2015年01月26日

中森明菜「Rojo-Tierra-」

Rojo -Tierra- - 中森明菜
Rojo -Tierra- - 中森明菜

Rojo -Tierra- (初回限定盤)(DVD付) - 中森明菜
Rojo -Tierra- (初回限定盤)(DVD付) - 中森明菜

(楽曲レビュー)
1.Rojo-Tierra-
 浅倉大介が楽曲提供したデジタルサウンドですが、メロディーの構成はタンゴを踏まえたような印象もあり。活動休止後のシングルとしては新たな挑戦も入れつつ従来の中森明菜の特徴もしっかり入っていて、理想的な作品とも言えます。サウンドが新鮮に聴こえると言いつつも冷静に考えれば浅倉大介も20年近く第一線にいるので、そういう意味ではそこまで目新しいわけではありません。このアレンジも良いですが、個人的にはアコースティックアレンジにするとどう聴こえるのかという点で興味が持てる楽曲とも言えます。

2.La Vida
 フラメンコの要素を取り入れた大人の作品。地中海風のサウンドは30年前に「SAND BEIGE」で既にやっていますが、年を重ねてあらためて聴くとまた味わい深いものがあると感じさせます。あらためて中森明菜の声の美しさを感じさせる作品で、大変よく出来た内容だと思いました。

(総評)
 紅白歌合戦のステージを見た時に感じたことは、中森明菜のいう「納得のできるパフォーマンス」は大変レベルの高い位置にあるのではないかということです。少なくともテレビで見る限りブランクは全く感じさせない内容でした。オリジナルアルバムも今年中にリリースされるということで、往年のファンには実に楽しみな一年になるのではないでしょうか。またこの機会に新たにファンになる人も多くなりそうです。


posted by Kersee at 13:22| Comment(0) | 新曲レビュー(女性J-POP) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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