2018年03月04日

Billboard JAPAN発新曲レビュー・2018年3月5日付

1位 嵐「Find The Answer」
 TBS系ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON U』主題歌。好評を得て続編も作られている作品だけあって、曲に触れる人はやはり多いのではないでしょうか。通算54枚目のシングル、オリコンでは50作目の1位獲得。これはB'zを超える新記録だそうです。配信メインに移行する可能性が極めて低い関係上、記録はまだまだ伸びそうな感じがしますね。

2位 米津玄師「Lemon」

 今週も配信で圧倒的な差をつけて総合2位。YoutubeでPVが解禁されました。スケールの大きいバラードは、いよいよトップアーティストにまで登り詰めたオーラが身についたというべきでしょうか。メロディーの美しさが特に際立っていて、タイアップも含めてまさに売れるべくして売れる楽曲と言って良さそうです。

3位 つばきファクトリー「低温火傷」

 歌謡曲テイストの王道系。恋愛をそれに例える歌詞も含めて、直球勝負の潔さを感じる楽曲とでも言いましょうか。

5位 EXILE THE SECOND「アカシア」

 3月28日リリースのアルバム『Highway Star』の先行シングル。セクシーなダンスナンバー、という印象です。

6位 Aimer「Ref:rain」

 ノイタミナ枠のアニメ『恋は雨上がりのように』EDテーマ。歌声だけでなく力強いバンド演奏も耳に残るバラード。

11位 GANG PARADE「BREAKING THE ROAD」

 BiSHの躍進もあるでしょうか、同事務所所属の彼女たちも相当CDセールスを伸ばしてます。楽曲はまさしくメロコアバンドそのものの内容で、疾走感満点。ストレートにカッコ良いナンバーに仕上がってます。

12位 DISH//「勝手にMY SOUL」

 アニメ『銀魂』OPテーマ。バンドとしてのカッコ良さとアイドルらしいカッコ良さが両立していますね。昨年の「僕たちがやりました」から更に人気が伸びれば一気にEBiDANの出世頭になりますが、どこまでいけるでしょうか。この曲きっかけに興味を持つ人も多くなりそうな、良い内容に仕上がっているように感じるナンバーです。

14位 RADWIMPS「Mountain Top」

 映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』主題歌。全英語詞、ダウナーなバラードなので一般ウケはセールスを見る限りしていない模様。ですが個人的には、これでこそラッドという印象もあります。

20位 くるり「その線は水平線」

 ここ最近は映像・音楽両面で凝った作品が多かった印象ですが、今作は出だしの頃のくるりを思わせる正統派ロック。原点回帰と言っても良いでしょうか、懐かしくも新しい作品に仕上がっています。

37位 ゴスペラーズ「ヒカリ」

 こちらも原点回帰、というわけではないですが「永遠に」「ひとり」などの時期を思い出させるバラード。15年くらい前にもうなりますが、歌声の美しさは全然変わらないですね。今年のJ-POPは21世紀初期が回顧される傾向が強くなるのかもしれません。

47位 田村ゆかり「恋は天使のチャイムから」

 レーベル移籍などを経て、シングルリリースは約3年ぶりと実に久々。楽曲に関してはこれまでと同様、彼女らしさに溢れた内容に仕上がっているようです。

63位 東京スカパラダイスオーケストラ「ちえのわ feat.峯田和伸」

 スカパラボーカルシリーズで一番クセの強いボーカルかもしれないですね。サビよりも抑え気味の演奏になる最初のAメロBメロが聴きどころかもしれません。


posted by Kersee at 13:16| Comment(0) | Billboard JAPAN発新曲レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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