2012年04月27日

Japanese Music 2×Beautiful Dreamer「1997年 年間チャートトップ100レビュー X(クロス)」その8

30位 Wanderin' Destiny/globe 売上73.0万枚
Kersee(以下K):10月リリースの曲でTBS系ドラマ『青い鳥』主題歌。この曲発売時にはテレビ出演なかったような。
MOMA(以下M):累計82.6万枚。再びミリオンを狙うもSPEED「WHITE LOVE」に阻まれ1位を逃して早くもセールスパワーが後退した印象でした。
K:そういえばこの年10月15日リリースの顔ぶれは凄かったですねぇ。SPEED, このglobe, ラルク、河村隆一、ジュディマリ、広末涼子…。
M:SPEEDも凄かったとはいえ、ここまでのglobeなら負ける気はしなかったはず。ちょっとシングルカットとかしてたら…う〜ん。
K:アルバム『FACES PLACES』で離れたのと、あとこの曲でテレビ出演なかったのも大きかったのではないでしょうか。ちなみにドラマは文句なしの名作でした。多分ドラマで初めて泣いたのがこの作品。
M:これは見てないですね。子役時代の鈴木杏の出世作でしたっけ。
K:そうです。駅長役の豊川悦司と夏川結衣の逃避行ドラマ。夏川結衣の娘が鈴木杏で、途中から山田麻衣子に成長します。夏川結衣が途中で死ぬんですよね、崖の上から飛び降りて。
M:曲が凄い暗かったのでそういうドラマなのかな〜という印象くらいしか無いですが評価が高かったのは覚えてます。
K:いやー凄いドラマでした。鈴木杏も良かったですが個人的には夏川結衣に泣けました。まあ間違っても明るいドラマではないです(汗 内容と曲も合ってたのではないでしょうか。
M:暗いんだけど引き込む力のある曲でした。

29位 1/2/川本真琴 売上73.1万枚
K:出ました川本真琴。るろうに剣心タイアップで彼女にとっては最大のヒット作に。
M:ギタージャカジャカ弾いてた印象が強いです(実際にはデビューの際に持たされて本人はピアノ弾きだったみたいですが)。
K:次の年の「桜」でピアノ演奏してましたね。この曲まではギターを弾きながらでした。
M:いきなり売れたというよりはこの前もけっこうじわじわ来ててこの曲で一気に!という感じで。ただこれ以降シングルが何故か年1に…。
K:そもそもアルバムがこの年6月に出て、次作が2001年3月ですからねぇ。
M:キャラクターも不思議ちゃんだった記憶があります。早口歌唱といい、かなり強烈な個性派シンガーソングライターだなと。
K:そうでしたね。ちなみにこの曲は、一時期カラオケで最速スピードで歌うことを自分のストレス解消法にしていました(笑)
M:ポルノの「アゲハ蝶」でそれやってる友人がいたな(笑)
K:ちなみに矢井田瞳の「My Sweet Darlin'」でもやったことあります。序盤の英語詞部分で(爆)

28位 ダイナマイト/SMAP 売上73.1万枚
K:SMAPはこの年3枚シングルを出していて、これは2月にリリースされた曲。香取慎吾のソロの印象が強いです。
M:初登場3位。当時よくZARDと同じ週で勝ったり負けたりしていました。累計では「君に逢いたくなったら…」上回っております。この時の1位は年間1位の2週目。
K:意外とこの当時のSMAPは1位取ってないんですよね。案外1995年の方が多く1位獲得していたりして。
M:当時はキムタクばかりソロを歌っている印象があったので、香取だけにソロというのは新鮮でした。A面だと「君色思い」の大サビ以来?(毎度あり除く)
K:基本6人時代はキムタクと森且行が主にソロを担当していましたよね。
M:そうですね。最年少の香取が頭角を現してきたのがこの頃でした。
K:SMAP×SMAPが始まったのが前年の4月で、それから間もなく森くんが抜けたんですよね。
M:まだ5人というのが「6人から1人辞めて5人」と人々の印象に強くあった頃ですが、脱退1年経ってない時期にしては事務所の戦略によりすっかり無かった感じに…ね(苦笑)
K:もうこの時点でそんな感じでしたね(汗)初期のスマスマは毎週見てましたが、森くんが抜けてビストロはどうなるのだろう?と当時思ってました。まあ結局今でも続いてますけど。
M:PVではトラック荷台で草gくんがハイテンションで若干エレクト気味だったのが印象的でした。
K:ただこの曲のPVは確かフルコーラスではなかったはず。
M:SMAPって意外とPV作ってないんですよね。6人時代は全部ライブ映像になっちゃったし(苦笑)
K:前作は1番だけでしたし、その前もフルコーラスではなかったような。もしかしたらフルコーラスのPVって次の曲が初めてかも。というわけで、

27位 セロリ/SMAP 売上73.2万枚
M:草g初主演ドラマ『いいひと。』主題歌。A面ソロパートも初!
K:「One more time, One more chance」でブレイクして間もない山崎まさよしの曲をカバー(この前の年にシングルで発売済)。SMAPとしてはやっぱり草g剛のイメージが自然に強くなりますね。
M:いいひとイメージが長年続きましたしね。
K:長年続いてるどころか今でも続いてるような気が…。ただドラマと本人のキャラクターが完璧にマッチしていましたね。
M:ほんわかした曲調も合ってたと思います。「口唇」に負けて2位だったのが悔しかった(笑)
K:このドラマで印象に残ってるのは勿論草gくんなんですが、なにげに菅野美穂も良かったなぁ〜って。ついつい北海道の原風景を思い出しちゃいますね。
M:透明なシューズ抱えて走ってる最終回のおぼろげな記憶しか残ってな…(汗)
K:ありました透明なシューズ!w でもやっぱり細かい部分は相当忘れてますね。再放送で見る機会があったらあらためて見たいドラマでもあります。DVDも出てるみたいですし。
M:2作連続ほぼ同じ売上だったからって紅白が「ダイナマイトセロリ!」だったのはハイセンスでした。大みそかに新聞見て吹き出しました(笑)
K:第2部トップバッターで、この年初めて白組司会を務めたのが中居くんだったんですよね。当時まだ25歳ということで紅組司会を和田アキ子にしたんですが、完全にアッコを食った見事な司会ぶりでした。
M:ステージ自体は記憶に無…(汗)
K:セロリの後にダイナマイトを歌ってました。タイトルと逆の順番。

26位 Can't Stop Fallin' in Love/globe 売上74.5万枚
M:累計131.6万枚。globe3番目のヒット作。
K:これは前年の10月30日リリースで、12月以降の売上なんですよね。というわけでこの時期を代表するロングセラー。
M:1番最初に聞いたglobeがこれでした。マークのラップが周囲で流行ってたな(笑)小学生で英語ちゃんと読めないから適当で。
K:マークのラップ割合はglobeの中だとかなり低めの曲ですね。だから余計に親しみやすい曲だったのかも。前年の「DEPARTURES」に続くJR東日本タイアップ。まあ関西では一切オンエアされてないから知ったこっちゃないけど
M:当時レンタルしてきたシングルの歌詞の「Can't Stop Fallin' in Love」の後に日本語の歌詞があって歌ってないじゃんナニコレ?と思ったらC/Wでラップが追加されてた記憶が。
K:あ、そんなことあったんですか?
M:冒頭の英語ラップの後に(きっと誰にも)とか(止められない)とかあったんですよ。今は持ってないけどほとんど最初にレンタル屋に行き始めてた頃だから凄い覚えてますね。
K:それは初耳ですね…。この事実は知らない人も多いかもしれないですね。あとこの曲は1996年の紅白歌合戦、初出場の時に歌ってるんですが、これまで茶髪か黒髪だったKEIKOの髪が突然金髪になっててものすごくビックリしたことを痛烈に覚えてます。
M:次の「FACE」で誰だこれ!?と思いました。
K:本当に突然でしたからね。もっともその後金髪はかなり長い間続けていたようでしたが。

25位 I love you/河村隆一 売上75.4万枚
K:河村隆一のソロ第1作。初登場4位の後結構早くに順位を下げたんですがその後粘って結局ロングセラーになって年間25位。
M:ロングヒットしていて何となく耳に入ってきて、当時は新人のソロ歌手だと思ってました。LUNA SEAは夏くらいまで知らなかったんじゃないかな。
K:ただこの曲、ソロ1作目の割には記憶薄いんですよね。この後の3作の印象の方が強いんです。あくまで個人的レベルですけど。
M:サビの独特の歌唱がネット普及後に代名詞の1つとして「ふっふっふ〜」ってネタにされてて愕然とした(笑)
K:実はそれ知りませんでした(笑)というかこのソロ活動前後のLUNA SEAを比較すると翌年のボーカルはソロ時代の癖が残り過ぎてる気がして。ソロになる前はそこまで癖強くなかった気がするんですが。
M:よく言われてましたね。河村隆一とバックバンドじゃねーか!みたいな論調。
K:というかそんなこと書かれた後に聴くと「ふっふっふ〜」が無駄に頭に残っちゃいますよ!(汗)

24位 FIREBALL/B'z 売上75.5万枚
K:年間ランキングでB'zが出てくるとそろそろ終盤という感じがしますね。ここ20年来の傾向ですが。
M:B'zをB'zとして見た最初の1曲だったので印象深いです。凄いロックなのが1位になったぞ!?誰だ!?って。「ミエナイチカラ」とかぬ〜べ〜で聞いてたはずなのになぁ(笑)
K:この曲は90年代のB'zの中でもトップクラスのロックナンバーですね。ただミリオンセラーにはならず。この前の作品まで13作連続でミリオンを記録していたのですが。
M:この前が全英語詞の「Real Thing Shakes」ですからねぇ。さすがにちょっと売れ線からは外れまくっていたんじゃないかなと。
K:この曲はCMでよくオンエアされてましたけど所謂ミリオン時代の作品とは毛色の違う作品ですよね。ただこの曲の方が私は好きです。特にラスト1分の展開はヤバすぎ。
M:冷凍マシンに火をつけろ♪って聞こえて何言ってんのこの人?って思ってました(笑)実際にはタイアップに合わせて「メイク魂に火をつけろ」に聞こえるようにメ〜イって溜めて歌ってただけっていう。
K:そうです。資生堂のタイアップでした。そして燃え上がる炎をメインとしたPVもカッコ良かったですね。

23位 How to be a Girl/安室奈美恵 売上77.2万枚
K:当時は勿論小室哲哉プロデュースですが前作とはかなり毛色の異なるシングル。
M:「CAN YOU CELEBRATE?」の後って何かパッとしないというか、売れ線じゃない曲出すようになったなぁという印象があります。
K:あ、でもこの曲個人的にはハマりましたよ。冒頭の英語の歌詞とか、地下鉄を舞台にしたファッションショー風PVとか。すごくカッコいい!という感想を持ちました。
M:電車の中を着替えながら移動していくPVは記憶にありますね。
K:全体的に異質な雰囲気ではありましたよね。
M:当時は耳に入っていた程度で『181920』でちゃんと聞いたの00年代半分くらい経ってからだったかな…(汗)
K:SEA BREEZEのCMタイアップで当時耳にした人は多くいたと思います。
M:この時期の小室系はリアルタイムで手に取ったのglobeだけですが、ほとんど全部覚えてますねぇ。
K:TKファミリーの全盛期はTRFが本格的にブレイクした1994年からこの年辺りまででしょうかねぇ。翌年の鈴木あみデビュー時はもうピーク過ぎてた印象。
M:そうですね。絶頂は97年前半までで、後半は先ほどのglobeや華原もそうですけどミリオン届かなくなるんですよね。
K:自分のユニットのglobeならまだしも華原朋美は作品の質まで急降下しちゃいましたからねぇ。。。

22位 HIGH PRESSURE/T.M.Revolution 売上77.5万枚
M:カラダが夏にナ!ル!
K:カゲキでサイコー!…というわけでTMRを完全に印象づけた一曲ですね。
M:この曲で大ブレイク。インパクトすさまじかったです。後に比べるとこの曲ほどの勢いでさえ若干霞むんだけど(笑)
K:強風の中で歌うシーンは未だにTwitterで「T.M.Revolutionごっこ」でネタにされてますもんねぇ。台風が来たら必ずこの手のカキコミが出てくる(爆)
M:ウッカリタカノリとかキャラクター込みな楽曲に仕上げてたのが凄いですね(注:作詞本人ではありません)。
K:(笑)を歌詞の中に取り入れたのも多分この曲が最初でしょう。
M:音楽番組に出てトークさせると面白い人っていう印象に留めなかったっていうのはなかなか他にいませんからねぇ。下手したらコミックソングな1発屋にすらなりかねないですから。
K:この曲はそのキャラありきという部分も無きにしも非ずですが、それまでの4作は普通にカッコいい曲ですからね。浅倉大介プロデュースらしい音満載の。そういう意味では満を持してテレビに出演したとも言えるような。
M:作詞家、作曲家、歌い手それぞれがノリにノっていた時期だったんだろうなぁ。

21位 BEAT/河村隆一 売上77.8万枚
K:河村隆一1997年4部作の3作目にあたる作品。
M:夏リリースでさわやかなポップチューン。この年の4作では1つ抜けてポップです。
K:4曲の中ではこの曲が一番好きですねぇ。とっても聴きやすくて。PVに出てくる女の子もかわいいんですよね。
M:アピールしまくるお姉さんたちを総スルーして少女と交流を深めて、最後は車で逃避行(違)するPVですね。
K:そうです(爆)お姉さんがケンカしてる所に河村隆一が巻き込まれてパイ投げられたりもして。
M:隆一が顔面パイというのはたぶんLUNA SEAのRYUICHIの女性ファンはどう思ったんだろうか(笑)夢にも思わなかったんじゃないでしょうか。
K:いやいや、後年の「ジュリア」のあの衣装であんな踊りしてたのと比べたら全然マシですって(爆)
M:01年はイメージ壊そうとして色々やったけど全部裏目に出てしまい、のちに本人もやりすぎたと反省したというくらいですからね(笑)97年は何やってもさわやかでカッコよかった(遠い目)
K:確かにあのPVでパイ投げされる姿もなんか妙に爽やかでした。まあ曲が爽やかだからそう感じただけなのかもしれないですが。
M:ドラマにも出たりしてやることなすこと全て大成功というキラキラな1年だったと思います。
K:でもドラマでの演技自体は…?
M:『ふたり』と『成田離婚』だったかな。カッコよかったことしか覚えてないですが別に下手ではなかったような。
K:『成田離婚』は見てましたけど、あんまり憶えてない…(汗)



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