2014年09月11日

高橋 優『今、そこにある明滅と群生』

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(楽曲レビュー)
1.BE RIGHT
 激しいビートと早口の歌唱で繰り広げられる高橋優らしい骨のある楽曲。身の周りの報道を含めた事象をセンセーショナルに挙げながら聴き手にメッセージを捧げるような歌詞はもう名人芸と言って良いでしょうね。アルバムの名刺代わりとして完璧な役割を果たしている名曲で、この作品はこの曲あってこそと言いたくなるほどの内容です。

2.太陽と花
 今年5月リリースのシングル曲。ドラマ主題歌らしい風格に満ちたナンバー。自然の強さを人間に重ね合わせたような歌詞が聴きどころ。

3.裸の王国
 ”裸の王様”の童話を現代社会風にインスパイアした歌詞が非常に痛烈な楽曲。彼らしさが爆発している内容です。

4.明日への星
 ダメ人間が希望を持って生きていくという絵が思い浮かぶ楽曲という感じの歌詞ですがどうでしょうか。サビだけだとよくある前向きな曲と捉えることも出来るのですがこういう背景をあえて作る所が面白いと感じました。

5.WC
 尖った歌詞が印象に残ることが多い今作の前半部ですが、その中でもこれは最たるものですね。曲調や歌唱もものすごく激しい内容になっています。カッコいい、の一言で済ますには言葉が足りないような、そんな感じでしょうか。

6.同じ日々の繰り返し
 ヘビーな内容が続いた後には丁度いい、軽めのテイストで歌っている楽曲。政治や世相絡みの皮肉からは程遠い、同じ日々の繰り返しを映画に例えたような歌詞にまた違うセンスの良さを感じさせます。

7.ヤキモチ
 この曲からイメージできる絵は髪が長くて美しい20代後半の女性のかわいい顔でしょうか。こんな人とつき合って結婚したいと妄想させるには十二分の内容と言えるナンバー。

8.旅人
 今年3月リリースのシングル曲。旅人は”旅する人”であるとともに”人生を旅すること”とも解釈できる、そんな気にもさせるナンバーですね。

9.犬
 飼い主に飼われている犬を見て感じたことを歌詞にしているわけですが、やっぱりこの人が作って歌うと人間にも同じようなことが通じてしまうと感じずにはいられなくなりますね。流石という声が思わず出てしまうそうな内容です。

10.パイオニア
 今年3月リリースのシングル曲。これは文句なしに”カッコ良い!”の一言が似合うナンバーですね。理屈抜きにそう思えるのはやはりシングルとして売りだされるだけのものがあるということかもしれません。

11.おやすみ
 最後は子守歌をイメージしたようなピアノ演奏のみのバラード。後味よろしく。


(総評)
 高橋優らしさが実によく出ている名盤だと思います。前半部が尖った歌詞のナンバー中心だったので正直好みが分かれる作品かなと感じましたが後半以降はどの世代・性別問わずに伝わるものが多い作品群が揃っているのではないでしょうか。今作でメジャー4枚目のアルバム、前作『BREAK MY SILENCE』の時点で彼らしさがより前面に溢れ出た作風になりましたが今回はそれを更に押し出したような内容ですね。作品的には実に似つかわしくない単語ですが安定して高クオリティを出せる域にもう達しているように思います。次作にもあらためて期待ですね。







posted by Kersee at 20:44| Comment(0) | アルバムレビュー(男性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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