(過去のランキング→2014年(1位〜50位)(51位〜100位)・2015年(1位〜50位)(51位〜100位)・2016年)
100位 エレファントカシマシ「RESTART」(2017.11.8)
99位 B'z「声明」(2017.6.14)
98位 山内惠介「愛が信じられないなら」(2017.3.29)
97位 [Alexandros] 「明日、また」(2017.11.29)
96位 宇多田ヒカル「Forevermore」(2017.7.28)
95位 SHISHAMO「メトロ」(2017.2.22)
94位 Mrs.GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」(2017.8.30)
93位 キュウソネコカミ「5RATS」(2017.12.6)
92位 キュウソネコカミ「メンヘラちゃん」(2017.12.6)
91位 あゆみくりかまき「ゴマスリッパー」(2017.4.12)
90位 CHAI「ハイハイあかちゃん」(2017.10.25)
89位 星野 源「Family Song」(2017.8.16)
88位 キュウソネコカミ「NO MORE 劣化実写化」(2017.8.23)
87位 Dragon Ash「Ode to Joy」(2017.5.31)
86位 PASSPO☆「PlayGround」(2017.2.15)
85位 スカート「さよなら!さよなら!」(2017.10.18)
84位 ゲスの極み乙女。「影ソング」(2017.5.10)
83位 私立恵比寿中学「君のままで」(2017.5.31)
82位 欅坂46「不協和音」(2017.4.5)
81位 打首獄門同好会「きのこたけのこ戦争」(2017.1.25)
80位 MONDO GROSSO「TIME」(2017.6.7)
79位 SHISHAMO「ほら、笑ってる」(2017.10.25)
78位 [Alexandros]「SNOW SOUND」(2017.1.4)
77位 AKB48「11月のアンクレット」(2017.11.22)
76位 PASSPO☆「Music Navigation」(2017.2.15)
75位 どうぶつビスケッツ×PPP「ようこそジャパリパークへ」(2017.2.8)
74位 港カヲル「ふたりのSecond party〜港カヲルが神田沙也加に出会った〜」(2017.1.25)
73位 ベッド・イン「Conscious〜闘う女たち〜」(2017.12.6)
72位 私立恵比寿中学「藍色のMonday」(2017.5.31)
71位 Beverly「I need your love」(2017.4.11)
70位 LiSA「LiTTLE DEViL PARADE」(2017.5.24)
69位 CHAI「Sound&Stomach」(2017.3.1)
68位 乃木坂46「いつかできるから今日できる」(2017.10.11)
67位 桑田佳祐「オアシスと果樹園」(2017.8.23)
66位 椎名林檎&トータス松本「目抜き通り」(2017.4.20)
65位 LiSA「ASH」(2017.11.29)
64位 私立恵比寿中学「さよならばいばいまたあした」(2017.5.31)
63位 MONDO GROSSO「ラビリンス feat.満島ひかり」(2017.4.22)
62位 LiSA「だってアタシのヒーロー。」(2017.8.2)
61位 SILENT SIREN「フジヤマディスコ」(2017.3.1)
60位 私立恵比寿中学「EBINOMICS」(2017.11.8)
59位 チームしゃちほこ「なくしもの」(2017.2.22)
58位 Negicco「ともだちがいない!」(2017.7.20)
57位 ベッド・イン「男はアイツだけじゃない」(2017.2.15)
56位 スカート「視界良好」(2017.10.18)
55位 岡崎体育「Horoscope」(2017.6.14)
54位 KANA-BOON「Fighter」(2017.3.1)
53位 水樹奈々「Destiny's Prelude」(2017.7.19)
52位 私立恵比寿中学「コミックガール」(2017.5.31)
51位 Mr.Children「himawari」(2017.7.26)
50位 レキシ「KATOKU」(2017.4.26)
4:3かつアナログVHS感溢れる画質、元ネタも実にハッキリしている80's。音楽性も歌詞にもブレが全くありません。この3年間池ちゃんの楽曲は必ず上位にランクインしています。レキシに限らず提供曲も含めて。
49位 私立恵比寿中学「制服"報連相″ファンク」(2017.5.31)
制服"報連相"ファンク -
何と言ってもこの曲は中山莉子・りったん。松山のワンマンライブで見た彼女のソロver.は極めて思いっきりファンキーでした。彼女の声は歌だけでなく喋りも唯一無二で特徴的、もっとモノマネされて欲しいです。
48位 GLIM SPANKY「美しい棘」(2017.4.12)
ミニアルバム『I STAND ALONE』およびフルアルバム『BIZARRE CARNIVAL』を飾る王道バラード。血と肉を感じさせるような松尾レミのボーカルにこれだけのスケールを感じさせるメロディーを乗せれば、素晴らしい作品になるのはまさしく必然。
47位 岡崎体育「感情のピクセル」(2017.6.14)
急にハードロックで攻めた曲かと思いきや、サビで思いっきりほのぼのする楽曲…と言いつつもよくよく聴くと意外と核心をついた歌詞でもあったり。ただ面白いだけという次元を確実に一歩超えたナンバーに仕上がっています。個人的にはトランシーバーのくだりが好きです。
46位 SHISHAMO「好き好き!」(2017.2.22)
好き好き! -
『SHISHAMO 4』のオープニングを飾る1曲。好きという気持ちが溢れた感情、歌詞だけでなくイントロの音から終始伝わってくる軽快なナンバー。このアルバムはラスト3曲がとにかく圧巻でしたが、「好き好き」から「終わり」「恋」に至る5曲の流れも極めて抜群でした。
45位 関ジャニ∞「今」(2017.6.28)
ジャム(通常盤) - 関ジャニ∞
星野源の友人らしいakira niseが楽曲提供。スマートに等身大に”今”を歌う歌詞と、虹のように鮮やかな7人のボーカルがものすごく素晴らしいです。2010年代のジャニーズ系楽曲を見渡しても間違いなくトップクラスに位置する楽曲ではないでしょうか。
44位 大森靖子「IDOL SONG」(2017.3.15)
アイドルの自己紹介をひたすら歌詞に乗せる楽曲は間違いなく前代未聞でしょう。同時に、アイドルに対する愛と夢とリスペクトも同時に表現しているナンバーでもあります。
43位 赤い公園「闇夜に提灯」(2017.2.15)
ガールズロックと和の融合を思わせるメロディーが秀逸なナンバー。当然この曲リリース時には、ボーカル・佐藤千明の脱退など全く予想していません。
42位 山本 彩「JOKER」(2017.10.4)
この曲も基本に忠実な良い歌詞・良いメロディーに乗せられた歌声が素晴らしいと自然に名曲となるという好例。亀田さんのプロデュースも素晴らしいですが、やっぱりさや姉の歌声が抜群に良いですね。仮にNMB48を今ここで抜けたとしても、10年くらいはシンガーソングライターとして十二分に通用すること間違いなし、そんな気持ちにさせる一曲です。
41位 宇多田ヒカル「あなた」(2017.12.6)
とにかく、聴いていて優しい気持ちになる一曲ですね。大人な雰囲気の深い愛、「First Love」を知っている自分にとっては余計に趣深く聴こえます。
40位 港カヲル「女子力発電おじさん〜私立恵比寿中学に迷いこんだ港カヲル〜」(2017.1.25)
女子力発電おじさん 〜私立恵比寿中学に迷いこんだ港カヲル〜 -
こんなどうしようもない歌詞をノリノリで引き受けてくれるメジャーなアイドルも私立恵比寿中学くらいしかいないでしょう。でもよくよく考えると、エビ中視点から見ればここ数年で一番”学芸会”感が溢れています。ただこの曲を聴くと、時期的に自然にあの時のことを思い出してしまいます…。
39位 CHAI「ボーイズ・セコ・メン」(2017.3.1)
カッコいい男は大抵セコいという偏見に満ち溢れた歌詞に深く共感出来るという、”芸術は爆発だ”を地でいっているようなナンバー。NegiFESで10月に初見初聴という形でしたが、この上ないほどの衝撃を楽曲・演奏とMCから強く感じました。1990年代前半・ガールズロックと渋谷系の狭間をいくようなサウンドも重要なポイント。
38位 チームしゃちほこ「START」(2017.2.22)
2017年はロックミュージシャンによるアイドルへの名曲提供が目立つ年でした。得てして、そういう楽曲は不思議とアイドルへの愛を感じさせるナンバーが多いです。BLUE ENCOUNTの田邉駿一が提供したこの曲もまさしくその一つ。普段から熱い楽曲・ライブが多いブルエンに、しゃちほこもロック色強めで熱さが湧き出ているアイドル。提供が決まった時点で、素晴らしい名曲になるのは必然だったのかもしれません。
37位 大森靖子「ドグマ・マグマ」(2017.3.15)
大森靖子の音楽は、ミュージックというよりアートとした形容した方が相応しいと思う時があります。この曲はまさにその好例ではないでしょうか。
36位 Aimer「ONE」(2017.10.11)
Aimerにとってはバラード以外の新境地を見せた楽曲。勿論バラードも素晴らしいのですが、アップテンポのこの曲もそれに勝るとも劣らないくらい素晴らしかったです。彼女の声質でここまで爽やかさを感じさせるナンバーを聴けるのは、まさしく想像外でした。となると、もういよいよAimerの時代がやってくると断言していいのかもしれません。
35位 DAOKO×米津玄師「打上花火」(2017.8.9)
仮に歌がなくてもものすごく伝わってくる花火の儚さ。映画の評判は『君の名は。』のようにいかなかったようですが、楽曲に関してはそれに勝るとも劣らない評価・売上だったように思います。
34位 山本 彩「愛せよ」(2017.10.4)
愛せよ -
生前の阿久悠の歌詞は勿論ですが、それを最大限に活かしている水野良樹の作曲能力と真剣さを強く感じさせる山本彩の歌声。こういう曲こそまさに、後世に歌い継がれるべきナンバーと声を大にして言いたいくらいの。
33位 ヤバイTシャツ屋さん「ヤバみ」(2017.4.5)
まさかの1番の歌詞、そして意外と本質を突いている言葉の数々。Cメロが特に秀逸。
32位 私立恵比寿中学「HOT UP!!!」(2017.8.26)
HOT UP!!! -
TOTALFAT提供のメロコアソング。大手の女性アイドルグループでこの系統の曲を歌うのはおそらく初、エビ中はこの曲で間違いなくロックファンにも大アピール出来る形になったように思います。ファミえんで見たこの曲のパフォーマンスは、本当にあり得ないくらいカッコ良かったです。
31位 乃木坂46「インフルエンサー」(2017.3.22)
J-POPとラテン系音楽の相性は昔から抜群ですが、メンバーのしなやかな踊りがそれに拍車をかけています。同時にやはりこの曲は語感が抜群に良くて、気がつけばついつい口ずさんでしまいますね。乃木坂46そのものの人気も含めて考えると、まさしく大ヒット曲になるべくして大ヒット曲になったナンバーと断言できます。
30位 SHISHAMO「きっとあの漫画のせい」(2017.2.22)
きっとあの漫画のせい -
2016年秋のツアータイトルにも入っていたこの曲、フェスでも聴く機会が多かったです。ついつい口ずさみたくなるメロディー、共感できる歌詞、何よりラストサビ前の乾いた笑い。気がつけば何度も繰り返し再生した楽曲にもなっていました。
29位 Perfume「TOKYO GIRL」(2017.2.15)
編曲を変えれば間違いなく王道バラードになる一曲ですが、中田ヤスタカならではの編曲と映像美で見事にPerfume色に染め上げられているナンバーですね。まさしくこのチームならではの最高の仕事と言えるでしょう。
28位 Base Ball Bear「すべては君のせいで」(2017.4.12)
3人体制初となるアルバム『光源』のリードトラック。小気味良いステップを踏みたくなるリズムも、本田翼を中心に据えたPVも素晴らしいですがやっぱりこの曲も歌詞。”君”という対象をここまで魅力的な存在に妄想したくなる楽曲も大変珍しいのではないでしょうか。
27位 赤い公園「カメレオン」(2017.8.23)
イントロの管楽器から完全に心を掴まれた楽曲です。ものすごくカッコ良い曲ですが、PVで見ると更に魅力が何倍にも増します。
26位 ゲスの極み乙女。「シアワセ林檎」(2017.5.10)
音楽家は自らの経験を糧にしてより優れた芸術作品を作る、これはおそらくクラシックの時代からおそらくずっと。歌詞もそうですが、各楽器の音の入れ方全てが魅力的。
25位 SHISHAMO「音楽室は秘密基地」(2017.2.22)
音楽室は秘密基地 -
ストーリー性のある歌詞は説得力があるというより、実際に似たような経験が学生時代にあったという人も相当数いそうな内容。好きな先生が突然他の学校に行ってしまうという経験は自分にもあったので、共感度は半端なく高いです。聴くたびに少し泣いてしまいそうになる一曲。
24位 SHISHAMO「魔法のように」(2017.2.22)
女性が歌うからこそ男性にも強く共感できる女性賛歌。2000年代生まれの全ての女性のテーマソングになって欲しいナンバーですね。
23位 私立恵比寿中学「シンガロン・シンガソン」(2017.11.8)
ポップでファンシー、Mrs.GREEN APPLEの大森元貴提供の楽曲も相性バッチリ。廣田あいかにとってはエビ中ラストシングルになりますが、卒業ライブ後に聴くとこの前向きさがものすごく彼女らしい楽曲とも感じるわけです。
22位 KANA-BOON「バトンロード」(2017.7.12)
高速ビートが印象的だった数年前とはまた違った魅力を感じさせる名曲。個人的に、誰かの肩を押してくれるような応援歌は本当に聴くたび泣きたくなるほど大好きなジャンルです。
21位 Perfume「If you wanna」(2017.8.29)
もっとも無駄のない3分間を感じさせる一曲。音の作り込み方が今更ながら半端ないです。個人的には星野源との対バンライブで弾き語りバージョンを聴けたのも高ポイント。
20位 平井 堅「ノンフィクション」(2017.5.14)
2017年は、他のどの年よりも”生”という文字が浮き彫りになる楽曲が多かったように思います。そういう意味ではこの曲は、完全に2017年を象徴する一曲だったと断言して良いです。
19位 Negicco「くちびるにメロディ」(2017.7.20)
くちびるにメロディ -
Negiccoを長年見続けているプロデューサー・Connieさんだからこそ書ける一曲。Negiccoの3人に贈った一曲であると同時に、3人がファンに向けてプレゼントしているかのようなナンバーでもあります。楽曲が聴く側に寄り添ってくれるような、そんな気持ちにさせてくれるような楽曲も滅多にないような気がしますね。
18位 桑田佳祐「若い広場」(2017.8.23)
1960年代を思わせる雰囲気は、リアルタイムに生きた世代としてあるいはその親世代から聞いた話も含めて。それを今の若い世代にも共有することで21世紀の新しい音楽として表現されたという形に。”桑田佳祐渾身の一作”というキャッチフレーズが、年を経た分「月」や「白い恋人達」などと比べても驚くくらいにしっくりきます。
17位 欅坂46「風に吹かれても」(2017.10.25)
"That's the way"という表現も実は70'sの名曲オマージュだったりしますが、形を変えて進化した形がこの曲なのだと思います。そして、その言葉が必要以上に重く響いて聴こえるのも欅坂46らしいと感じる最近。
16位 LiSA「Catch the Moment」(2017.2.15)
旋律の作り方・音の入れ方も凄まじいですが何よりLiSAのダイナミックかつ色気も感じさせる歌声。上半期で繰り返し聴いた回数が非常に多かった一曲です。
15位 DAOKO×岡村靖幸「ステップアップLOVE」(2017.10.18)
親子ほどの年齢が離れたコラボですが、ここまで年齢差を感じさせないのも滅多にないと思います。岡村ちゃんが作るトラックがそもそも若々しく、またそこに完璧に溶け込んでいるDAOKOのラップも凄まじ過ぎます。アーティスト同士のコラボは21世紀に入ってからも色々ありますが、今のところ確実に今世紀TOP5には入るのではないでしょうか。
14位 ヤバイTシャツ屋さん「ハッピーウェディング前ソング」(2017.9.20)
ウェディングソングも数あれど、ここまで結婚式で使えないウェディングソングは史上初ではないでしょうか。”ノリで入籍してみたらええやん””後のことは責任とらんけど””きっと2年以内に別れるけど”、彼らには「21世紀の無責任バンド」という称号を勝手に贈りたい心境です。
13位 私立恵比寿中学「春の嵐」(2017.5.31)
春の嵐 -
春の嵐というスピード感と儚さを見事に表現した作品。真山りかのソロが鳥肌モノ。
12位 私立恵比寿中学「紅の詩」(2017.5.31)
紅の詩 -
過去に「ハイタテキ!」を提供したことのあるTAKUYAのエビ中に対する愛も感動的ですが、この曲もボーカルが素晴らしいです。特に柏木ひなたソロver.は完璧な内容。声量・フレージングどれを取っても同年代の女性ボーカルでトップクラスと断言して良いのではないでしょうか。
11位 赤い公園「journey」(2017.6.21)
佐藤千明・ラストの絶唱。この曲にはその一言で十分。
10位 BiSH「プロミスザスター」(2017.3.22)
2017年のアイドル楽曲大賞ではこの曲がブッチギリ1位でした。聴けば聴くほどにスケール感が何段もグレードアップしていくような壮大な楽曲、何よりリードボーカルのアイナ・ジ・エンドの絶唱。こういった熱い想いがたぎる楽曲が評価されるのは大変素晴らしいことであるとともに、もっともっと広く世間に知れ渡って欲しいという気持ちも強く持たせてくれるナンバーだったように思います。
9位 私立恵比寿中学「感情電車」(2017.5.31)
優しさに溢れた楽曲。これはたむらぱんのライティング能力と、小林歌穂の歌声と人となりによるものが非常に大きいと思います。それと同時にPVからは、8人の絆を極めて強く感じさせます…。
8位 Negicco「愛は光」(2017.7.20)
結成15年目、もうアイドルとして以前に一つのグループとして大変長い活動期間になっています。3人の綺麗な歌声を最大限に活かしたキリンジ・堀込高樹提供のこの曲も感動モノ。サビの歌詞に込められているNegiccoの象徴とも言える優しさと奥ゆかしさ。「くちびるにメロディ」もそうですが、この曲もまた3人にとってのプレゼントであると同時に、3人のファンへのプレゼントでもあるナンバーではないかと思います。
7位 BiSH「My landscape」(2017.11.4)
この曲から見える先の世界は、おそらくPerfumeやBABYMETALが歩んだ道に近いのではないかと思う今日この頃。もうそういうオーラを映像から感じるようになってきました。平成から年号が変わる頃には、本当にBiSHの時代が訪れるのかもしれません。バンドでもアニメ系でも、これだけのスケール感を出せる女性アーティストはハッキリ言ってほとんどいません。凄いです。時代のはじまりを強く感じさせる2017年屈指の名曲。
6位 SHISHAMO「BYE BYE」(2017.8.2)
個人的な持論として、名曲の次に発表される楽曲の内容がその先のアーティストが続くかどうか判断の分かれ目になるというものがあります。アルバム『SHISHAMO 4』に続くシングルとして発表された楽曲はもうイントロのベースの時点で満点の出来。ガールズバンドでここまで”静””クール”のカッコ良さを出せる曲は初めて聴きました。おそらく今年も来年もその先もしばらくは、ガールズバンド代表ひいてはJ-POPの代表的存在として活躍するはずです。
5位 CHAI「N.E.O.」(2017.10.11)
このクオリティーは、完全にメジャーデビュー前のバンドのそれではありません。メッセージ性もハッキリしていて、サビはCMにも流用できる内容で曲中の変化も自由自在。チャットモンチーの「シャングリラ」、SHISHAMOの「君と夏フェス」などと同様、おそらくバンド活動中はずっと彼女たちの代名詞としてライブで演奏される楽曲になることでしょう。おそらく2017年が終わり、2018年1月現在よりも数年後により価値のあるナンバーとなるのではないでしょうか。
4位 私立恵比寿中学「なないろ」(2017.5.31)
ダブルやトリプルどころではない、「なないろ」に込められたメンバーとファミリーの想い。それが昇華した楽曲が、きっとこの曲なのだろうと思います。
3位 ベイビーレイズJAPAN「僕らはここにいる」(2017.9.20)
2017年に足を運んだワンマンライブ、一番の凄味を感じたのは実を言うとNegiccoでもエビ中でもなくベビレだったりします。あの「夜明けBrand New Days」を歌った後に、更にエモーショナルなこの曲を全力でパフォーマンスした光景は死ぬまでずっと忘れられないと思います。熱い歌声をライブで聴くたびに感動して涙を流してしまう存在は、自分の中ではベビレのセンター・林愛夏だけです。
2位 私立恵比寿中学「YELL」(2017.8.26)
年間ベスト100曲中14曲(客演含む)もランクインというのはおそらく今後もまずないと思われます。その中で一番好きだったのは「なないろ」でも「感情電車」でも「シンガロン・シンガソン」でもなく、配信シングル『FAMIEN'17 e.p.』収録のこの曲。立命館大学応援ソングとして作られた楽曲は非常に分かりやすい構成で口ずさみやすく、歌詞も学生だけでなく全ての人を勇気づけてくれるような内容。路線は「スーパーヒーロー」「まっすぐ」にも近いですが、アップテンポでアイドルらしく踊る楽曲だからこそより価値があるようにも感じます。
1位 SHISHAMO「明日も」(2017.2.22)
もうこの曲は、1年に1曲どころか数年に1曲しか聴けないような領域の楽曲ではないかと思います。イントロ始まった1秒で名曲だと確信出来ましたが、更に進めていくと数十秒あるいは数秒単位で詰まりまくっている聴きどころ。私の人生のバイブルになっている楽曲は中学生の時に聴いたMr.Childrenの「終わりなき旅」ですが、あと20歳若かったら間違いなくこの曲がその存在になっていたことでしょう。人生で道に迷った時、辛い気持ちになった時。この曲がその手がかりの一つに十分なり得るのではないかと思います。日本で一番見る人の多い歌番組・NHK紅白歌合戦で歌われたのは大変嬉しい出来事でしたが、また更にあらためて多くの人にこの曲が届いて欲しいと、切に願うところです。
以上です。パフォーマンスやメロディー・編曲以上にこれほど歌詞に感銘を受けた楽曲が上位に入る年は過去なかったかもしれません。なおYoutubeの方では、2017年 Best Japan Songs 100としてプレイリストを作りました。公式PVがある楽曲のみ集めたので、このブログで100位以下の楽曲も載せています。もし良ければ是非再生して頂ければと思っているところです。