2014年01月13日

でんぱ組.inc『WORLD WIDE DEMPA』

WORLD WIDE DEMPA 通常盤 - でんぱ組.inc
WORLD WIDE DEMPA 通常盤 - でんぱ組.inc

WORLD WIDE DEMPA 初回限定盤 - でんぱ組.inc
WORLD WIDE DEMPA 初回限定盤 - でんぱ組.inc

(楽曲レビュー)
1.ハジマリ。〜WORLD WIDE DEMPA〜
 前山田健一作曲のインスト。

2.でんぱれーどJAPAN
 2012年5月発売の3rdシングル。字面にすると歌詞はスケールが大きいといいますかイマイチ意味が分からない箇所も多々あるんですが、曲にすると勢い全開でテンポも良く、ライブで盛り上がるにはバッチリの楽曲。

3.Future Diver
 2011年11月発売の3rdシングル。こちらも盛り上げ曲。ラストサビまでに入るまでの盛り上げ部分が面白いですね。ライブではやっぱりみんなで深呼吸するんでしょうか。

4.VANDALISM
 蔦谷好位置提供の新曲。ロックにお祭りのテイストとゲームの最終面っぽさの要素を入れたような、実に色々な内容を詰め込んだナンバー。ダイナミックさにメリハリも効いていて聴き応えはかなりあり、このアルバムを代表する名曲。ものすごく早口の部分が多いのでカラオケで歌うのは相当至難の業、だからこそ歌い応えある楽曲だとも思います。

5.Sabotage
 2012年7月発売の5thシングル、両A面の2曲目。Beastie Boysのカバー曲だそうです。歌詞も全編英語でれっきとしたカバーなんですがさすがに最初の男から発せられる声の内容は原曲通りではないはず。

6.W.W.D
 2013年1月発売の6thシングル。でんぱ組.incの生い立ちをそのまま歌にしたような、これもまた過去のアイドルソングにはなかった類の楽曲。当アルバムといいますか、ここまでのでんぱ組.incの活動を考えても軸になるナンバーですね。

7.ナゾカラ
 8thシングルc/w。悩んでも仕方がないポジティブにいこう!というメッセージが詰められた楽曲。

8.イツカ、ハルカカナタ
 最近ではどのアイドルにも必ず1つはある、メロディー重視ライブではクライマックスにピッタリ系の楽曲。ですがラストサビ直前の展開はよくある形とは少し違う変拍子も入っていてなかなか奥が深いです。

9.キラキラチューン
 5thシングル表題曲。こちらもメロディーがしっかりしている良い曲なんですが盛り上がり系ナンバーの派手さと比べるとやはりどうしても曲の個性が少し薄いような印象もあったり。でもだからこそこういう曲の存在もでんぱ組.incの中では重要な位置を占めるような気もしました。

10.冬へと走りだすお!
 6thシングル両A面の2曲目。メロウな感じにちょっとだけでんぱ組.incっぽさを入れているウィンターソングかと思いきや2番のAメロがセリフのみで構成されるという面白味もあったりして、こちらも派手さはないですがそれだけにユニークな楽曲とも言えそうです。

11.なんてったってシャングリラ
 ライブに特化したような歌詞が特徴的で、定番になりそうですね。祭りの要素にエスニックを取り入れた雰囲気もクセになります。

12.W.W.D II
 結成前の人生のモヤモヤが「W.W.D」ならばこちらは結成後の葛藤を歌にした感じでしょうか。

13.ORANGE RIUM
 7thシングルのc/w。夕焼けをイメージした青春ソング。 

14.強い気持ち・強い愛
 4thシングル両A面の2曲目。小沢健二のヒット曲のカバーですが原曲とは全く違う雰囲気。個人的には原曲よりもむしろこちらの方が聴き応えあるような気がします。

15.でんでんぱっしょん
 7thシングル。全速力で突っ走る感じのアップテンポソング。理屈抜きに聴いていてスカッとして気持ち良いナンバーですね。ラスト前の休符の長さは今まで聴いた曲の中でもトップクラスに長い気がしました。カセットテープの巻き戻しだったら確実に曲間にカウントされますよね。


(総評)
 1stアルバム『ねぇきいて?宇宙を救うのは、きっとお寿司…ではなく、でんぱ組.inc』が2年前にリリースされていてそれ以来なので、やはりシングル収録曲が多くベスト盤に近い部分が大きかったように思います。また「W.W.D」がかなり大きな意味を持った作品なのでそれがアルバム曲にも影響していた部分も大きかったように感じました。全体的にでんぱ組.incの楽曲の傾向としては「お祭り」のイメージが強いのかなぁとはアルバムを通して聴いた感想です。それゆえにライブ映えはかなりしそうで、おそらく何曲かは完全にそれを意識して作っているのかなという印象を持ちました。歌声や楽曲の傾向も概ねはっきりしていて、数多いる女性アイドルの中ではインパクトも強いですね。かと言って引いてしまうほど変な部分もなくあっても勢いで相殺されてお釣りが完全に出るので、アイドル初心者でも入りやすいアーティスト・作品になっている気もしました。

 「でんでんぱっしょん」「でんぱれーどJAPAN」などの個性が強いせいか、特に中盤の楽曲は一聴すると少しインパクト弱いかなという気もしました。ただそれがアルバムの上では良いアクセントになっているという感想もあります。総じて完成度の高い作品には仕上がっていますね。さて今年はどうなるでしょうか。マイナスからのスタートとはありますがこのアルバムの時点、つまり今年の現時点での彼女たちの未来はプラスに転じつつあると思います。昨年は特にライブで評価されたという話も聞きます。武道館公演も経て来年の今頃はどこまで躍進しているでしょうか。活躍をおおいに期待したいですね。



posted by Kersee at 21:00| Comment(0) | アルバムレビュー(アイドル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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