2014年10月30日

チームしゃちほこ『ひまつぶし』

ひまつぶし<初回限定【見る盤】> - チームしゃちほこ
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ひまつぶし<初回限定【踊る盤】> - チームしゃちほこ
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ひまつぶし<通常仕様【聴く盤】> - チームしゃちほこ
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ひまつぶし<初回生産限定ひまつぶしプライス【聴く盤】> - チームしゃちほこ
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1.SPACEひつまぶし supported by ZEN-LA-ROCK
 ZEN-LA-ROCKプロデュースのHIP HOPとSFを組み合わせたようなオープニングナンバー。なんかどことなく脱力系。サウンドはそのまま次の曲に繋がります。

2.首都移転計画
 昨年6月発売のシングル曲。”つけてみそみそ”でお馴染みの名古屋ニズム全開曲。よく聴くと大筋は「名古屋はええよ!やっとかめ」と大きく変わってはいないような。なお作詞作曲はこれまた名古屋をこよなく愛するラッパー・SEAMOが担当。したがってラップパートが非常に目立つミクスチャーな楽曲になっています。ヘンテコな歌詞ですがサウンドや楽曲構成の奥深さはなかなかのものがありますね。

3.抱きしめてアンセム
 非常に素直にカッコよく作られた盛り上がり系ナンバー。普通ならシングル曲にするところですがそれだとしゃちほこっぽくないとも思ってしまう部分もあったりなかったり。でもYoutubeで振り付けを見ると間奏が完全にラジオ体操。うーむ。

4.んだって!!
 作曲は蔦谷好位置ですが作詞がなんと千原ジュニア。激しいロックナンバーですが歌詞はやっぱりどこか妙な感じ。間奏のラップがただのトリビア披露の場と化していたのには思わず笑ってしまいました。こういう発想は芸人だからこそ出来ることなのかなとも感じましたが。

5.愛の地球祭
 昨年9月発売のシングル曲。一言で言うとニューウェーブ。あるいはカオスの極致というべきでしょうか。

6.いいくらし
 今年5月発売のシングル曲。更にカオスな6分間。なんだか近田春夫がプロデュースした1989年のKYON2のような。でも途中のラップは吉幾三+SPEEDなんですよね。

7.アイドンケア
 2年くらい前のももクロが既に歌っていそうな感じがしないでもないダンスナンバー。それだけに(これまでのPVを見る限りおそらくは)赤の子の脱力チックな歌い方が個性的でいい味出てます。

8.赤味噌Blood
 主旋律よりも明らかにバックで歌うメンバーのボイパというか効果音というか合いの手というか雑音というか、そっちの方が目立っているナンバー。ちなみに本当にボイパっぽい音は編曲も担当しているDaichiさんが出しているそうです。まあ面白いしかわいいからOKということで。

9.colors
 王道と変化球の定義が逆になっているような気がしないでもないチームしゃちほこサウンドですが、そういう意味でこの曲はしゃちほこ的に変化球、一般的には王道と言える曲でしょうか。colorをテーマにした楽曲も素晴らしい曲になることが比較的多いイメージありますが、この曲もどうやらその仲間入りしそうな感じで。またメンバーカラーが決まっているアイドルが歌うから余計感情移入できるんですよね。名曲だと思います。なお作曲はBase Ball Bearの小出祐介。相変わらずアイドル系への楽曲提供多いですねぇ。

10.明け星
 キラキラした雰囲気の編曲が盛り上げてくれる、星をイメージしたバラード。

11.よろしく人類
 ベートーヴェンの「歓喜の歌」から着想を得たような歌詞が耳に残る楽曲。YoutubeでもアップされているアニメーションのPVがすごく良いです。第九のメロディーが耳を惹きますがそれ以外でもどこかからオマージュされたようなサウンド・フレーズが随所にあって聴いていて楽しいナンバーですね。

12.カントリーガール
 名古屋はそこまでカントリーという印象はないのですがちょっと外に出ると案外なかなかカントリーなんですね。というわけでカントリー風のギターの調べと故郷恋しや系の歌詞が耳に残りますがその割はなかなかの盛り上げ系アップテンポ。

13.乙女受験戦争
 1番のメロディーや歌詞は進研ゼミのイメージかなと思いましたが間奏のラップを聴くと進学校合格を目標にする某大手中学受験塾みたいな印象になりますね。ハチマキを巻いて”絶対合格するぞー!”とみんなで叫ぶ的な。曲調はラストのラストで一番激しい曲になったかなという感じです。

(総評)
 前半のシングル曲中心の流れは実にカオスティックで、美味しくて種類も多いけどカロリーも非常に高い名古屋名物のグルメをそのまま楽曲として表現したような印象でした。好みはかなり分かれそうな気もしましたがいずれも意欲的な作品が揃っているという感想を持てる内容でした。一方後半は比較的素直に作られた楽曲が多いという印象で、面白味は若干落ちますがその分クオリティの高さが保証できるという内容。そういう意味では二面性を持ったアルバムと言えます。あるいは一枚で二度美味しい的な。個人的には前半の傾向をそのまま最後まで貫けば良くも悪くもアイドル史に残る作品になったんじゃないかなとも思いましたがアイドルの1stとしては十分平均以上に達しているアルバムのような気がします。楽曲提供した方々の顔ぶれも豪華で、しっかりと作り込まれた内容であることはよく伝わってきましたからね。

 果敢に見境なく、もとい何事にもチャレンジする精神はももいろクローバーZ以来スターダスト系アイドルの家訓になりつつありますね。今後もその攻めの気持ちそのままに更なる飛躍を期待したいです。






posted by Kersee at 20:33| Comment(0) | アルバムレビュー(アイドル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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