2012年04月21日

Japanese Music 2×Beautiful Dreamer「1997年 年間チャートトップ100レビュー X(クロス)」その5

60位 Sweet Emotion/相川七瀬 売上50.3万枚
Kersee(以下K):この曲までが相川七瀬ヒット期ですよね。
MOMA(以下M):結局シングルでの1位は獲得できませんでしたね。
K:CMソングでした。キャッチーで憶えやすく。次の曲「Bad Girls」は若干とっつきにくい印象がありましたが。
M:1発で耳に残るキャッチーさがあったのはこの曲まででしたね。次からは一気にガクンとインパクトが下がったという印象があります。
K:こんな急に売上下がるものかと当時思いましたが。
M:この半年後の「Bad Girls」から20万台まで落としましたからねぇ。ただアルバムではこの時期の2ndで既に1stから半分近くいなくなってて(苦笑)
K:売上的にはその前の前の「恋心」がピークでしたか。ですがこの曲は大好きですよ。ラストサビ前の"Sweet Emotion..."という部分が特に。
M:サビがとにかく気持ちいいし、相川七瀬の曲の中でも個人的に1,2を争う曲です。
K:サビも素晴らしいんですが全体的にこの曲は好きです。というよりこの時期の相川七瀬のシングル曲は全部良いw

59位 愛されるより愛したい/KinKi Kids 売上50.5万枚
K:キンキの2ndシングル。発売はこの年の11月12日で集計期間最終週。これは初動だけの数字。
M:98年の年間チャートでは8位でしたが「CDTV」とかでは97年の方でもう少し上に入って、98年では下位になってましたね。
K:CDTVは12月まで集計期間入ってますからね。細かく第何週までだったか、というのはさすがに忘れましたが(最近全然見てないので)。
M:KinKi2人で主演した最後のドラマ「ぼくらの勇気 未満都市」主題歌。このドラマは土9史上最高傑作だった…。
K:これは私も見てました。凄いドラマでしたね。ただ最終回だけ見れなかったんですよ実はw
M:いいところを(笑)歌詞全体ではあまりドラマと関係なかったですが、間奏明けの「扉の向こうに〜」とかそこはかとなくドラマの世界観と合致する部分がありました。
K:このドラマは嵐になる前の相葉雅紀や松本潤も出てたんですよね。嵐の結成時のメンバー見てこの2人見覚えある!と思いました。
M:同じく。「モリ(松本の役名)じゃん!」って(笑)
K:宝生舞も印象に残りました。彼女はもう引退しちゃいましたけど。
M:この曲自体もかなり好きな曲で、KinKiファンにとっても思い出深い曲だと思ってたのに『39』投票圏外だったのが信じられん(汗)
K:さすがに前作ほどではなかったですが連続ミリオンヒット。リアルタイムじゃなくても十分通用する楽曲と知名度だと思うんですけどね。作曲も馬飼野康二ですし。
M:「硝子の少年」179.2万枚で、これが164.4万枚ですからねぇ。かなりの特大ヒットですよ。
K:いまだにキンキのシングルセールスはこの2曲がツートップですよね。
M:もう2度と変わらないかと(笑)ただ前述のように年間チャートで分断されるので、年単位で振り返るような特集であまり紹介されないという…。

58位 トラブルメイカー/相川七瀬 売上50.8万枚
K:60位の曲は5月リリース、この曲は2月リリース。前年大ヒット「恋心」の次のシングル。
M:連続で同じくらいヒット。どちらも最高2位だし、曲のタイプは違うけどヒットしていた感覚では同じような感じでヒットしていました。
K:ヒットという点では確かに同じくらいなんですね、年間順位を見ても分かる通り。
M:どこがサビなのか分からないけど全部サビみたいで勢いがありました。
K:いやもうこれ全部サビと言い切っていいと思います。あくまで自分の中の基準ですが。曲全体がギラギラしてる感じがして。この曲は特に後半の展開がもう最高。”叫びたい”以降のくだりなんてもう鳥肌モノ。
M:ラップとかも入ってましたね。
K:2コーラス歌ってからの部分ですね。とにかく曲全体がクレッシェンドしている感じで。そのラップも曲に与える影響が大きかったように思います。
M:当時他にいない存在だったし、以降もあんまり出てこないタイプだったなと。
K:女性ソロロックシンガーだとこれより前ならアン・ルイスとかいたんですけど、近年はほとんどいないですね。デビュー時の上木彩矢くらい?

57位 これが私の生きる道/Puffy 売上50.9万枚
K:1996年10月7日リリース。これも相当なロングセラーでしたね。Puffyの2ndシングルですが。
M:96年の年間で16位。この時点で105万。累計は156.6万枚。最大のヒット作でした。
K:あ、これ「アジアの純真」より売れてるんですね。資生堂ティセラのCMでしょっちゅう聴きましたが。
M:小学校の卒業前のクラスの出し物で何故かこの曲をクラス全員でカツラつけて歌ったという嫌な(笑)思い出の1曲です。
K:まあこう言っちゃあなんですがすごく憶えやすい曲なんですよね。♪いい感じー
M:何か当時小学6年生視点からの「女子高生」のイメージがこの曲でした。加えてアムラーとかルーズソックスとかいうキーワード。
K:あ、でも分かります。この時期のPuffyは完全に社会現象でしたからね。
M:この97年の前半までは凄かったですね。97年後半の「MOTHER」で急にスットーンと落ちて、98年末にはトップ10にも入れなくなりましたけど…。
K:夏に大貫亜美と吉村由美がそれぞれソロ曲出したんですが、これが壮絶にスベってしまいまして(苦笑)
M:あ〜、でもなんとなく曲は覚えてますよ。ソロで出して売れるほど個々で認知されていた段階じゃなかったかなと今にしてみれば思います。
K:ちなみにこの年の10月にパパパパパフィーがテレ朝で放送開始しております。
M:Puffyまだ上に2曲あるのでこの辺にしておきましょう(汗)

56位 やさしい気持ち/Chara 売上52.0万枚
M:単独名義では唯一のトップ10入り、最大のヒット作。
K:57位の曲が96年下半期なら、こちらは97年上半期の資生堂ティセラタイアップ。
M:これは凄い覚えてますね。メリーゴーランドのPVとか。当時特に手に取ったわけではないのですが。
K:前年はYEN TOWN BANDのボーカルとして大ヒットでしたがこれはソロ名義で。アルバムもこの年ミリオンセラーでした。
M:けっこうクセのあるシンガーという印象でしたがこの曲は聞きやすい方だったかな?
K:かなり聴きやすい方じゃないですかねぇ。次のシングル「タイムマシーン」は一聴するだけだととっつきにくい曲ではありますし。ただ自分としては「タイムマシーン」の方が印象強いんですよね。曲の構成とか、当時の夫浅野忠信と共演したPVとか…。
M:「タイムマシーン」は最高12位だけどロングヒットしていた記憶が。20万くらい売れてるようですし。
K:いずれにしてもCharaのセールス的な全盛期はこの時期ではないでしょうか。
M:そうですねぇ。今でも活動はしてるし、一定の位置には入ってきますけど、この2作以降はこれといったヒットシングルは無いし。
K:「Duca」とか「月と甘い涙」とかも結構好きですけどね。

55位 THANATOS-IF I CAN'T BE YOURS-/LOREN&MASH 売上52.2万枚
M:え〜と…誰??
K:正直分かりません(汗 エヴァンゲリオンの劇場版で使用された曲ですね。
M:曲どころかアーティスト名も知らない…。今動画サイトで聞いてみましたが聞き覚え皆無です(汗)
K:実はエヴァンゲリオン、当時も今も見たことがなくて。CDTVで2位に入った時率直に「これナニ?」と思いました(汗
M:同じくです。未だにエヴァはタイトルと綾波レイという名前しか知りません。ただ俺、この曲が2位に入った記憶すら綺麗に消え去ってます(笑)
K:同じ週に反町隆史の「Forever」が3位に初登場してましたね。反町より上かー、と当時は思ったものです。
M:「硝子の少年」が3週連続1位でね。反町の「Forever」が3位だったのはしっかり覚えているんですが…何故だ…。
K:しかし困りました。両方ともエヴァを見てないとしたらこれ以上語りようがないです(汗
M:というわけでお互いエヴァも見てねぇ…曲もよく知らねぇ…ではしょうがないのでこれにてお開きってことで!
K:エヴァンゲリオンのファンの皆さんすみません。
M:すみません。

54位 すみれSeptember Love/SHAZNA 売上52.3万枚
K:1982年、一風堂がヒットさせた曲をSHAZNAがカバー。SHAZNAにとってはこれが2ndシングル。
M:いきなり出てきていきなり大ヒットして凄かったですね。そして翌年には消え
K:翌年の「PURENESS」「Love is Alive」連続リリースが見事にスベっちゃいましたからね。まあ既にその時点でキャラクターに飽きが来てたのかも
M:この曲は最初オリジナルかと思ったくらい、なんていうか女装姿のIZAMのキャラや歌い方とハマっていました。
K:中華風のアレンジにPVもそれっぽく。なかなかの力作でした。
M:Septemberなのに10月発売だったのは…うん、まあ…。
K:そこは突っ込まないお約束、大体元祖からして7月21日リリースなんですから。
M:これから来るのはいいけど、過ぎた直後ってのは珍しくないですか(汗)
K:ちなみに当時の歌番組『ザ・ベストテン』で初登場したのは10月7日放送分だったそうです。
M:1stが8月27日だったから9月に出すにはちょっと無理があった…のかもしれません。1stも大ヒットしてたし。
K:時期的な問題はあったかもしれませんね。つーかそもそもなぜこの曲をカバーする方向になったのか、という問題がありますが。

53位 虹/L'Arc〜en〜Ciel 売上56.2万枚
K:まあ色々なことがあってからの約1年ぶりのシングルということで。
M:ラルクはこれで初めて知りました。
K:私は前年の「風にきえないで」「flower」あたりのイメージで。まだ当時『True』を聴いてなかったのでちょっと意外な曲調に感じましたね。あとそれ以前のシングルも。
M:「flower」と「Lies and Truth」はどっかで聞いたことはあったかもしれませんが…ラルクというバンド名を見たのはこの時が最初だったのかな、たぶん。
K:まあ私も当時ドラムの方周辺のゴタゴタは認識してなかったです(汗
M:yukihiroはサポート参加で、このシングルでは3人でのリリースという扱いだったようです。
K:で、バンド名から見ても分かる通りこれはやはり大変意義ある作品で。今でもテレビで演奏されるシーンがよく見られます。
M:当時は耳には残っていたけどえっらいコアな雰囲気だな、何でロングヒットしてるんだ?なんて思ってたら、翌年以降もう物凄いことに(笑)
K:もう翌年以降本当に凄いことになりましたからね。「flower」「Lies and Truth」の時点で相当大好きでしたがまさかあそこまでいってしまうとは。
M:不祥事による休止から1年くらい開いての復活で前の倍以上売れたってのも今考えると凄いですよ。
K:まあでも1996年の曲を聴いたら納得は十分できますけどね。でもやっぱり凄いですよね。

52位 キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ/エルトン・ジョン 売上57.9万枚
K:この年の8月31日にダイアナ皇太子妃が事故で亡くなったんですよね。9月前半の報道はこれ一色だったような。
M:曲はあまり覚えてないですが、ダイアナ妃の事故報道、エルトン・ジョンという名前、曲名はしっかり覚えていました。
K:これねぇ、間違いなく社会的大ニュースなんですが当時の小中学生にとっては正直ピンと来ない部分もあったのでは?少なくとも自分はそうでした。
M:既に皇太子と離婚されていたから「元皇太子妃」だったんですけど「元」って何?とかね。とにかくよく知らないけど凄い人が亡くなったらしい…と。そんな認識でしたね。追悼曲がこれだけヒットしたんだから相当だったのでしょう。
K:日本どころか世界中で大ヒットしましたからね。もちろん全英チャートでもビルボードでも1位獲得。
M:今の今まで書き下ろしだと思ってたら73年にマリリン・モンローに捧げた曲のリメイク、シングル1曲目は別の曲でこれは2曲目だった…だと…!?
K:そうみたいです。まあ元々オールドファンには馴染みのある曲だったのではないでしょうか。
M:馴染みがある曲だったこともヒットの背景にあったんでしょうかねぇ。
K:おそらくは…(汗

51位 めざせポケモンマスター/松本梨香 売上58.1万枚
K:この年6月にリリースして、一応最高10位でしたが相当長い間TOP20内にランクインしていたような。
M:ミリオンいっちゃいましたからね。当時の子供向けアニメソングとしては異例。そもそもチャートにすら入ってこないのもザラでしたから。
K:昭和時代のアニメソングは昔のオリコンだと集計対象外だった、という話は聞いたことあります。
M:90年代はまだゴールデンのアニメは多かったですけどいわゆるアニメタイアップではないアニメソングはチャート上位で見たこと無かったので凄いなと思ってました。
K:ポケットモンスターはこの年に放送開始。この曲は初代OPテーマでした。まあ今でもポケモンの代名詞的な曲じゃないんですか。
M:アニメ見たことなければゲームすらやったことありません(汗)弟もやっても見てもいないはずなのに何故かこのCDだけ弟が買ってもらってて家にあるという謎(笑)
K:自分の周りではこのアニメを見てた人、ゲームやってた人は多数いましたね。そんな中で自分はやってなかったという(汗 しかし両方ともエヴァもポケモンも見てないやってないというのはこの世代だと相当稀なのでは…
M:いやぁ、周りみんなやってたからカーシーさん知ってんだろうなぁ、エヴァとポケモンはお任せしよっ♪と思ってたのにお互い知らないとは(笑)
K:こんな2人が1997年のヒットチャートの対談をやっているという。いいんでしょうか(爆)ただポケモンは本当に社会現象でして、これ以外でもロケット団など関連作品が多数ランクインしました。しまいには映画主題歌で小林幸子をもってきてヒットさせましたからねぇ。
M:この曲関連だとc/wの「ポケモン言えるかな?」を暗唱するのも凄い流行ってました。「ピカチューカイリュー…」って何かみんな唱えていたような記憶が…。
K:これはもう全国の小学生の間で相当流行っていた…はずです。私も記憶にありますから。細かいキャラは知りませんけど(汗
M:人生初ラップが「ポケモン言えるかな?」だった当時の小学生は多いと思います(笑)
K:小学生だとそうでしょうね。中学生だとEAST END×YURIを経験してる人が多そうですが(爆)
M:厳密には俺の場合、97年は中1だったのでどっちかというと小学校低学年だった弟やその友人がこぞって唱えていたという印象の方が強いですね。



posted by Kersee at 13:48| Comment(0) | 対談レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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