”逃げ恥”最終回。というわけで当然のように今週も1位。2週連続でジャニーズの高セールスを振り切るような形に。ドラマが終わっても歌番組は年末年始モード、当然スーパーライブや紅白でも歌われます。まだしばらく連続1位か、少なくともTOP3には当分ランクインするのではないでしょうか。全ての要素で2位以内、リリースから2ヶ月以上経っているのにラジオオンエアや動画再生数が1位。完全に2010年代の歴史に残るヒット曲になっています。
2位 Hey! Say! JUMP「Give Me Love」
今年3枚目のシングル。発売週ポイント推移は31885→32403→27712。今作は山田涼介主演の月9ドラマ『カインとアベル』主題歌ですが、その効果は全くない模様。普段通りどころか、むしろ少しCD売上が落ちたという結果になりました。CDリッピングも当然1位ですが、他の要素はTwitter7位、ラジオオンエアは62位。固定層以内のヒットに留まっているという形です。ドラマの視聴率も全回一桁という状況で、大変です。なんだかそういう意味でも1位の曲と明暗を分けた形に、というのは少し言い過ぎでしょうか…。
7位 BIGBANG「FXXK IT」
9位 BIGBANG「LAST DANCE」
22位 BIGBANG「GIRLFRIEND」
配信開始に合わせてランクイン、かなりの上位です。双方ともセールスよりTwitterの方がポイント高いですね。ファンの方々の熱狂度がうかがえます。楽曲は7位の方がヒップホップ、9位の方がバラード。活動期間中メンバーのスキャンダルもそこそこ報じられている印象はありますが、動員数は相変わらず東京ドームを埋める程度にあります。5人組ということも含めて、なんだかこんなところもSMAPと共通しているのかなぁと思ったりするのですが、どうでしょうか。
11位 lol「bye bye」
今年3枚目のシングル。発売週ポイント推移は3735→2870。1月のシングルと比べると、ラジオオンエア数は今回7位で上がっている印象もあるでしょうか。楽曲はポップ色・女性ボーカルの割合やや強め。悪くはないですが、一年を振り返ると大きく伸びた印象は結局なかったり。大変です。
14位 HoneyWorks meets TrySail「センパイ。」
かわいい系声優ユニットである彼女たちがハニワ的ラブソングを歌うというのも新鮮な感覚。良い声してます。動画再生数では6位、視聴回数150万回超でここは相変わらず強め。
15位 チャン・グンソク「抱きしめたい」
こちらも今年3枚目のシングル。発売週ポイント推移は3094→2681→2573。セールスはCDがオリコン2位で配信も合わせると8位なんですが、Twitterは19位。BIGBANGと比べるとファンの年齢層は結構高いということなのでしょうか。
26位 ONE OK ROCK「I Was King」
先日YoutubeでOfficial Visualizer公開。来年1月のアルバム収録曲ですが、配信は既に始まっています。サウンドだけでなく、歌詞を含めてもすごくワンオクらしい楽曲だなと感じさせるナンバーです。彼らも来年でメジャーデビュー10周年になるんだなぁと、あらためてしみじみ。
44位 天月−あまつき−「DiVE!!」
アニメ『デジモンユニバースアプリモンスターズ』オープニングテーマ。ニコ動歌い手からメジャーデビューして今作が2作目。楽曲は所謂アニソンバンドサウンドという趣ですが、声でこの曲!という個性を入れていると感じさせる内容。今年のシングルはこれ1枚ですが、来年以降はもっと聴く機会多くなるのかもしれません。
45位 SKY-HI「Double Down」
今年4枚目のシングル。1月の作品はオリコン2位でしたが、それを考えると随分順位を落とした形。楽曲はバンド音と打ち込みとメロディーとラップがうまく混ぜ合わさった意欲作という印象ですが。
46位 アイドルカレッジ「虹とトキメキのFes」
意外にもCDシングルは昨年の12月以来1年ぶり。TIFで見た時の彼女たちの印象は王道そのものですが、今作もそれとは全くズレのない王道アイドルソングに仕上がっています。
53位 HOWL BE QUIET「サネカズラ」
ラジオオンエア5位、ですが発売週に関わらずセールスは100位圏外でした(CDはオリコン42位)。ストリングスも入るバラードらしいバラードですが、ボーカルの声質は少し好みが分かれそうです。
67位 妄想キャリブレーション「Bang Bang No.1」
徹底的にコマーシャルをパロったようなPVが面白いですね。楽曲はでんぱの流れを汲むエレクトロサウンドですが、これだけクールな音を前面に出しているサウンドはあまりないと思います。年末の慌ただしい時期ですが、もしかすると彼女たちにとって後々これが出世作と呼ばれる作品になるかもしれません。もっともコメント欄見る限り、インディーズ時代からのファンには大変不評なようですが…。
70位 ツキクラ「未来のPiece」
新人男性声優グループらしいです。皆さん爽やかでかわいいですね。声の仕事のはずなのに、どんどん男性も女性もルックスが重要視される時代になっています。
73位 X4「キズナ」
メジャー3rdシングル。思いのほか歌唱力とハーモニーで聴かせてくれるバラードナンバーで、結構完成度高いです。なおメインの松下優也は連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演中。