デビュー20周年ですが、相変わらずチャートでは強くて堂々の1位獲得。振り返ると、「硝子の少年」でファンになった女子中高生は20年経つと30代中盤〜後半、結婚して子どもがいてもおかしくない年。もっと言うと芸能界デビューはそれよりも結構前なので、そうなると40代の人も多くなります。ファン傾向としては男性より女性の方が、時流によって多方面に応援する人より一途にずっと深く応援するタイプが多いように思います(あくまで個人の印象です)。そう考えると現在のKinKi Kids、もちろん20年の間に新しくファンになった人も多いとは思いますが、それ以上に長く強く愛し続けているファンが目立っているような気がします。実際のライブのファン層はどんなものなんでしょうか。
2位 PANDORA feat. Beverly「Be The One」
CDリリースの売上も集計に入りました。仮面ライダー主題歌としては昨年の三浦大知「EXCITE」同様、話題になっています。小室哲哉引退の報道も相俟って考えると、この曲も年末まで話題の一曲として取り上げられる可能性が高くなりそうです。
6位 JUJU「東京」
映画『祈りの幕が下りる時』主題歌。イメージ通りのバラード、安定。
8位 HIROOMI TOSAKA feat. CRAZYBOY「LUXE feat. Afrojack」
先々週の今市隆二に続く形で配信リリース。もっともCRAZYBOYは言ってしまうとELLYなので、ソロというよりはユニットに近い形。クラブ系ヒップホップ色の強いこの曲は、本体の三代目J Soul Brothersとは違う味があります。
14位 和楽器バンド「雪影ぼうし」
まず曲のテーマがこのバンドとよく合ってますよね。和楽器バンド的な観点で言うと大変ストレートなナンバー、ですので完成度は極めて高いです。今季を代表するウィンターソングと言って良いのではないでしょうか。
15位 亜咲花「SHINY DAYS」
高校生アニソンシンガー亜咲花の4thシングル。アニメ『ゆるキャン△』OPテーマ。ポップな雰囲気の楽曲は、最近だとLittle Glee Monsterが歌いそうなイメージの内容。セールスのデータはCDより配信の方が圧倒的に高め。
23位 KEYTALK「ロトカ・ヴォルテラ」
演奏の技巧が光る歌謡曲系ロック。デビューから期間が経ったからこそ余計に光るナンバー、元々メロディーセンスが際立っていたバンドなのでよりしっくりくる作品です。
24位 ゲスの極み乙女。「戦ってしまうよ」
PVの内容のせいか、いつもより妙にポップに聴こえる不思議。高速系ビートにモダンなピアノアレンジ、相変わらず編曲の巧さが光っています。
26位 FLOW×GRANRODEO「Howling」
「7-seven-」以来約3年ぶりのタッグ。ものすごくストレートなバンドロックがカッコ良いです。
30位 清水翔太「Good Life」
エフェクトもしっかり入るヒップホップ系バラード。ちなみに2016年のシングル「My Boo」も33位にランクイン。
34位 THE HOOPERS「ヴァンパイアキス」
風男塾というよりは、宝塚歌劇団の男役が集まったイメージのPV。やっぱり薔薇を見るとそういう印象で見てしまいます。
41位 O×T「GO CRY GO」
こちらもオーイシマサヨシとTom-H@ckのタッグユニット。ストレートなバンドロックは、実はこういったアニソン方面が一番多いのかもしれません。
47位 佐々木恵梨「ふゆびより」
『ゆるキャン△』EDテーマ、OPテーマと同時発売で勿論レーベルも同じ。自ら作詞作曲を手掛けた淡く聴かせるバラード、歌声もここ最近の女性ソロで多い傾向になりつつある弦楽器系。
50位 鈴木みのり「FEELING AROUND」
アニメ『ラーメン大好き小泉さん』OPテーマですが、PVがそっちに寄せる作品は意外とあまりないような気がします。『マクロスΔ』のワルキューレ、フレイア・ヴィオン役の声優で本人名義のソロ曲は今作が初。フレデリックのメンバーが楽曲提供しています。
58位 UNISON SQUARE GARDEN「君の瞳に恋してない」
アルバム『MODE MOOD MODE』のリードナンバー。タイトル、裏拍のリズムに代表されるポップ性が大変抜群。アルバムを聴くのが非常に楽しみになる見事な楽曲です。
73位 Stella☆Beats「冬、マスカレード」
思いっきりアーティスティック方面に寄せたウィンターバラード。アイドルというよりダンスユニット、と言いたくなるようなナンバーです。
86位 the peggies「ネバーランド」
今年の音楽シーンはガールズバンドが非常に鍵を握ると個人的には占っていますが、彼女たちはどうでしょうか。ミニアルバム『super boy! super girl!!』収録のこの曲は、思いのほかクールかつ強め。ものすごくカッコ良い楽曲に仕上がっています。ソニーらしいとも言えますが、ロックとポップのバランスも非常にとれている印象もありますね。yonigeにCHAIにяEAL辺りも注目ですが、彼女たちも今後は間違いなく目を離せない存在になりそうです。おそらく今年のロックフェスはかなり多く呼ばれるのではないでしょうか。