2012年04月14日

Japanese Music 2×Beautiful Dreamer「1997年 年間チャートトップ100レビュー X(クロス)」その2

90位 夢じゃない/スピッツ 売上33.9万枚
MOMA(以下M):ドラマ「ふたり」主題歌。このドラマ見て原作小説も読みました。
Kersee(以下K):これは1993年のアルバム『Crispy!』からシングルカットされた曲みたいですね。
M:c/w「君だけを」は挿入歌で2曲ともシングルカットでした。ミックス変更以外にシンセを差し替えたので間奏のシンセソロを聞くと違いが分かります。
K:ドラマは見てないので分からないですが、PVの印象がかなり強かったです。
M:人形アニメのやつですね。
K:そうです。かなりストーリー性があって、悲しい物語でした。
M:シングルカットとはいえ、『Crispy!』はブレイク前なので新曲としてとらえていたリスナーの方が多かったんでしょうかね?
K:そうかもしれないですね。少なくとも私は新曲として捉えてましたね、「空も飛べるはず」と同じパターン、とも言うべきなんでしょうか。
M:そうですね。97年は「君が思い出になる前に」もCM起用で再発したりとやたら『Crispy!』がピックアップされた年でした。
K:あー、「君が思い出になる前に」ってこの年だったんですねCM起用が。これもCMで初めて認識した記憶が…。
M:このシングルの後の夏頃でした。新曲だと思ってレンタルしてきたら(レンタルでも新譜扱いで入荷していた)あれ何か発売年おかしいぞ?みたいな(笑)

89位 ID/ASKA 売上34.7万枚
K:このちょっと不気味な雰囲気が個人的にかなりハマった曲です。
M:ドラマ「木曜の怪談ファイナル」内の「タイムキーパーズ」主題歌でドラマにめっちゃハマってたので曲にもハマって当時レンタルしてます。
K:なんだかんだでドラマ主題歌なんですね(実は今の今までそんな記憶なかった)。
M:当時ポップなのしか聞いてなかったので明らかに異色なんですが、カッコいいなぁと思いながら聞いていた記憶が。
K:自分もそういう記憶に近いですね。聴けば聴くほどジワジワとハマっていく、みたいな感じの。
M:オリコンだと「風の引力」と両A面扱いですけど、公式上の扱いもジャケット表記も単独A面なんですよね。「風の引力」にCMタイアップがあったからかな。
K:多分それが理由でしょうね。ただいずれにしても「はじまりはいつも雨」「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」のイメージとは全く違うので面食らった人はいるかも。
M:それらに続く3番目の売上とはいえガクッと落ちましたからね。
K:CHAGE&ASKAの売上自体も2年前辺りから下降の傾向に入ってましたからねぇ。
M:当時は休止中で。99年に復帰しますがその後は長期休止して復帰するの繰り返しでしたね。

88位 Peace!/SMAP 売上35.1万枚
K:悪い曲じゃないんですけど、やっぱり前2曲の存在が大きすぎて…。
M:次が「夜空ノムコウ」なのでこの曲だけスコ〜ンと売れてない(笑)
K:ちょうど売り上げ的には谷間ですよね。
M:70万台2作→今作→ミリオンですからね。この曲はソロパートが無かったのが当時物足りなかったです。クラスの中でも誰がソロとか話題になっていた頃だったので。
K:言われてみれば。Bメロとかソロだと映えそうなメロディーなんですけどね。ちょっと勿体ないですね。
M:この曲の良さに気付いたのは最近で。シングルのアレンジもけっこういいですがアルバムの生音バージョンが豪華すぎていちいち頭にくるぜ!(ベジータ様風)
K:ちょっとそれは後日チェックしましょうか…。そういえばSMAPのオリジナルはほとんどレンタルしてないんですよね実は。
M:まあ当時としてはけっこう個性的な曲が続いていたこの時期にこの曲かよという感じはありましたね。

87位 そうだよ/Dreams Come True 売上35.4万枚
M:…ドリカムにこんな曲ありましたっけ…(汗)
K:リリースは前年の11月25日、1996年の紅白でも歌っております。
M:ちょっと今聞いてみたんですけど全く聞き覚えがない!(汗)いったいどういうことだ!?(しるかよ)
K:まあビックリするくらいの非売れ線曲なんですよ。確かタイアップもなかったような。前年までとは全く違う傾向を見せてます、ドリカムをカラオケで歌うことがステータス、というのをドリカム自らが捨てたようにも思えるくらいの。
K:それにしても曲後半は歌うのが死ぬほど難しい。当時夜もヒッパレにもランクインして、出演者がかなり大変そうでした。
M:エピック時代最後のシングルで…移籍後のオリジナルに収録されたものの…ベスト盤に入っていないようですね。
K:アルバムバージョンが2004年1月のベストに収録されてます。
M:その『DREAMANIA』一応当時聞いたけどさっぱり耳に残らなかったんですよね(汗)ドリカムは99年の「朝がまた来る」からヒットチャートに復帰した印象です。
K:売り上げ的には1996年〜1998年が低迷期にあたりますね。まあCD自体あまり出してなかったですが。海外に目を向け始めた時期。
M:この年に出た唯一のシングルは13万しか売れてなかったのか…。
K:「PEACE!」ですね。これまた素人には手を出せそうにない難曲で。紅白歌合戦の出場もこの年で一旦ストップしました。
M:先ほどのSMAPとタイトルが被ってるやつ。
K:ちなみにSMAPの「Peace!」は9月、ドリカムは10月。時期もちょっと被り気味ですw

86位 フラれて元気/TOKIO 売上36.0万枚
M:ドラマ「サイコメトラーEIJI」主題歌。サイコなドラマでした。原作で生きてる羽根山警部は犯人扱いされた挙句に殺されるし(笑)
K:このドラマは私も見てたんですが…あんまりストーリー憶えてないなあ(汗 主題歌になったことでこの時期のTOKIOの中では高いセールス。
M:TOKIOを知った最初の1曲でした。「うわさのキッス」は知ってたけどこれは当時TOKIOとして認識してなかったので。
K:「うわさのキッス」はキテレツ大百科のテーマソングでしたからねぇ。
M:TOKIOにとっては最初の大きな転機だった曲ですね。これまでに比べて圧倒的にバンドしてます。
K:自由な雰囲気の曲でしたね。Mステでは土砂降りの中なぜかシャンプーまでしたりしてステージまで自由にw
M:そんな意味不明な演出が(笑) 主演ドラマだったためか今では滅多に歌わない松岡ソロが間奏明けに聞けるのも地味にポイントです。
K:1990年代のTOKIOの代表曲と言っていいでしょう。
M:c/wの「Dash For The Dream」は鉄腕DASHテーマ曲として長年使われたのでこっち覚えている人も意外といるかもしれませんね。
K:そう考えると鉄腕DASHも相当長いこと続いてますね…。ちなみに当時は木曜午後11時25分からの放送でした。
M:ゴールデン昇格後もしばらくはスタジオトークが合ったのがいつの間にか無くなったよなぁ…(笑)

85位 Alone/岡本真夜 売上37.4万枚
K:岡本真夜の3rdシングル。3枚目にして初めてのバラード。リリースは1996年11月5日なので実際はもう少し売れてます。
M:累計だと47.8万枚。3番目の売上ですが2ndが48.9万だったのでほとんど同じでした。あっちが最高4位でこっちが10位なのでロングヒットしたのはこっちだったのかな。
K:2ndは「FOREVER」でしたね。この曲は結構長いこと10位前後にいたような記憶。リリース日やチャート上の動きは年間99位の工藤静香「激情」と共通している部分が多かったような。
M:初登場11位から96年最終週になって10位を記録しているようです。
K:聴かせるバラードだからこそ、こういう売れ方になったのかもしれませんね。
M:しっかり浸透していったということでしょうね。
K:ちなみにこの年リリースのシングルは「そのままの君でいて」「泣けちゃうほどせつないけど」「サヨナラ」。あとLove Cupidsというユニットを組んで「春がきた」という曲もリリースされております。
M:ユニットは知らなかったですが(汗)この時期のシングルはどれも好きです。ハズレ無いですね。
K:なお「そのままの君でいて」は13年後に上海万博の盗作騒動で話題にw
M:あれは…ねぇ(苦笑)バレるバレない以前の問題です。まんまだったじゃないですか(笑)
K:ただご本人はその後Mステなどの音楽番組に出演したりして、案外損より得の方が多かったかもしれません(汗)
M:しかし今にして思うと岡本真夜以降って女性ソロのポップスシンガーがしばし出てこなくなりましたね。みんなR&Bに流れちゃって。
K:90年代前半ならいっぱいいたんですけどね。2000年前後に女性ソロは多数デビューしましたがR&Bだったりロックだったりのイメージの方が強いです。

84位 「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ/エキセントリック少年ボウイオールスターズ 売上37.7万枚
K:当然ながら中学生世代にはドンピシャにハマってしまうわけでw
M:これか(笑)ワケ分からなかったけどインパクトは抜群でした。
K:”岩井のレーズン””俺も知らない謎の小袋80袋〜”www またこれ音楽番組に出ると鳥バード(今田耕司)のセッティングがかなり大変そうで、そこもツボでした。
M:当時中1でしたけど、もう少し年が上の方がネタという面では理解しやすかったかもしれません。番組見てなかったし、面白かったけど正直何が何なのかは分かってませんでした。
K:例のごっつから生まれたヒット曲でした。ただごっつはプロ野球中継の差し替えで松本がキレて11月に番組終了。
M:発売数ヶ月後のことでしたね。続いてたら続編もやっていたかもしれませんが…一応HEY!HEY!HEY!に移動して「日影の忍者」が…(苦笑)。
K:日影の忍者、個人的にはかなり好きだったんでしたけどね。ビックリするくらい売れなかった(苦笑)
M:あっちはいかにも二番煎じって滑ってるなぁ…と思った記憶しかない(汗)ちなみに今作は累計では40万突破しております。日影は19位7.8万…。
K:Mステでイカに扮した松本人志が生放送で「T.M.Revolution死ねーー!」って叫んでて大爆笑しました。
M:何故T.M.Rが標的に(笑)
K:この回TMRも出てたんですよ。HEY!×3では毎回のように舌戦を展開していてMステでもそんな流れで。

83位 本気がいっぱい/V6 売上38.1万枚
M:Eddy Blues=織田哲郎提供曲。
K:…今初めてその事実知ったんですが(爆)勉強になります。馬飼野康二=Mark Davisみたいな流れなんでしょうか。
M:恐らく…。他には浅岡雄也の特撮シングルの時くらいしか見たことな…(汗)
K:楽曲はCMソングらしくとても爽やかな感じで。
M:最高ヒット「愛なんだ」と知名度高めの「WAになっておどろう」に挟まれて売上もちょい低かったですが、それでもけっこう存在感あるポップチューンだなと。
K:リリースは4月3日。一応初登場1位なんですが特番時期でプロモーションはややしにくい状況とも言えたでしょうか。
M:わりとストーンと落ちていってしまった感じもありますね。V6の場合ロングヒットらしいロングヒットがTOKIOよりも少なかったりするんですけど。
K:推移は1位→7位→13位→20位圏外。まあ4月3週目や4週目辺りになるとリリースが多くなるので仕方ない面もありますが。
M:あと90年代のV6シングルってチャートでは全部両A面表記にされてますけど実際に両A面扱いなのは98年の「over/EASY SHOW TIME」だけなんですよね。たぶんC/Wが別名義だったせいなんでしょうけど。
K:この辺り、オリコンと実際の扱いどっちが正しいのかよく分からなくなります(汗)

82位 FACES PLACES/globe 売上40.3万枚
K:おそらくは自分が知っている曲の中で最もキーが高い曲(爆)
M:アルバム1週前の先行シングルだったので売上はあまり高くないですけど、当時から凄ぇ曲だなと(笑)
K:あんなキーで誰が歌えるんだという(爆)絶対KEIKO喉壊すだろと思いましたが。
M:一気にマニアックになったなという感じもしました。
K:明らかに売れ線じゃなかったですからね。歌唱といい楽曲の構成といい、衝撃を受けましたよ。激しい「動」の部分から一気に「静」に変わる部分、そしてそこからの流れが本当に美しいです。
M:当時はノリで聞いてただけなのでよく分かってない部分もあったけど、後にベスト盤とかで聞いて改めて名曲だったなぁと思いましたね。
K:まさに唯一無二の楽曲だと思います。これ以前に似たような曲は全くないですし、これ以降も勿論、今後もこんな曲生まれないでしょう。
M:この1ヶ月後の「Anytime smokin' cigarette」シングルカットは必要だったのか(汗)
K:私もそれは疑問でした(笑)実際セールス的にもイマイチでしたからね。M:冒頭のマーク煙草に火をつけるが問題視されませんでしたっけ?危険だとか言って。
K:そんなことありましたね。ただ歴史は繰り返すと言いますか。これより19年前の西城秀樹「ブーツをぬいで朝食を」でもそんな流れがあったとか。

81位 今宵の月のように/エレファントカシマシ 売上41.1万枚
K:エレカシ最大のヒット曲。江角マキコ主演のドラマ『月の輝く夜だから』主題歌。
M:ドラマは見てませんが、ロングヒットしていた記憶があります。
K:SPACE SHOWER TVのオリジナルランキングでは年間3位でした。当時「HOWEVER」と長いこと首位争いをしていた記憶。
M:CDチャートで初登場13位から9月になって2週連続8位を記録してますね。
K:9月ということはドラマがクライマックスに差しかかった時期にランクアップ、ということかもしれないですね。
M:あ〜そんな時期ですね。当時はいい曲だなぁ程度で手に取ってないんですけど、その後エレカシのベスト借りてきたときに改めてちゃんと聞いてハマりました。
K:この曲は言うまでもなく名曲ですが、1997年のエレカシのシングルは全部良いです。「明日に向かって走れ」「戦う男」「風に吹かれて」。レコード会社移籍後再デビュー曲になった「悲しみの果て」から注目度が上がったバンドなんですよね。
M:一気に売れ線に転換しましたよね。「風に吹かれて」はシングルカットじゃなかったらもう少し売れてたと思います。この曲はいきものがかりのカバーバージョンもあります。
K:「流星ミラクル」のc/wでカバーしてるんですよね。ちなみにそれ以前は全くの非売れ線でした。
M:この後も反動(?)で再び非売れ線に向かったりしますし、時期ごとにけっこう変わるバンドという印象です。
K:まずレコード会社が時期ごとに変わってますからね(汗)今はユニバーサル所属、結構壮大なテーマの曲がシングルになってることが多い気がします。
M:それでもやはりこの曲が1番好き…かなぁ。ただ去年のオフ会カラオケで歌ったけどサビよりBメロの方がキーが高かったり、高低差が激しくてカラオケ難度は地味に高い気がします(笑)
K:自分も1曲選ぶとしたらこの曲ですかねぇ。「ガストロンジャー」も捨てがたいですが。



posted by Kersee at 12:26| Comment(0) | 対談レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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