2009年01月04日

COUNTDOWN JAPAN 08/09−WEST−・1日目後編

 それでは1日目の続きを書いていきますが、その前に補足説明を追加。


・今回はいつも当ブログにコメントを頂いているミツさんとaipoさんと行動をともにしました。ライブやフェスは1人で回るのも良いですが、やはり何人かで回った方が多分面白いと思います。今年も最低1つは夏フェスに参加しようとは思っているので一緒に回ってみたい、という人がもしいましたらメールをお待ちしています。ただしコメント欄にコメントしたことのない人に関しては受け付けない予定です。

・セットリストは自分の知識の範囲では到底足りず、RO69のオフィシャルレポートやmixiコミュ、2chなどを勝手にフル活用させていただきました。


・電気グルーヴ…ピエール瀧よ、なんでもありかい!
 2008年の電気グルーヴは『J-POP』『Yellow』と立て続けに2枚のアルバムをリリースしたりして、久々に精力的な活動を見せた年。その活動の内容とリンクするかのように、ステージもかなり強力で攻撃的な内容となりました。
 セットリストを見てもらえればわかると思いますが、今回披露された9曲の中でシングルになっているのは「モノノケダンス」のみ、実は2008年のアルバム曲もそんなになかったりで昔からの電グルファンでない限りまず全ての曲を把握していないであろう内容。「Shangri-La」なんてやるわけない、一般受けなどくそくらえ。ここまで徹底しているとある意味気持ちの良い物を感じます。
 このステージ最大のハイライトと言えばやはり「ガリガリ君」。ピエール瀧が一体何を持ち出したかと思えば、なんとCO2噴射機。上に前に左に右に、ついにはステージから降りて観客に向かって白煙を噴射して、最後に「調子乗って前に行くからだよ!」と言う始末。
 最後は上半身からあの部分まで、体中の汗をふいたタオルを複数枚投げるパフォーマンス。石野卓球曰く、こんなに心から楽しめたステージはないとのこと。MCはほとんどなく、一般的に知らない曲が多数でフェス向けのステージとはお世辞にも言えないかもしれないが、この時間のAURORA STAGEの観客の熱気は完全に電気グルーヴに掌握されたと言っても良かったのではないでしょうか。
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 ピエール瀧の挙動にひたすら圧倒されたステージでした。その影で卓球さんが若干目立っていなかったような(汗)あまりに知らない曲が多くてひたすら何も考えずにノッていたせいか、細かい内容はかなり忘れてしまいましたが、「ガリガリ君」のインパクトはやっぱり大概のものでした。最後のタオルを投げるパフォーマンスといい、電気グルーヴにしか出来ないというより、電気グルーヴ以外やっちゃイカンだろというパフォーマンスだったのかなというのが個人的な印象です。なんだかんだ言いつつも楽しめたステージでした。

〜セットリスト〜
1.スーディザイア
2.モノノケダンス
3.アシッドハウスオールナイトロング
4.The Words(日本語版)
5.ガリガリ君
6.B.B.E.
7.ボルカニックドラムビーツ
8.かっこいいジャンパー
9.レアクティオーン



・奥田民生…相変わらず酔っ払ったステージ
 時間の都合上「快楽ギター」「SUNのSON」を含む3曲だけ見てDJ BOOTHへ。オープニングから呂律が回っていないのを聴くと、やっぱりこの日もビールを飲んでステージに立っているんだろうなぁと思ったり。ちなみにセットリストを見ると、今回のステージはマイナーな曲が多かった模様。
 今年はもしかしたらUNICORNで夏フェスやCOUNTDOWN JAPANにも出てくるのでしょうか。だとしたら死ぬほど見たいんですが。


・ダイノジ…強靭な体力と熱さにのせられずにはいられない
 DJ BOOTHについて軽く説明しますと、まあDJが流す音楽をネタに踊るステージです。ここに到着した時に「恋のメガラバ」が流れていましたが、まあ皆さん狂ったかのように踊っていました(汗)続く「天体観測」ではサビで大合唱。そんなノリが一日中続いている場所で見ている分には楽しいですが、入る分にはもっと楽しく、また非常に体力を使う場所でもあります。
 そんなDJ BOOTHに18時30分からゲストDJとしてダイノジの2人が入場したわけですが、大谷ノブ彦の熱いDJっぷり、大地洋輔のエアギター&ダンスがここで1時間半繰り広げられたわけです。バックダンサーも含め、この2人は1時間半、ちょっと水分を取る以外に全く休みなしに動きっ放し。
 いきなり渋谷陽一氏が好きでないらしい(汗)「LOVE PHANTOM」で一気に会場を温めます。その後大地のエアギターのテーマソング的存在と言える「Are You Gonna Be My Girl」など、前半は洋楽が続きますが観客のノリは、まあ大半がノッていたと思いますが後ろの方のノリは若干イマイチ。DJ BOOTHという狭いグラウンドの中ではそういった人は結構目立つわけで、思わず大谷が音楽を止めます。
 「後ろの方もうちょっと頑張ってくれ!」「俺はDJ BOOTH全体が一つになるような、奇跡しか見たくねーんだよ!
 概ねこういった内容のことを叫びましたが、まあこうなると会場はもう一つになるしかありません。大地が主導する独特の個性のある振り付けは、外から見るとやや恥ずかしいように思えるかもしれないですが中にいるとそんなことは関係なくもうひたすら手を動かし、足を動かし、声を出し続けます。「Fantasista」では全員が飛び跳ね、「シャナナ」では全員がタオルを回し、「明日晴れるかな」では例の子供パートを全員で合唱。まさにDJ BOOTHが一つと化した奇跡のステージでした。
 全28曲、怒涛の1時間半フルスロットル。時間の都合上私は1時間くらいでDJ BOOTHの外に出ましたが、外からも様子を垣間見ることが出来ます。ダイノジの2人に手抜きという文字は全くなし、まさに全力でステージに立った90分でした。大谷はブログで「大阪は凄かった、熱かった」と書いていますが、それだけステージを熱くしたのは紛れも無く、DJ BOOTHのメインステージにいたダイノジの2人と、ダンサーであることは疑いようのない事実でしょう。
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 DJ BOOTHの中には初めて入ったのですが、なかなか楽しいもので、ここに来て一日中DJ BOOTHで踊っている人も結構存在するという事実にかなり納得できました。それにしてもダイノジのステージパフォーマンスはお見事。人を笑わせないといけない仕事であるということは、それだけ人の心を動かさないといけない難しい仕事。芸人として一流の域に達している彼らだからこそ、これだけの数の人間を熱くさせることが出来るのだとあらためて思います。
 大谷さんのブログもよく読んでいますが、彼は本当に熱い男だなと文章を読むたびつくづく思います。そして意見が主観的な方向だけに傾くことが決してなく、かなり客観的に、広い視点から物事を、偽り無く心から楽しめている、そんな印象があります。その姿勢は本当に尊敬に値します。大地さんもあの体型、36歳という年齢であれだけ動き回ることが出来るというのはもはや異常。芸人が本職じゃないように見えてきますが実は彼らの漫才自体も面白かったり。今年以降もあらゆる方向で我々に笑いと感動を与えることでしょう。

〜主なセットリスト(全28曲)〜
 LOVE PHANTOM(B’z)
 I Can’t Turn You Loose(Blues Brothers)
 Are you Gonna Be My Girl(JET)
 What Happened To You?(The Offspring)
 ぶっ生き返す(マキシマムザホルモン)
 Fantasista(Dragon Ash)
 STAY GOLD(Hi-STANDARD)
 シャナナ(MINMI)
 明日晴れるかな(桑田佳祐)
 小さな恋のうた(MONGOL800)
 LIFE(Jacksonvibe)
 Oh Year(嵐)
 Sayonara90s(アナログフィッシュ)



・チャットモンチー…メンバーの成長振りに思わず感動
 午後8時が過ぎ、1日目のステージも大詰めを迎えました。PLANET STAGEではHYがラストアクトを務める中、私はチャットモンチーが待つAURORA STAGEに向かいます。
 夏のROCK IN JAPAN FESTIVALでは2年前にWING TENTのトリ。前年はLAKE STAGEに、そして2008年はGRASS STAGEと順調過ぎるほどの成長振り。ただGRASS STAGEで私が見たステージは、個性を十二分に発揮している素晴らしいステージの中でどこか不安を感じさせる面も少し垣間見えた内容でした。しかしこの日、COUNTDOWN JAPAN 08/09−WEST−の1日目のトリのステージに現れた3人からそういった不安は微塵も感じさせませんでした。
 「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」「Make Up! Make Up!」とアップテンポなナンバーから始まります。いつもならロックの格好良さに女の子らしい可愛らしさも交じってどこかしら微笑ましい部分もあるステージなのですが、このステージではただただロック。ドラムやベースもそうですが、橋本絵莉子のギターの音にかなりパンチが効いています。
 相変わらずちょっとゆるめのMCの後1ヶ月前にリリースされたばかりの新曲「染まるよ」。プカプカプカ…という擬音以上に歌詞に感情をこめて歌う絵莉子。いや歌声だけでなく演奏するギターにも感情が入っているような状態で、はっきり言ってトークで見せるようなのほほんとした彼女とは完全に別人格。「親知らず」もそんな流れを汲んだステージで、その迫力に衝撃を受けたといいますか、圧倒されました。アルバムに収録される新曲「あいまいな感情」の後、「みんなが知っている曲を」ということで演奏され始めた「シャングリラ」にはもはや風格さえ感じました。
 MCではお兄ちゃんが来ているという絵莉子。昔のバイト仲間が来ているというベースの福岡晃子。「ハマジ」という名前の友達が来ているドラムの高橋久美子。久美子にとっては、この人がいなかったら今のチャットモンチーはないというくらいの恩人だとか。
 さらに新曲を含め何曲か披露した後、この日最大のハイライトと言って良い「恋愛スピリッツ」。このステージにチャットモンチーの全てのエネルギーが集約されているような気がしました。3ピースバンドでしかもその3人全てが女性。そんなバンドがここまで力強い演奏が出来るとは初めて知った時はもちろんのこと、4ヶ月前の時点でも思わなかったこと。それに加えて独特の価値観に基づく歌詞を時に力強く、時に儚く歌う橋本絵莉子の声。そこには歌詞にある内容だけでなく、3人の力強い結束さえも伝わってくるほどの圧巻のステージ。
 「風吹けば恋」、アンコールの「女子たちに明日はない」の演奏で見事に締めくくったこの日。もう間違いなく彼女たちはロックミュージシャンとしての一つのステップをクリアしたでしょう。ある意味これが伝説の幕開けになるのかもしれません。まもなくリリースされるニューアルバム、ただただ楽しみです。
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 素晴らしいステージでした。感動しました。「恋愛スピリッツ」は本当に涙が出てしまいました。
 ハシエリの変身振りが物凄かったです。全体的に歌唱にものすごく気持ちが入っていて、これほど胸を打つ歌唱も久々に聴いたような気がしました。ギター演奏も大概の内容で、MCの喋りの量も随分多くなっていました(RIJは二言くらいしか喋ってなかったような)。髪型を変えたのもその表れなのかもしれません。
 もはやガールズバンドという言葉を使うのも失礼なほどにこのグループは成長を遂げました。本当の実力派バンドを見たような気がします。かつて女性のみのバンドでここまで高い完成度を誇った人たちはいなかったのでは?PRINCESS PRINCESSくらいですか?
 それにしても前作のアルバム『生命力』もなかなか良い作品でしたが、これは次のアルバムにも相当期待が持てますね。このステージでも2曲初披露がありましたが、ともに良い出来でした。本当にアルバムがどういった出来になっているのか、非常に楽しみです。

〜セットリスト〜
1.ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
2.Make Up! Make Up!
3.ウィークエンドのまぼろし
4.染まるよ
5.親知らず
6.あいまいな感情(新曲)
7.シャングリラ
8.LAST LOVE LETTER(新曲)
9.恋の煙
10.RPG
11.恋愛スピリッツ
12. 風吹けば恋
EC 女子たちに明日はない




この記事へのコメント
電グルのステージは、もうホントに自由すぎましたね(笑)「ガリガリ君」でのCO2噴射はやばかったです。体をふいたタオルを投げるとか、瀧さんしか出来ません(笑)ちなみに私は電グル熱が急増して、今、「A」を借りて聴いてます。「かっこいいジャンパー」とか、良いですね。
民生さんのステージはよかったです。マイナーな曲が多かったのですが、そんな事は関係なく楽しめました。ラストの「さすらい」は、大合唱でした。
ダイノジのステージは、外から見てましたが、まあ凄かったですね。世界1位のエアギターすげえなと思いましたが(笑)、それ以上に盛り上げが上手いこと上手いこと。彼らの漫才も是非見てみたいです。
チャットモンチーは、メンバーが確実に成長してましたね。それが感動。「恋愛スピリッツ」はしびれました。軽く泣きそうになりました。次のアルバムがホントに楽しみです。
Posted by ミツ at 2009年01月04日 23:51
ダイノジは稀にTVに出てますが、息の合った素晴らしい漫才をしますよね〜ハンパなく面白いです(笑)是非生で見てみたいなー

さて、待ってましたチャットモンチーについてのレポ!しかも長い!最高に嬉しいです。何だか少し興奮が伝わりました(笑)欲を言えばもう少し新曲について詳しく……いや、やっぱ発売を楽しみにします。
それにしても豪華なセットリスト。新曲以外は知っていますが、カップリング曲であるRPGまでやるとはびっくりです。チャットモンチーはカップリングも良いので2/4発売のシングルもぜひ!僕はシングル・アルバム共に予約しました。2009年、さらなる飛躍の年になりそうですね!

書きすぎましたねたらーっ(汗)しかもダイノジとチャットモンチーのことしか書いてない……すいません(笑)ではまた。
Posted by KAZUTO at 2009年01月05日 09:53
電気は夏とは違って,マニアなせトリですね。
ピエールは良い意味で何でもアリのエンターテイナーだと思います。

民生さんは夏でもマニアな曲が多めになることが多いですね。それでもグイグイと引っ張ってくれるので安心してみられます。

ユニコーンは観たいですが,フェスでは地元の方(北海道)に来てくれるのか…。何とも言えないですが楽しみにはしたいです。

ダイノジは友人からDJが面白いと言われているので,一度は観てみたいです。
特にフジファブリックの「銀河」は見所らしいです。

チャットモンチーは豪華なセトリですね。「恋の煙」と「恋愛スピリッツ」が入っているのがまた嬉しいですね。しばらくは離れていたんですが,また聴きます。

行っていたら,
RIZE〜the band apart〜Ken Yokoyama〜チャットモンチーで廻っていました。
Posted by yuu at 2009年01月05日 10:34
なんか羨ましい・・・。

ロック好きにはたまらないです。

Posted by ひで at 2009年01月05日 21:28
今回最大の楽しみが電グルだったのですが、あの自由過ぎるピエール瀧は確かに笑えましたね。
ちなみに"The Words(日本語版)"は、アルバム"Yellow"の収録曲(英語版)を日本語版にして間もなくシングルで出す予定の曲だそうです。

奥田民生は私は一通り聴きましたが、ラストの前に個人的に一番好きな「トリッパー」をやってくれたのが良かったです。
Posted by aipo at 2009年01月06日 01:51
>ミツさん
 民生さんはフェスでは大体「さすらい」で締めるのが定番みたいですね。ダイノジはエアギター以上の凄いものを感じました。

>KAZUTOさん
 個人的には青いスーツで昭和漫才するネタが一番好きですw RIJでは「風吹けば恋」のc/wの「推進力」もやってましたよ。チャットモは本当に素晴らしかったです。

>yuuさん
 電グルは結構ついていくのが大変な面もありました(汗)ユニコーンはひたちなかの方に行きそうな気がしますね。昨年の件でRIJとライジングの両方出演するのは厳しくなる見通しですし…。

>ひでさん
 ですよね。

>aipoさん
 ピエールは凄かったですね(汗)一回メジャーな曲ばかりが並ぶ民生さんというのも見たい気がします。
Posted by K-Marine at 2009年01月06日 18:11
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