2012年04月16日

Japanese Music 2×Beautiful Dreamer「1997年 年間チャートトップ100レビュー X(クロス)」その3

80位 ツキ/猿岩石 売上41.4万枚
Kersee(以下K):猿岩石のあの代表作に続く2ndシングル。
MOMA(以下M):THE ALFEE高見沢提供。
K:ちなみに作詞は高井良斉=秋元康。エースコックのスーパーカップのCMでよくオンエアされてました。
M:出すたび下がっていきましたが、歌手猿岩石は良質な曲を最後まで出していて当時ファンでした。
K:タイアップの所以でこの曲はとてもキャッチーで良い曲だったと思います。次の「コンビニ」は地味な印象でしたが。
M:後に有吉が再ブレイクしましたが、歌唱を支えていたのは森脇の方で。後期には有吉の歌唱も向上しますがこの頃は森脇の声ばかり聞こえます。
K:ヒッチハイク活動の直後はタレント活動としてはともかく、少なくともお笑いより歌の方に才があったような。
M:ヒッチハイクで知ったのですが、お笑いでの活動の記憶はさっぱり無いんですよね…(笑)
K:さすがに帰ってきてから数年はよくテレビで見ましたが、ネタの記憶はゼロ(汗
M:芸人が余興で歌やってましたというよりかは歌が大マジでね。F-BLOOD(藤井兄弟)、高見沢、河村隆一、佐野元春、TAKUYA(JUDY AND MARY)と末期に至るまで豪華でした。
K:ラストシングルが「My Revolution」。これは純然たる例の名曲のカバー。
M:カバーを先に聞いたので俺の中であの曲は猿岩石基準です(笑)

79位 LEVEL 4/T.M.Revolution 売上41.5万枚
K:4枚目のシングルということで、タイトルもその名の通り。
M:初登場30位からロングヒットで最高18位。この曲で初めてT.M.Rを知りました。
K:この曲での音楽番組出演で彼のキャラクターを認識した人は相当多いと思いますね。
M:曲自体はこの後のようなインパクトというよりかは単純にメロが耳に残るなと。
K:メロディーや編曲など部分部分よりも曲全体で印象に残るような感じもしました。
M:ロングヒットしていたわけだし、純粋に曲の良さで広まっていたところ、次回作でカラダが夏になるわけですね(笑)
K:そういうことですw

78位 たのしく たのしく やさしくね/華原朋美 売上41.7万枚
K:これはですねぇ…(苦笑)
M:これか…。うん…これはなぁ…(苦笑)
K:もう苦笑いしか出ないといいますか。あらゆる面で。
M:シングル初の共同作詞とか言ってたのでタイトルは幸せな事を歌っているのかなと。で、当時はわりと普通かなと思いつつ、曲からはなんともいえない違和感を感じたのを記憶しています。
K:私は曲名の時点でえっ?って思っちゃいました。いくら共同の作詞とは言えこれまでと傾向が違い過ぎて。で、曲を聴いてさらに違和感が増大。
M:ポップの皮を被った怪曲としては某DNAがへってく曲と並ぶものがありますね。
K:いやー、私はこっちの方が酷いと思いました。3年後の例の曲もアレでしたがこちらとは比較にならないくらい。
M:結果的には最後の1位。売上は激減しまくりで以降30万も越えられなかった(小室時代に限れば20万すら…)っていう…(汗)
K:この曲までは前作までの貯金がありますからね。シングルカットを除くと次の曲リリースは9ヶ月後。で、その「tumblin' dice」もなんかよく分からない曲でした。そりゃ売上激減しますって。
M:当時TVでしか聞いてなかったものの、明らかに崩壊していくのがサビ部分だけでも分かったくらいだからちゃんと聞いていたファンからすれば相当なものだったんでしょうね。
K:テレビよりも音源の方が酷いと思います。全体にエフェクトかかりまくりで変に力の入った歌唱で。
M:まあ逆にある意味これが製品として流通していたのか!?という衝撃があるのでこの時期の作品は今からでも別の意味で1度は聞いてみる価値があると思います。

77位 YELLOW YELLOW HAPPY/ポケットビスケッツ 売上42.4万枚
K:この曲もかなりのロングセラーでした。前年は9月4日発売で年間チャート30位
M:累計は120.6万枚。96年末までずっとトップ10にいたような。「CDTV」で毎週残ってるのが楽しくて楽しくて。チャートの面白さにハマったのはこの曲のおかげです。
K:かなり長いこと5位〜8位くらいキープしていたような。
M:間奏でテル(ウッチャン)のピアノソロがあるのも毎回ワクワクしました。
K:ただ当時ウリナリは全然見てなくて。基本裏番組(テレ朝のMステ)見てましたからねぇ。そこでのランキング時の紹介は相当あっさりした物でした。
M:そうか、ウリナリの裏だったから中学くらいまでのMステの記憶がカケラも無いのか…。
K:基本ウリナリ見てた人の方がこの時期は確実に多かったと思います。
M:当時の小中学生の間では物凄い勢いでしたからね。お小遣いで買える500円シングルだったし。
K:売れる要素は相当あったんですよね。番組の人気。500円のCD。千秋の歌唱。パッパラー河合が作った曲の良さ。テルの演奏のハラハラ感…。
M:まあ俺買い始めたの「Power」からだけどな

76位 LOVER SOUL/JUDY AND MARY 売上42.7万枚
K:10月15日リリース。というわけで最高5位。なぜならこの週の顔ぶれが凄かったから。
M:累計は50.4万枚。バラードタイプの曲としては1番知名度高いでしょうか。
K:紛れもなくバラードなんですけど構成や間奏の演奏などを聴くとあまりバラードっぽく聴こえない気がするのも特徴でしょうか。
M:そうですね。あんまり間延びした感じも無くすっと聞けるというか。
K:6分くらいの曲なんですが、歌唱パートは思いのほか短いですからね。ギターソロが相当目立ってました。
M:TAKUYAがどんどん主導権握っていきましたからね、このバンドは。
K:そのTAKUYAはこの年ROBOTSというユニットで「コイビト」という曲をリリースしています。

75位 明日、春が来たら/松たか子 売上42.8万枚
K:松たか子はこの曲でCDデビュー。
M:目立ってヒットしたのこの曲くらいですが、けっこう長く音楽活動を続けて作曲までやったりけっこう充実してます。
K:地味に良い曲すごく多いんですよ。地味というのがポイントでもありますけど。自ら作詞作曲もしたりして。
M:声も曲も特徴はあまりないんですけどけっこうスーッと入ってくるんですよね。聞いてみると意外といいじゃんみたいな。
K:その辺は松本幸四郎の娘という名家の流れ、というのがあるのかもしれませんね。あとこの年歌手として紅白初出場してます。前の年紅組司会だったんですが。これは唯一の記録。

74位 もののけ姫/米良美一 売上44.3万枚
M:全部裏声ってだけでもうインパクト。
K:パート的にはカウンターテナーなんですね。いわゆる女性のパートを男性が歌うという。
M:先日TV出演した時は体型も丸くなられて、かなり低めに歌っててもうあの高音は出せないのかな?と。
K:この曲で一気に知名度が上がった分、その後色々苦労もあったみたいで…。
M:映画の方はかなり後追いでようやく見たけど何だかよく分からず記憶に残ってない(汗)
K:その映画は当時の興行収入を塗り替える大ヒット。現在でも邦画歴代3位の記録。ちなみに1位が千と千尋、2位はハウル。ただ個人的には未だに見てなかったりします。失敗作と言われる「ホーホケキョとなりの山田くん」はなぜか2回も見てしまいましたが(爆)
M:20世紀では最高ヒットの邦画だったということで、ビデオ発売するだけでも相当な騒ぎだったような。
K:ジブリの映画テーマソングを歌うことでその人の知名度が飛躍的に上がる、というのもこの米良美一が作った流れではないでしょうか。まあその前の「君をのせて」「となりのトトロ」の井上あずみもその類でしょうけど。
M:テーマ曲自体の知名度はこれ以前のジブリ映画でも高いですが、ヒットシングルとして記録にも残っていくのはこれ以降なのかな。
K:そうだと思いますね。木村弓、手嶌葵、藤岡藤巻と大橋のぞみ…。

73位 Shangri-La/電気グルーヴ 売上44.6万枚
K:また濃い曲出ました。電グル最大のヒット曲、彼らの中ではまだ比較的薄めの曲かなとは思いますが。
M:夢でキスキスキス…のフレーズだけやたら耳に残ってます。トップ20くらいでロングヒットしていたような。
K:そうでしたね。ちなみにスペシャのオリジナルでは邦楽だけで言うと20週近くtop10にいたような。年間1位でした。
M:正直当時はよく分からないけど耳に残ってる曲という感じでその後も改めて聞いてないのでそういった当時の印象しかない曲でもあります(汗)
K:まあ電気グルーヴの中では間違いなく異色作ですね。曲的にもヒット的にもw
M:そんなんでも15年経っても覚えてるんだから相当インパクトある曲だったのかなと。
K:まああのサビは一度聴いたら嫌でも耳に入ると思います。なおPVはソープランドがモチーフ。
M:風呂みたいなのに入っていたりする映像がおぼろげに記憶に…。

72位 くじら12号/JUDY AND MARY 売上44.7万枚
M:集計期間の都合上こちらが上ですが累計では先ほどの「LOVER SOUL」を下回ります。
K:この曲は2月21日のリリース。タイトルや歌い出しの歌詞に結構なインパクト。
M:単純にこの時期が黄金期ですかね。かなりギターサウンド含めて凄いことになっていますがポップ性抜群でパッと聞いた感じではマニアックな感じはあまりしないです。
K:前年に「そばかす」がミリオンヒット。その前の「Over Drive」からこの曲、直後のアルバム辺りまでが全盛期でしょうね。
M:この頃はリアルタイムでは聞いてなくて耳に入ってくる程度でしたがそれでも全部聞けば分かるレベルにまではなってました。
K:ただこの曲、PVはサビ部分しか作られてないんですよね確か。
M:化粧濃い!っていう強いインパクトがありましたが、そうでしたか。
K:「そばかす」「散歩道」も実質PVがないも同然ですし。でも彼女たちの場合作品として作られたPVはかなり力込んでました。
M:ボーカルの人毎回顔が違うなぁと思ってた(笑)
K:曲ごとに化粧を大きく変えてますね。

71位 YES〜free flower〜/MY LITTLE LOVER 売上45.5万枚
M:彼らの中では7番目の売上ですが2度目にして最後の1位。1位取ってなかったんですねぇ。
K:楽曲的には1位取ってたんだという印象もある内容ですが、まあさっき散々酷評した年間78位の曲も一応週間1位取ってますから(爆)
M:この曲が1位としてCDTVで流れた時に随分異質な曲が入ってきた感じがしたのを覚えてます。あの時はマイラバをまだ知らなかったんじゃないかな?
K:映画『スワロウテイル』の劇中歌なんですけど、そうだとしたらちょっとリリースまでに間があったなぁ、と。ちなみにこの曲のリリースは1996年の12月2日。映画はその前の9月に公開。
M:けっこう淡々としているし、あまりシングルっぽくないというか。ちゃんと聞くとけっこう引き込まれましたが。
K:そういう意味では玄人好みの曲とも言えそうです。まあそこはやはり小林武史ですから。
M:この頃は本当に実験精神旺盛な天才プロデューサーだったなぁ(遠い目)
K:まあさすがに15年以上もトップクラスにいますとね。それでも現状は後年某アイドルをプロデュースするあの人よりは全然マシだと思いますよ。
M:1人で意地になって年間アルバム5枚以上の曲を書き続けるあの方ですね


posted by Kersee at 21:46| Comment(0) | 対談レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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