9.明日へのマーチ
 2011年8月発売のソロ14thシングル。

2-10.Let's try again〜kuwata keisuke ver.〜
 2011年8月発売のソロ14thシングル。

2-11.幸せのラストダンス
 結婚する直前の熟年カップルを意識したような歌詞のラブソング。とても紳士的で綺麗な仕上がり。

2-12.CAFÉ BLEU
 ちょっとジャズの香りもする大人な香りのナンバー。確かにコーヒーというイメージかな、と思います。

2-13.100万年の幸せ!!
 ちびまる子ちゃんのEDテーマらしいです。というわけで作詞はさくらももこ。コーラスに奥さんの声もしっかり入ってます。いい曲なんですけどこのアニメのEDテーマと言われるとすごい違和感があるんですが。

2-14.MASARU
 全体を通してオルガンの音が印象的ですね。ちょっと1950〜1960年代の、エルビス・プレスリーを意識したような仕上がりにも感じます。お台場合衆国のイベントタイアップ曲なので歌詞にもそれらしい表現あり。

2-15.愛しい人へ捧ぐ歌
 美しいメロディーと言の葉で綴られる桑田佳祐の愛のプレリュード。タイアップがdocomoのCMになっている分、今作の新曲では一番入りやすい楽曲でしょうか。

3-1.六本木のベンちゃん
 1982年に小林克也&ザ・ナンバーワンバンドに提供してコーラスにも参加したという作品。言うまでもベンチャーズを模倣した作りなんですが…。これはなかなかの迷作っぷり。とにかく小林克也と桑田佳祐の歌い回しが可笑しい。途中のセリフは一体なんだったんでしょう。

3-2.ジャンクビート東京
 Real Fish featuring 桑田佳祐・いとうせいこう名義の楽曲…らしいです。1987年。まさかのヒップホップ。桑田佳祐のラップはものすごく貴重だと思います。なんか途中からヤケクソになってる気がするんですが。ただイメージできるシチュエーションはクラブよりも夜のヒットスタジオのステージ。あくまで自分基準。

3-3.LONG DISTANCE NAME
 1997年収録で、ローウェル・ジョージのトリビュートアルバムに収録された楽曲だそうです。日本人では彼が唯一の参加だったとか。

3-4.突然の吐き気〜えりの思い出〜
 音楽寅さんで作られた楽曲。ユースケ・サンタマリアの回想話をそのまま歌にしたような内容。こういった音源でユースケの声を聴いたのはカロゴンズ以来かも。

(総評)
 とりあえず買うorレンタルするなら必ず完全限定生産盤でDisc 3がついている物にしましょう。特に3-1と3-2は必聴。新曲はまあまあ良かったんですがそこまで面白味がある物でもないので。ベストアルバムとして収録されている曲は特に文句なしの内容ですがわざわざ「声に出して歌いたい日本文学」を入れるところがまあ何と言いますか、らしいなぁと。もっともこういう形でないとシングルのc/wが再び脚光を浴びることもあまりないですからね。というわけでソロワークも上々なんですが来年はサザンオールスターズ35周年にあたるんですよね。2008年の「I AM YOUR SINGER」以来休止状態なんですが…。個人的にはそろそろサザンとしての桑田さんの曲も聴きたいです。
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2012年03月09日

FUNKY MONKEY BABYS『ファンキーモンキーベイビーズ 4』

(楽曲レビュー)
1.アワービート
 14thシングル「あとひとつ」のc/w。打ち込みのサウンドが目立つテンションの高さはアルバムの出だし曲としては最適。

2.八王子純愛物語
 彼らの地元八王子をテーマにしたラブソング。八王子市民なら共感できる地名が多々ありそうな。というか日本の商業音楽史上、八王子のご当地ソングは初めてなのでは。歌詞もさることながらストリングスの入ったサウンドも雰囲気たっぷりで、このアルバム屈指の名曲だと思いました。

3.あとひとつ
 14thシングル。このアルバムの中では代表曲になりますね。今更語るまでもない名曲。

4.ランウェイ☆ビート
 15thシングル。同タイトルの映画の主題歌。前向きな歌詞。

5.愛の歌
 17thシングル「LOVE SONG」のc/w。「めざまし×ファンモン ソングエイド」応援ソング。打ち込みサウンドがバックの盛り上げ系。

6.未来の君へ
 未来の君というよりも未来の自分たちに向けた応援歌という趣の曲。親世代から見たら中高生に聴いて欲しい歌の上位に必ずランクインさせたい曲。なんだか卒業式のスピーチみたいです。まあそこがファンモンらしくて良いのですが。

7.大切
 13thシングル。映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』主題歌。それらしく歌い上げ系のバラード。近年のシングル曲の中では一番多いパターン。

8.LOVE SONG
 17thシングル。「よみうりランドジェルミネーション」キャンペーンソング。こちらはちょっと切なめのバラード。

9.真夏のマジック〜Sun's Feelings〜
 14thシングル「あとひとつ」のc/w。歌い出しがEXILEっぽく、歌に入るとちょっとケツメイシっぽく。いかにも夏のラップ曲らしい仕上がり。

10.悲しみなんて笑い飛ばせ
 ギターやベースなどバンドサウンドが収録曲の中で一番目立ってる曲ではないでしょうか。前向きな歌詞とアゲアゲなサウンド、サビ後半はコール推奨といった趣もあってライブでは定番曲になりそう。

11.それでも信じてる
 16thシングル。東日本大震災を経験して、それによる心境の変化から制作・発表に至った楽曲。ドラマ『アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜』主題歌。

12.空
 タイトル通りの浮遊感を表現したサウンドが特徴。万人受けではないものの面白味があって、良い意味でアルバムならではの楽曲。

13.ラブレター
 16thシングル。純な歌詞とストリングスの演奏が特色。

14.HAPPY BIRTHDAY
 跳ねるようなリズムとギター演奏が目立つ、聴いていて思わず踊り出したくなるような曲。ツアーでメンバーの誕生日にブチ当たった時には100%の確率で歌われる物と思われます。これもライブで選曲されると必ず盛り上がるでしょう。

15.サヨナラの向こう側
 15thシングル「ランウェイ☆ビート」のc/w。『ズームイン!!SUPER』の、本当の意味でのラストの天気予報BGMとして使われた曲。もっとも震災後は「あとひとつ」が使用されていたらしいですが。曲はラストにふさわしい壮大なバラード。


(総評)
 どの曲も粒揃いで良いアルバムだと思いますが、元々曲の幅が広いグループではない上に中盤以降は5分超の曲が多く並ぶので、ファン以外の人が通しで聴くには飽きがきやすいアルバムでもあるように思いました。シングル曲が多くて馴染みがあって聴きやすいかと思いきや、案外アルバム初収録の新曲の方にお気に入りの曲が多いようにも感じたり。日常の風景や人々の機微を書かせることに関しては一流とも言える彼らの歌詞は映画・ドラマのタイアップには実にもってこいのアーティストであると感じるとともに、それがシングルに限定して考えると楽曲の幅を狭めてしまってる弊害も出ているような。だからこそこのアルバムの存在価値がより高いとも言えます。個人的には通しで聴くより一曲一曲単位でじっくり味わうのがこのアルバム、あるいはファンモンそのものを楽しむには最も良い方法ではないかと思いました。
posted by Kersee at 21:18| Comment(0) | アルバムレビュー(男性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする