2014年02月17日

藍井エイル『AUBE』

AUBE - 藍井エイル
AUBE - 藍井エイル

AUBE(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付) - 藍井エイル
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AUBE(初回生産限定盤B)(DVD付) - 藍井エイル
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(楽曲レビュー)
1.dawning
 雰囲気タップリのオープニングインストナンバー。

2.サンビカ
 『キルラキル』挿入歌。アニソンというよりガールズロックという言葉の方がやはり適当な気がすると思わせるアップテンポなナンバー。アルバムのOPを飾る上でも上々の内容、特にサビの進行が良いですね。

3.近未来交響曲
 メロディーがなんとなく前作収録のシングル曲「INNOCENCE」を彷彿とさせますね。すなわち名曲ということです。この曲は特に中盤以降のギター間奏から一気に激しい演奏になる流れが非常に素晴らしいと思いました。

4.シリウス
 『キルラキル』OPテーマ、5thシングル。リリース当時のレビューはこちら。聴くたびに良さが伝わるタイプの楽曲で、もう何度も聴いた今となっては名曲の一つと数えて良い心境になってきています。

5.アストラル
 どちらかと言うとシリアス系のメロディーでしょうか。バンド演奏と歌唱はここまで4曲、ずっと荒ぶっています。

6.SAILING
 海をイメージした所謂スケールの広い曲ですが、歌詞以上に演奏からその大きさを感じ取ることができました。ギターで波の音を表しているような、そんな曲の表情のつけ方がとても耳に残りました。

7.コバルト・スカイ
 海の次は空をテーマにしたスケールの大きい曲。シングルリリース当時のレビューでは歌い出しが完璧な内容と書きましたが、その思いは今も変わりありません。言うことなしの名曲。

8.nayuta gride
 いわゆるアニソン系デジロック曲。良い曲ですがちょっと目新しさには欠けるでしょうか。

9.惑星の唄
 神々しさを演出したようなバラード。その星の綺麗さよりも儚さが聴く方により伝わる内容だと思いました。アルバム的には少し変化を、的なナンバーでしょうか。

10.翼の行方
 ロック色が強いこのアルバムの中でこの曲はポップ寄り。全体的に曲からイメージできる情景が他の曲と比べてすごく明るい感じがしますね。

11.虹の音
 アニメ『ソードアート・オンライン Extra Edition』テーマソング。リリース当時のレビューはこちら。ストリングスが響きわたるスケールの大きいバラード。

12.Daydream
 CMソングか少年コミック原作のアニメOPテーマ辺りに使われていても不思議ではなさそうなキャッチーなメロディーが聴いていて大変気持ちの良い楽曲。

13.KASUMI
 今アルバムのリード曲。切ないメロディーがそのまま歌声にも反映されている印象。この曲も間奏以降の流れにハッとさせられる部分が多くてすごくうまく作られているナンバーになっています。

14.A New Day
 ずっと力強いバンド演奏が続いたこのアルバムですがラストはアコースティック。単体でも良いですがこの曲は特にアルバムを通して聴いて最後に聴くから余計に歌詞の一つ一つのフレーズが心に沁みます。今回のタイトルはフランス語では夜明けを意味しているそうですが、案外この曲はそのイメージに最も合った楽曲といえるのかもしれません。


(総評)
 良い作品だと思います。一つ一つの楽曲が粒揃いな上に曲順などの構成もよく練られていますね。全体的には似たような性格の楽曲が結構並んでいる印象もありましたがいずれも彼女のボーカルの凄さを感じさせるには十二分の内容で文句ありません。昨年の『BLAU』以上のものには仕上がっているのではないでしょうか。歌唱はこれまでのレビューで再三再四申し上げているように素晴らしい内容ですが、今作をあらためて聴くとバックで支えている演奏も相当凄いですね。演奏もさることながら楽曲の構成や編曲など彼女を支えているスタッフも相当素晴らしい人材が揃っているように感じました。

 基本アニソンタイアップが多いアニソン歌手という認識が一般的だと思いますが個人的にアルバムを通して聴くと、どちらかと言うと”ガールズロックシンガー”という称号の方が似合う気がしました。系譜的には浜田麻里、小比類巻かほる、久宝留理子、久松史奈辺りが辿った路線、いわゆる平成初期のイメージでしょうか。声優とは違うアニソンシンガーもここ最近台頭しつつありますが彼女はその中でもかなり色がはっきりしているように思います。タイアップになってるアニメについてあまり興味ない人でもその音楽性でファンになるパターンも多いのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。今回はこのアルバムを受けたツアーにも足を運ぶ予定にしています。その報告もまた別ブログで書く予定にしていますので楽しみにしてください。もっとも楽しみにしているのはかくいう自分がそうなのですが。






posted by Kersee at 21:00| Comment(0) | アルバムレビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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