ビルボードでは前作「恋」で相当長い期間1位を取り続けていましたが、オリコンだと今作が初の1位。10ヶ月ぶりのリリースはファンにとって非常に待ち遠しかったと思いますが、「恋」が未だにロングセラーになっているのでもう10ヶ月も経ってたの?という人も多いかもしれません。今作、曲調は「SUN」や「恋」あるいはアルバム『YELLOW DANCER』収録曲とはかなり雰囲気の違うバラードで、どちらかと言うと2010年代前半・ソロとしてフェスに出始めた頃の楽曲に近いかもしれません。ただ家族をテーマにした歌詞だけでなく、ストリングスやバンドの演奏・ゆったりしたリズムから感じられる温かさはやはりこれまでとは違う内容。つまり言うと、更に進化した星野源を楽しめる一曲と評して差し支えなさそうです。それにしても”おげんさんといっしょ”の格好で歌うPV、女装に違和感を全く感じないのはどうしてなのでしょうか…。
3位 祭nine.「嗚呼、夢神輿」
少し前まで男性アイドルシーンは完全にジャニーズ独占状態でしたが、現在はジャニーズ系・スターダスト系・ボイメン系の3つが大きな勢力になっていると考えて良いのでしょうか。ボイメン研究生から選抜されたメンバー7人のユニット・今作がデビュー曲。得意のお祭り系。なおレプロのあの女性グループとは全く関係なさそうです。
5位 DISH//「僕たちがやりました」
で、こちらはスタダ系のイケメンバンド。4年連続5回目の武道館公演、OKAMOTO'Sが楽曲提供しています。カッコ良いですがどこかコミカル。ドラマ『僕たちがやりました』タイアップ、先日の超特急もそうですが、どちらもCX系のテレビドラマ主題歌になっています。
7位 EGOIST「英雄 運命の詩」
アニメ『Fate/Apocrypha』OPテーマ。やはりと言うべきでしょうか、流石の世界観。
20位 フレデリック「かなしいうれしい」
メジャー2ndシングル。アニメ『恋と嘘』OPテーマ。イントロでどことなく中国っぽさを感じるのは前作「オンリーワンダー」と同様。ノリが良くて聴きやすくてライブで盛り上がりそうなのも同様でしょうか。ただコーラスやメロディーで意外と聴かせる楽曲とも言えそうです。
30位 X21「現実から逃げるから現実がツラいんだ」
気がつけば10枚目のシングル、メンバーの中で一番知名度高い吉本実憂の参加は今作がラストだそうです。正統派。
37位 愛乙女☆DOLL「夜明け前、虹が差す」
39位 愛乙女☆DOLL「光のシンフォニー」
2枚同時リリース。どちらもバンド演奏の迫力で聴かせる楽曲。オリコンではどちらもTOP10入りしてますが、7月公開のMVの視聴回数は1万未満。もう少し再生されてもいいと思うのですが…。
47位 9nine「SunSunSunrise」
NHK総合で放送されているアニメ『ザ・リフレクション』EDテーマ。迫力あるトラックで聴かせる楽曲は思いのほかアーティスティック。すごく良いです。今年はキャリア長い女性アイドルグループの凄さを再発見する一年となっていますが、彼女たちもそうなる予感がしてきました。
59位 アース・スター ドリーム「開運!招福!炎天歌」
アース・スター エンターテイメント所属の声優6人ユニット。見ての通りのお祭りソング。同社が手掛けているアニメ『てーきゅう』9期EDテーマ。