
Next One(通常盤) - GLIM SPANKY

Next One(初回限定盤)(DVD付) - GLIM SPANKY
(楽曲レビュー)
1.NEXT ONE
1月リリースのミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』収録曲。オープニングらしいロックバラード。60'sロックの雰囲気が強い演奏がカッコ良いです。
2.怒りをくれよ
映画『ONE PIECE FILM GOLD』主題歌。国民的アニメのタイアップ、これをきっかけで知った人も多いでしょうか。痛快さも感じさせるストレートなサウンドが絶品。
3.闇に目を凝らせば
バイオリンのイントロからアカペラで歌い出すという構成。スローテンポで繰り広げられる進行は、神聖さもイメージしているでしょうか。
4.grand port
港を舞台にした楽曲。この楽曲に関して言うと、イメージはやっぱりボストン辺りになるでしょうか。
5.時代のヒーロー
今年5月に配信でリリースされた楽曲。文字通り、時代の旗頭としてのオーラを感じさせるストレートなナンバー。非常に分かりやすい形の名曲です。
6.話をしよう
5.と同じく、今年5月に配信でリリースされた楽曲。一つ一つの言葉が胸に残るタイプの、ミディアムテンポ。
7.NIGHT LAN DOT
聴かせるロックバラード。夜の砂漠をイメージした内容。
8.いざメキシコへ
地中海から大西洋を経てカリブ海へ。大航海時代を思わせる壮大なサウンド。
9.風に唄えば
コーラスも入るバラードはオーラス風。
10.ワイルド・サイドを行け
ミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』タイトルナンバーは、今年初めに大きく話題になりました。スピード感のある骨太のロックは、やはりこのアルバムを通してもGLIM SPANKYの血となり肉となっているのが、あらためてよく分かります。
(総評)
非常にカッコ良い内容のアルバムでした。やはり想起されるのはデビュー初期のSuperfly、あるいはそのさらに元になっている1960年代〜1970年のロックミュージックでしょうか。ただ元になっている作品よりも多国籍性は増しているようにも感じます。力強い歌声と演奏は、音源以上にライブでより映えるタイプですね。歌詞も含めて、”大きさ””広さ”というキーワードが重要になっていると思わせる作品でした。今後の楽曲にもあらためて期待したい、そんなところですね。