2017年11月18日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2017年11月20日付

1位 嵐「Doors〜勇気の軌跡〜」
 通算53枚目のシングルは、櫻井翔主演NTV系ドラマ『先に生まれただけの僕』主題歌。ここ6年は10月にオリジナルアルバムリリースが恒例ですが、その直後にシングルを出すのは初ですね。年内シングル3枚リリースもここ4年続いています。数字も相変わらずCDセールス50万超、安定しています。来年はデビュー20年目、まだまだ大きな変化は訪れないでしょうか。そろそろ1人くらい結婚しても良さそうな雰囲気ですが…。


2位 私立恵比寿中学「シンガロン・シンガソン」

 廣田あいかラストシングルになる今作は、現在最も勢いがあるバンドと言っても過言ではないMrs.GREEN APPLEの大森元貴の楽曲提供。1月に夢みるアドレセンスへ提供していますが、それと比べてもかなり分かりやすい楽曲になっています。ファンシーな雰囲気のPVも面白く、何より憶えやすく自然に口ずさめるサビが素晴らしいです。昨年の「まっすぐ」と比較するとビルボード基準で3〜4倍の数字、やはり間違いなく飛躍の一年でした。それだけに紅白歌合戦出場が叶わなかったのがすごく残念。

8位 Little Glee Monster「OVER」

 一方こちらはめでたく紅白歌合戦初出場。今作は『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』OPテーマということもあって、これまでと比べるとポップ色強め。これだけキラキラしたPVはリトグリにとって初ですね。それにしても彼女たちの楽曲は歌詞のテーマが本当に明確、それでいて歌の上手さが光っているので本当にどの曲も心に響きます。今回は単純な歌の良さは勿論ですが、これまで以上に勢いとパワーを感じるナンバーに仕上がっていますね。

9位 UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」

 今週・来週と2週連続シングルリリース。今作はアニメ『ボールルームへようこそ』OPテーマ。小気味良いステップを踏みたくなるようなリズム感が相変わらず抜群。

11位 THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「100degrees」

 海外の音楽の影響を強く受けているような本格派ナンバー。なんだか日本語より英語の方がしっくりきます。

19位 Uru「奇蹟」

 人気ドラマ『コウノドリ』主題歌。やっぱりこういうタイアップに選ばれる辺り、内部の人はしっかり見ているのだなぁとあらためて実感。聴かせるバラードに一番合うと言っても過言ではない美しい歌声が響きます。Aimer, Uru, Anlyなど今年は女性J-POPソロ、新時代の幕開けの一年になりそうな予感がしますね。

29位 エレファントカシマシ「RESTART」

 デビュー30周年でついに紅白初出場が先日決定しました。今作はタイトル通り原点に帰る意図もあるでしょうか、久々に攻撃的なロックサウンド。ただただカッコ良いです。

54位 Creepy Nuts「メジャーデビュー指南」

 R-指定&DJ松永のユニット・Creepy Nutsのメジャーデビューソング。歌詞もさることながら、何をどうしたらこんなPVを作る発想が生まれるのか、教えて頂きたいです。

72位 ゴールデンボンバー「やんややんやNight〜踊ろよ東京〜」

 47都道府県限定販売シングル、PVとしてアップされているのは東京版らしいです。踊ろよ○○の地名の部分がそれぞれ変わるのだとか。ですのでおそらく47枚全部別集計、順位としては当然そんなに上にいかないという形なのでしょうか。映像で見ると曲の内容が全く頭に入らないくらいに、PVが強烈です。お祭りソングかと思いきや全然そんなことなく、ものすごくメロウなところが鬼龍院さんらしくて何とも。

88位 相坂優歌「ひかり、ひかり」

 アニメ『ネト充のススメ』EDテーマ。尾崎世界観の楽曲提供。尾崎さんも外部への仕事多くなりましたねぇ…。
posted by Kersee at 14:45| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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