2014年01月27日

コブクロ『One Song From Two Hearts』

One Song From Two Hearts(通常盤) - コブクロ
One Song From Two Hearts(通常盤) - コブクロ

One Song From Two Hearts(初回限定盤) - コブクロ
One Song From Two Hearts(初回限定盤) - コブクロ

(楽曲レビュー)
1.(Are you all set?)
 SE音源。

2.One Song From Two Hearts
 2013年7月24日発売の23rdシングル、当時のレビューはこちら。リリース当時に意欲作と評しましたがそれがそのままアルバムのリードナンバーになりました。

3.紙飛行機
 2012年11月28日発売の22ndシングル。当時のレビューはこちら。爽やかで美しいメロディーと歌詞が耳に残る名曲。

4.リンゴの花
 アコースティックな雰囲気にストリングスの演奏が色を添えるバラード。サビを中心に裏声で構成されている部分の割合はこれまでのコブクロの楽曲の中でもかなり上位を占めるのではないでしょうか。

5.ダイヤモンド
 2曲目と同様に23rdシングル。昨年の夏の高校野球中継のテーマソングということで、やはりそれらしい内容に仕上がっているとあらためて聴いても感じます。

6.SPLASH
 この曲も夏をイメージした楽曲。ブラスバンドを使った編曲やメロディーには懐かしきニューミュージックの香りもしますね。落ち着きのある盛り上げ曲、というと不思議な形容になりますがいずれにしても10年近くのキャリアを経たからこそ似合う楽曲のような気がしました。個人的には今回のアルバムで加えられた楽曲の中では気に入っている作品。

7.未来切手
 歌詞といいメロディーといい10年くらい前のコブクロを思い出させるような素朴な作品。もしかしたらこの時に作られて今になってようやく日の目を見た、そんなタイプの曲かもしれませんね。

8.モノクローム
 この曲もメロディーといい編曲といい、すごく上品に作られた楽曲だなぁという印象ですね。所謂”夕焼けが似合う曲”というイメージです。

9.あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
 2011年4月27日発売の21stシングル。映画『岳−ガク−』の主題歌でした。この曲もバラードなんですが他の楽曲と比べると声の力の入り方がかなり強くなっています。「脈」といいますか「血液」といいますか、そういう「生」をイメージした漢字が凄く似合う曲ではないでしょうか。

10.GAME
 前クールで放送されていたフジテレビ系ドラマ『家族の裏事情』主題歌。メロディーの刻み方がなんとなくスキマスイッチっぽいなぁと思いました。したがって全体的に早口なんですがちょっと歌ってる本人も舌が回っているかいないか若干微妙な感じで歌詞がやや聴き取りにくい印象です。楽曲そのものはいいんですが個人的にはその辺がちょっとう〜ん、という感じでした。

11.流星
 2010年11月17日発売の19thシングル。近年のコブクロの代表曲といえばもうこの曲になるんでしょうか。歌詞・メロディー・編曲全てにおいて「美しい」という言葉がしっくりくる名曲。この曲もフジテレビ系ドラマ、その名もズバリ『流れ星』という作品の主題歌でした。

12.Blue Bird
 2011年2月16日発売の20thシングル。思えばシングルはこの曲から傾向が変わったような、そんな気も。「流星」より前は「永遠にともに」まで大曲バラードの割合がかなり多かったですからね。

13.LIFE GOES ON
 大作バラード。ピアノとコーラスの入れ方はゴスペルを意識してるでしょうか。このアルバム唯一の黒田俊介作詞・作曲。それだけに他のどの曲よりも彼の歌声が耳に残り、そして胸に響きます。

14.蜜蜂
 2012年9月発売の『ALL SINGLES BEST 2』にも収録されていた配信限定シングル曲。ここまで振り返って聴くと”生”のイメージが自然に沸いてくるアルバムになっているように感じましたが、その中でもこれは最たるものなのかな、という気がします。歌の部分も良いですがこの曲は間奏など歌の入っていない部分の演奏も美しいので、そこにも耳を澄まして聴くことを是非オススメしたいです。

15.今、咲き誇る花たちよ
 これからNHKのソチオリンピック中継でイヤというほど聴く機会が皆さん多くなると思います。情熱大陸を思い出させるようなイントロや、花の美しさと強さをあらためて訴える歌詞と声。おそらく今後のコブクロの新しい代表曲としてまた広く定着することになるでしょう。なおこの曲はコブクロの楽曲の中でも極めてキーは低め、したがって独特のリズムを掴むことが出来ればかなり歌いやすい楽曲にも作られているので是非カラオケでも歌ってみてはいかがでしょうか。


(総評)
 コブクロが素晴らしい曲を発表するのはデビュー曲の「YELL〜エール〜」に始まって実に15年近くずっと変わらないわけですが、今回のアルバムもそういった素晴らしい楽曲が集まった作品に仕上がっていると思いました。4年ぶりのアルバム、そして活動休止を挟んだということもあるでしょうかこのアルバムはこれまでの作品以上に”生”というフレーズがしっくりくるような作品だったように思います。その”生”は人間だけでなく動物や植物、つまり言うと”生きる全ての物”について当てはまっているとともに”生き生きとした”というイメージも歌声や旋律などから特に感じることが出来ました。シングル曲が多いのである意味ベストアルバムに近い部分もあるのですが、その中でもしっかりとした根があって幹があり、それぞれ”曲”という名の、色の違う枝葉が生えているような、そんな作品と言えるのではないでしょうか。近年のコブクロは「桜」「蕾」など代表曲を連発していた頃の存在感というわけではなくなってきましたが、このアルバムを聴いてあらためてコブクロの素晴らしさを感じ取ることが出来る、そんな作品に十分仕上がっていると思います。近年の曲を聴いてなくても決して問題はありません。是非手に取って聴いてみることをオススメしたいです。




posted by Kersee at 21:00| Comment(0) | アルバムレビュー(男性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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