いよいよ”逃げ恥”も来週が最終回ですね。というわけで今週もまた1位、通算4度目になりました。そろそろ何を書けばいいのか分からなくなりつつある今日この頃ですが…。各要素全てTOP3以内、この期に及んでラジオオンエア1位。そしてなんと動画再生数も今週はピコ太郎を超えて首位。完全に2016年を代表するヒット曲になっています。ちなみに先々週までの時点で年間ランキングは既に3位。1位〜3位はかなり接戦だったようなので、時期がずれていれば間違いなくこの曲が年間1位になっていたわけですね。この曲がリリースされる直前に大阪城ホールで行われたビクター×ロック祭りでは彼がトリで出演していましたが、”僭越ながら…”とガッキーとの共演を報告した直後に、体全体でものすごい喜びを表現していましたが、果たしてここまで社会現象になるとは本人も思っていたのでしょうか。
2位 関ジャニ∞「NOROSHI」
発売週ポイントは35508→17423→25069。そういえば前作「パノラマ」も「恋」に阻まれた形の2位でした。CDセールスは相変わらず圧倒的ですが(オリコン調べ約23万枚)、それでも”逃げ恋”ブームには勝てず。ちなみに今作はバンド形式のようです。
3位 EXO「Coming Over」
約1年ぶりのシングル。前作「Love Me Right〜romantic universe〜」はビルボードでも1位だったようですが今作は3位。CD売り上げは前作同様約14万枚、それに支えられて上位に入っている形。ただしPCによるCD読取数は11位の模様。楽曲は賑やかでダンサブルなパーティーチューンという趣。
7位 Hi-STANDARD「You Can't Hurry Love」
4曲入りEP「Vintage & New, Gift Shits」よりランクイン。CDの1曲目は「I Get Around」ですが、ランクインしているのは2曲目の「You Can't Hurry Love」の方。総合ポイントは20252→7167、さすがにこれは致し方ないところでしょうか。ちなみにこの曲はThe Supremesの名曲のカバー。PVではわざわざ衣装までリスペクトしています。
12位 B.A.P「FLY HIGH」
発売週ポイントは2486→3044。打ち込みにストリングスまで入る、割と密度の濃いダンスナンバー。
17位 back numberと秦 基博と小林武史「reunion」
なんだか凄い組み合わせの作品です。今週配信リリース。個人的にじっくり聴くのは年越してからになりそうですが。セールス要素11位、ただラジオなど他のランキングを見る限りではあまり推されてない模様。
18位 ナオト・インティライミ「夢のありか」
劇場版アニメ『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』主題歌。相変わらずハートウォーミング、良いメロディーで聴かせるナンバーです。でも本来の彼の特性は明るい楽曲なのかなと思う部分も、こういう曲を聴くたびに感じてしまうのですが…。
21位 HoneyWorks meets さゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46「大嫌いなはずだった。」
映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』エンディング主題歌。まさかのコラボですが、両者ともソニー・ミュージック所属だからこそ実現した組み合わせとも言えます。この映画には松村沙友理、秋元真夏をはじめとする7人が声優として参加しているようです。HoneyWorksのサウンドは正直”ハニワサウンド”と呼びたくなるくらいどの曲も共通点が多いイメージですが、この曲はボーカルが多数いることで普段よりかなり賑やかな印象で、他とは一味違うという感があります。ヘタに上手いボーカルよりも同年代ならではのリアリティがあって、良いのではないでしょうか。配信限定リリース、セールス要素は62位で高くないですがTwitter7位・Youtube16位はなかなかの健闘。
22位 さユり「フラレガイガール」
発売週ポイントは2652→2351。Aimerに続いて、この人にもRADWIMPSの野田洋次郎が楽曲提供。声のパワーが凄いですね。それにラッドの濃い世界観が入っているので、液体にすると完全にドロドロです。曲が進行するにつれて見事なくらいに引き込まれる音楽、流石です。来年は最低でもおそらく今のAimerと同様のポジションに到達するのではないでしょうか。そんな気がします。
31位 岡崎体育「潮風」
アニメ『舟を編む』オープニングテーマ。せっかく「MUSIC VIDEO」で名をあげたのに、short ver.でも公式PVをアップしないのは非常に勿体ない気がするのは私だけでしょうか。楽曲自体は今作ウケ狙いではなく、盆地テクノサウンド全開の爽やかで心地良いポップソング。メジャーでは1stシングルになりますがCDセールスはオリコン42位。ラジオオンエア4位でビルボードではここまで順位を上げましたが、成果としてはまだまだこれからと言ったところ。
33位 FlowBack「Heartbreaker」
メジャー2ndシングル、初週ポイントの推移は1222→1768。今作は再生回数が増えると映像も伸びていく不思議なミュージックビデオ…らしいです。心地良いダンスミュージック。
41位 夜の本気ダンス「Without You」
今作がメジャー1stシングル、と言われるとちょっと意外な印象がある彼ら。もっとも今年の3月の時点で既にビクターからの発売でしたが。スピーディーな印象のあるバンドですが、この曲はグルーヴィーかつアダルティー。他のバンドでも最近あまりないタイプの楽曲という印象で、個性を感じさせます。
44位 fripSide×angela「The end of escape」
アニメ『亜人』後期オープニングテーマ、前期はangela主導でしたが今回はfripSide主導。個人的にイメージしているfripSideの音楽よりはややゆっくりかつ重めの雰囲気。やはり例のごとく脈絡ない感じでお笑い芸人が出てくるのでしょうか、それは今のところ未確認。
45位 GReeeeN「暁の君に」
CX系ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』主題歌。PVもこのスピンオフ。シングルは今作で29枚目、来年はいよいよメジャーデビュー10周年。気がつけば随分長いキャリアになっています。
49位 久保ユリカ「ありがとうの時間」
3rdシングル。バラードです。PVは曲が始まるまで3分半ほどかかります。
57位 加藤ミリヤ「最高なしあわせ」
この人も34枚目のシングル、活動は10年を余裕で超えていますがまだ20代。今作は見事なくらいにラブバラード。
58位 cero「街の報せ」
今年はSuchmosとcero中心に新しい渋谷系というジャンルを形成するのかなと思いましたが、いまだに「LOVE&VICE」がロングセラーになっているSuchmosと比較してこちらはCDショップ大賞以降あまり目立たない形になりました。ようやく今年初の音源リリースになります。やっぱり20年前のFISHMANSとかかせきさいだぁとか、その辺りを思い出させる部分がありますね。いわゆる都会の最先端。真夜中の渋谷辺りだと完全にそのまま溶け込みそうなミュージック。何と言いますか、こういう曲がもっとメジャーで目立てばミュージックシーンも更に面白くなるのかなと感じさせる作品。
62位 JY「恋をしていたこと」
81位 JY「フェイク」
結果的に言うと、月9主題歌「好きな人がいること」のヒットが全く結びつかなかった形に。「恋をしていたこと」は王道ウィンターソング、「フェイク」は大人な雰囲気で聴かせるナンバー。個人的にはどちらかと言うと後者の方が好きです。
70位 塩ノ谷早耶香「魔法」
ラジオオンエアは14位ですがセールス要素は圏外。ここ最近の女性ソロボーカルが伸び悩むパターンに突入しています。バラードを歌う姿は、単純な声量だけでなく感情な入れ方も素晴らしい見事なボーカルなんですが…。
82位 井上苑子「エール」
この人も前作「ナツコイ」はそこそこヒットして知名度上げる作品になったはずなのですが…。どうしたものでしょうか。おとぎ話を表現したようなPVの絵がとてもよく合っている楽曲で、とてもキュートでかわいい作品に仕上がっています。ですがなかなかヒットしません。これが女性ソロでなくバンドスタイルの売り方だったら50くらい順位が上になってるんじゃないかとも思ってしまうのですが。個人的にはラジオオンエアが20位に入っていないことに少し驚き。
ご指摘ありがとうございます。該当部分を消去させていただきました。そうですね、よく読むとCD化ではないですね…。失礼しました。